先週の水曜から愛媛に帰ってました。
小学校からの親友の結婚式。
泣いたね。宮崎出発前から泣いたね。
そう、あの大寒波襲来の日。
何日も前から、天気予報ばかり気にするダンナと、
大奥最終回のビデオの予約ばかり気にする私。
四駆でもなんでもない、
旧式、タイヤ溝無しのマーチでの帰省。
愛媛、天気は大雪。
さすがに、のんきな私も雪山は不安なので、
焦って出発前日の夜オートバックスに行く。
そこで迷子の子を見つけ、手を引きながら親を捜していると、
それを見つけた親が、いきなり子どもを奪う。
「いえ、私、一緒にあなたを探してただけです・・・」
物騒な世の中。
そんな、誘拐と間違われた夫婦は、
「クイックチェーン」という、心惹かれる名前のチェーンを購入。
雪ひとつ降っていない、真っ暗な夜の宮崎市の某駐車場で、
チェーンを巻く練習をする夫婦。
あやしい・・・。
チェーンを巻くのが初めてのダンナ。
なぜかコンクリの駐車場で、タイヤに絡みついたチェーン。
それをとるのに、20分。
全然クイックじゃないし!
雪山・・・不安やね・・・、と心の底から言いながら、
そのたった一回の練習を最後に、出発。
大分県の山越えで、吹雪に遭う。
ワイパーの意味なし。
ダンナ、びびってハイライトにするものの、
さらに雪が光ってフロントガラスが真っ白に。
そんな状態でも、なんとか臼杵港到着。
「今日は乗船客多いですから、甲板まで車をあげてください」
と言われ、急斜面の甲板に上がったマーチ号。
2時間の船の旅を終え、甲板に出てみると、
甲板にはたった2台。
しかも、下の車庫にも車は数えるほど。
そういえば、船内、ほとんど貸し切りだったような・・・。
すっかり騙され、寒そうにポツンと待ってたマーチ号。
かわいそうに・・・。
ニュースを聞くと、
私たちが乗った船以降は、海大荒れのため次の日まで全て欠航。
またしても苦難を乗り越えた模様。
船を下りると別世界。なんだ、ここは日本か??と思う風景が広がる。
真っ白な道路のかすかな「わだち」を運転する私。
そう。雪の所は私が運転なのです。
船の中で寝過ぎて目が充血したダンナ。
おやつを大量に食べて船酔いしたダンナを助手席に乗せ、
9歳年下の幼な妻が雪山を運転なのです。
おっと、この「わだち」は対向車線のわだちですか!
あぶないあぶない。
後ろからも、あおられつつ、10キロ前後のノロノロ運転。
幸いにも、高速が通れたので、
意外にも宮崎を出発してから9時間半で到着。
クイックチェーンの出番も無し!
無事に実家に到着した次第でございます。
おかげさまで結婚式にも無事に出席。
誰も聞いていない友人代表スピーチで、
読む前から号泣。
式前、おばちゃんに挨拶いったときから泣いていた私。
よかった。本当におめでとう。なんだか親心なのです。
小学校から一緒で、中学ではテニスのペアを組み、
高校も3年間、クラスが一緒。
黙ってたら芸能人ばりに美人の花ヨメは、
結婚式の間中、マイクを離さず、
失言をした新郎を睨み付けること数回。
感動で号泣する新郎を尻目に、
すっかり力関係を示したのでございます。
なぜかうちのダンナも式に出席。
ビデオを撮っていたのにも関わらず、
テーブルで1人だけ、コース料理をすべて平らげる。
私の料理まで平らげ、気がつくと焼酎お願いします、と頼んでる。
二次会では、ゲームのため、くじ引きでチームわけ。
今日は私、指輪もしてないし、
さ、ここからが本番だわ!と意気込んだにも関わらず、
隣のダンナのくじにも、同じチームの名前が。
またか・・・。
ギャル達と同じテーブルに座った私たち。
なぜか焼酎ロックを一気飲み連発で、男気を見せるダンナ。
いや、誰も頼んでませんから。あなた、関係ありませんから。
そして、ギャル達に聞く。
「僕、いくつに見える?」
うう、寒い。綾マラソン、1人で応援するくらい寒い。
そんな、よっぱらいだらけの2次会。
ゲームの景品は、新郎新婦の額入り写真、そして夫婦写真入りのTシャツ。
そして、青汁。勝ったのに青汁。
3位をとった私たちのチームは、見事新郎新婦の額入り写真をGET!
いらんし・・・。
飲んだ飲んだ、笑った笑ったの結婚式。
とにかく楽しかった~。
ま、そんなわけで、今回の目的、結婚式が無事終わりました。
あーみ、よっくん、幸せになってください。
楽しい式をありがとう。
長いのに、読んでくれた人、ありがとう。