気まぐれ日記

カメラを持って、花を主とした写真を撮っています

枳殻邸または「渉成園」 11月13日(6)

2017年11月28日 | はな

最後は番外。

観光バスのルートには含まれていません。

今年の京都観光二日目も全コースを終え、バスは京都駅へと向かいます。

まだ3時にもなっていない時間です。

ガイドさんの挨拶も終えたところで、乗客よりガイドさんに質問がありました。

少し時間があるのですが、何処へ行けば宜しいでしょうか、と。

ガイドさんからは、「夕方の金閣は素晴らしいけれど、枳穀邸(きこくてい)を推薦します」とお勧めがありました。

京都駅からでも徒歩で、せいぜい十分くらいの距離になります。

何年のことだったかどうしても思い出せないのですが、ここはかつて見学した記憶はあります。

私も乗車時間まで3時間以上あったので、枳穀邸へと向かいました。

正門は、このような構えとなっています。

 

皆様はこの「枳穀」という言葉をご存じでしょうか?

「枳穀」とは「からたち」のことです。

「からたち」で変換すると、搭載辞書にもよりますが、多分「枳穀」を見ることが出来ると思います。

この枳穀邸は東本願寺別邸で、東本願寺より歩いて数分というすぐ側にあります。

この枳穀邸では、入園料とは言わず、庭園維持寄付金と言っています。

その所為でしょうが、寄付金に、26ページにも及ぶ立派なガイドブックが手渡されます。

どこのお寺でも渡される、ペラペラの説明文だけとは比ぶべくもありません、立派なガイドブックです。

この枳穀邸は、静かな素晴らしい庭園でした。

こう言っては失礼かもしれませんが、ここでは外国の方は見かけませんでした。

この庭園は、池泉回遊式庭園地言う形式なのだそうです。

池をめぐって、庭園を鑑賞する形式です。

静かな池には、周辺の景色がきれいに反映されていて、とても素晴らしかったです。

また、かなりの建築物が保存されていました。

そのいくつかをご覧いただきます。

コメント
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