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実は、30歳以上の人が歯を失う最大の原因は虫歯ではなく、歯周病です

2018-01-29 14:26:55 | 日記
自分では気づかない軽度のものを含めると、成人の8割以上の方がかかっているといわれています。歯周病に好発年齢はありませんが、加齢とともに唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥し、歯周病菌が増えるのに適している環境へと変化していきます。

また、歯周病はサイレンディジーズとも言われ、ひどくなるまで自覚症状が少ないのが特徴です。大切な歯を一本でも多く残すために、早期発見、治療、予防が大切です。歯周病はお口の中だけの病気と思われがちですが、全身に様々な悪影響を及ぼすことが昨今わかってきました。
歯科材料
歯周病菌は毒素や炎症性物質を大量に放出します。こうした有害物質が血流に乗り、全身に流れ、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの血管障害を起こす危険性を高めます。また糖尿病を悪化させることも…。妊娠時に歯周病を放置すると、早産や低体重児出産のリスクが増加するとも言われています。予防や早期発見、早期治療を心がけ、お口の中だけではなく、多くの病気から自分の体を守りましょう。

基本治療
歯周病の進行の程度にかかわらず、初めに行われるべき治療が歯周基本治療です。原因である歯垢の除去および歯石の除去、歯の根の面の滑択化、ぐらぐらする歯の咬み合わせの調整などです。歯垢の除去をプラークコントロールといい、そのほとんどはご自宅でのセルフチェックとなります。
超音波スケーラー
場合によっては、歯科医院で器械的に行うこともあります。
スケーリングは歯の表面や根の表面の歯垢歯石を器械で取除く事です。ルートプレーニングは歯の表面がざらざらしたり、歯石で満たされていたり、毒素や微生物で汚染された表層を除去する方法で、多くの場合スケーリングと同時に行われます。

また、歯周病の進行に伴い歯は動いてきますが、動いている歯で噛むとさらに負担が増すため、その負担を軽くするために歯を削るなどして咬み合わせの調整を行います。それでもぐらぐらして噛みづらい場合は歯科用の接着剤で隣の歯と接着し、ぐらぐらを抑えていきます。これら基本治療により歯周組織が改善され、ポケットの深さが浅く(2~3mm)維持されればメインテナンス(定期検診)に移行します。

治療などで一度でも削ってしまった歯は、二度と元の健康な歯には戻りません

2018-01-26 14:52:52 | 日記
何歳になっても、自分の歯を失うことなく、笑顔で快適に過ごしたいですよね。そのためには、痛くなってから歯を「治療」するのではなく、痛くなる前、つまり治療が必要な状態にしないために「予防」することが大切なのです。

プロが行う「歯のクリーニング(PMTC)」
歯を美しくしても、キレイにしても、日常のケアによって、歯の健康は左右されます。
そこで、プロによる「歯のクリーニング」を定期的に行うことをオススメ致します。
歯のクリーニングは、「PMTC」とも呼ばれ、プロが専用の機械を使って歯をクリーニングすることを指します。
歯科用マイクロスコープ
まず、お口の中の状態をチェックし、必要があればまず歯石を取ります。そして、歯ブラシが届きにくい歯の間や歯ぐきの中やキワなど、柔らかなラバーブラシで、隅々まで汚れを除去します。処置終了後、お口の中はサッパリして爽快感を味わえます。歯のクリーニングも定期的に行うことにより、お口の中の健康を保つことができます。

生活習慣の指導
虫歯や歯周病などのお口のトラブルは、生活習慣に大きな影響を受けて発症します。食事や歯みがきのタイミング、喫煙の有無など、生活習慣を伺い問題がある場合には指導を行います。

TBI
Teeth Brushing Instructionの略であり、正しい歯みがき方法の指導のことを指します。予防の基本となる歯みがきを毎日正しく継続するために、歯科衛生士が一人ひとりに合った方法を指導します。しっかり覚えて、セルフケアを効果的に行いましょう。
ハンドピース
生活習慣指導
虫歯や歯周病は、普段の食事・睡眠・飲酒・喫煙・運動といった生活習慣と密接なかかわりがあります。食生活や生活習慣の乱れを改善することによって虫歯や歯周病を予防し、健康な口内環境の維持につなげます。

虫歯や歯周病になってから通うものと考えられている方も多い歯科医院。

2018-01-26 14:10:30 | 日記
しかしそれでは歯の健康は手にできません。なぜなら虫歯も歯周病もなりはじめには自覚症状がほとんどなく、気づいた時にはかなり進行してしまっているケースが多いからです。虫歯の治療は歯を削ってインレーやクラウンをすることがほとんどですが、できることなら自分の歯は削りたくないもの。
超音波スケーラー
そのためには、虫歯になる前の予防処置が重要です。また、歯周病を招く細菌は、お口の中だけに留まらず、心臓病や糖尿病、脳梗塞などを引き起こすリスクも持っています。つまり、「予防歯科でお口を守ること」は「全身の健康を守ること」ともいえるのです。歯の健康への意識を一度見直し、予防歯科を積極的に受けることが大切です。

TBI
患者様の歯並びやお口の状態は一人ひとり異なります。またブラッシングのクセもあります。ブラッシング指導ではお口の中の汚れのたまっている部位をチェックし、その部位を中心に汚れを落とせるような歯ブラシの持ち方や動かし方をアドバイスします。また歯ブラシだけでなくデンタルロスや歯間ブラシの選び方や使い方もご説明しますので、毎日のセルフケアに役立ててください。

PMTC
毎日のブラッシングではなかなか落としきれない歯と歯の間や歯と歯ぐきの溝のプラークや歯石を取り除くための歯科スタッフによる専門器具を用いた歯のクリーニング処置です。歯面をなめらかにみがいたあとの仕上げのフッ素塗布で、歯質を強化し汚れの再付着を防ぎます。
エアーモーター
生活指導
歯周病は感染症のひとつであり生活習慣病のひとつだと考えられています。睡眠不足や過度のストレス、病気による免疫力の低下により発症や悪化のリスクが高まってしまうのです。また喫煙も大敵です。血流障害が起こりやすいので歯周病の悪化を促してしまいます。毎日の口腔ケアの習慣や食習慣などを含めた生活習慣をお伺いし、歯周病予防につながるアドバイスをいたします。

虫歯になりますところ

2018-01-25 14:26:40 | 日記
虫歯の進行
C1
歯の表面はエナメル質で覆われており、虫歯はまずエナメル質に発生します。エナメル質が虫歯になると、光沢がなくなり白っぽくザラザラした感じになります。虫歯は上の歯と下の歯の噛み合せの部分や、歯と歯の間などに発生しやすく、この段階ではまだほとんど痛みはありません。

C2
エナメル質の内側には象牙質がありますが、虫歯が象牙質まで進むと虫歯の部分が黒く見え、冷たいものや熱いものを食べた時に歯が痛むことがあります。
電気歯髄診断器
C3
象牙質の内側には、神経や血管が密集した歯髄がありますが、虫歯がさらに進行して歯の神経まで虫歯菌に感染してしまう歯髄炎を起こし、歯がひどく痛み出します。こうなると、虫歯になった部分の歯を削るだけでなく、歯髄まで取らなくてはなりません。この段階まで進むと治療が終わるまで時間がかかるうえ、歯髄を取ると歯がもろくなってしまいます。

C4
虫歯によって歯の上の部分がほとんど溶けてしまい、歯の根に当たる歯根まで虫歯が進行した状態を残根といいます。このような歯の根だけ残った部分の先端、すなわち歯槽骨(しそうこつ)の中に膿の袋ができることがあります。この膿の袋が炎症となり、腫れを起こします。ここまで進むと歯を抜かざるをえなくなる場合が多くなります。
エアーモーター
虫歯になりますところ
歯と歯の間(歯間)
歯ブラシがしにくい歯と歯の間はデンタルフロスや歯ブラシを使用して、汚れを取り除くようにしましょう。
奥歯
歯ブラシが届きにくい場所は、虫歯になる事が多いです。しっかりと磨けるようにブラッシングを行いましょう。
歯並びが悪い
歯並びが整っている方よりも、歯並びが悪いと凹凸ができ磨き残しが多くなります。
ブラッシング指導を受け、磨き残しが多い箇所を把握し、丁寧な歯磨きを心がけましょう。

一度削ってしまった歯は二度と元の歯と同じ状態に戻すことはできません

2018-01-25 13:50:50 | 日記
むしろ、一度治療した歯は虫歯が再発しやすく、実際、成人の約7~8割の方が再治療のために来院されています。後戻りできない状況を招く前に、予防をして治療不要の健康的なお口をキープしましょう。

歯科先進国である欧米では、予防のために歯医者に通う習慣が根付いており、日本人と比較しても高齢者の残存歯数に顕著な違いが見られます。その流れを受け、かつて歯医者は「歯が悪くなってから通うところ」「歯の治療で通うところ」という風に考えられていた日本でも、歯科医院は「予防のために通うところ」という認識が高まってきています。
オートクレーブ
いつまでも自分の歯を健康に残せます
予防でもっとも効果を発揮するのが、専門家によるクリーニングです。毎日のブラッシングでの磨き残しをカバーすることができます。定期的に受けることで虫歯や歯周病になりにくい口腔内環境を作り、自分の天然歯を末永く残すことにつながります。

早期発見が可能になります
定期的にプロの厳しい視点でお口の中をチェックすることで、患者様自身も気づかないお口のトラブルの予兆をしっかり察知することができます。

ダメージ(負担)の少ない治療が可能になります
虫歯や歯周病が早期発見できれば、治療は簡単なもので済みます。痛み(身体的負担)がほとんどなく、治療にかかる時間や費用の負担も大きく抑えられます。
超音波スケーラー
医療費を抑えることができます
体全体の健康に大きく影響する歯の定期検診を受けて、普段からケアすることによって生涯にかかる医療費を抑えることができます。

さまざまな負担が予防で軽減できます

歯を失ったら、入れ歯やインプラント治療などで失った歯の機能を補う必要があります。しかし、入れ歯を入れた場合には噛む機能をほとんど回復できず、インプラント治療の場合でもご自分の歯の噛む機能の約8割程度しか回復できません。やはりご自分の歯に勝るものはないのです。また、それまでには治療費や治療期間などの負担のほかに、精神的負担もしいられることになります。

一方、予防がしっかりできていれば、歯を失うリスクを大きく低減できるだけでなく、治療にあたっての負担も負わずに済むのです。余計な負担を負わないためにも、予防に積極的に取り組み自分の歯を維持しましょう。