遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)という疾患の学会「日本HBOCコンソーシアム」で、広報委員のひとりとしてお仕事をお手伝いしています。
HBOCは、アンジェリーナ・ジョリーさんが予防的乳房切除を行ったことで社会的に関心を集めた、あの病気です。
アンジェリーナさんが手術を受けた米国はすでにこの病気に対応する医療が整っており、患者会もしっかり活動していますが、日本はHBOCかどうかを判断するための遺伝子検査すら、保険適用になりません。治療できる医師も、検査できる病院も、ごく一部です。
とにかく、皆さんにこの病気を知ってもらおう、というわけで、東京・御茶ノ水で市民公開シンポジウムを開催することになりました。
参加無料。申し込みも不要。同時通訳レシーバーを借りたい方だけは、事務局に事前の申し込みが必要です。
以下、HBOCコンソーシアムのホームページより転載しておきます。
乳がんや卵巣がんの一部は遺伝によって起こり、一般のがんと区別して
「遺伝性乳がん卵巣がん症候群」(Hereditary Breast and Ovarian Cancer;HBOC)と呼ばれます。
このシンポジウムでは、HBOCについて専門家がわかりやすくお話しするとともに、
医療体制が整った米国での診療や患者さんの活動をご紹介します。
これからの日本の社会・医療がHBOCとどう向きあっていくべきか、一緒に考えてみませんか。
日時:2015年1月24日(土) 13:30〜16:30 (開場13時)
会場:東京医科歯科大学 M&Dタワー2F 鈴木章夫記念講堂
入場無料・事前申し込み不要(定員350名)
お問い合わせ:日本HBOCコンソーシアム事務局
〒142-8666 東京都品川区旗の台1-5-8 昭和大学医学部乳腺外科教授室内
TEL/FAX:03-3784-8707 E-mail:hboc-office@mopera.net
シンポジストなどの詳しい情報は こちら をご覧ください。
個人的には、海外の患者会の代表の話が楽しみです。
今後日本が進むべき道を、皆で考える機会になることを期待。。
というわけで、皆さまのご来場をお待ちしています。
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★中保の最近の仕事については、有限会社ウエル・ビーのホームページやFacebookページをご覧ください。
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