ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

9月の吉見百穴と八丁湖の散策

2015年09月12日 | 散策
今日は、久しぶりで天気もよさそうだったので、自家用車で産業道路を北上し、外環の下道に入って西に向かい、美女木の交差点で右折して、国道17号バイパスを北上したが渋滞していた。その途中、さいたま市内で昼食に松屋に入って、カルビ焼肉定食(630円)を食べたが、美味しかった。
 食後も北上を続けたが、渋滞も少し緩和したので、そのまま、上尾市、桶川市を通過して、北本市域に入り、県道を抜けていった。
 その後、荒川を荒井橋で渡って、吉見町域へと入っていっていき、まず吉見百穴に立ち寄り、受付で入場料300円を払った。ここは、古墳時代後期の横穴墓群の遺跡で、1923年(大正12)に国の史跡に指定されている。
 また、太平洋戦争末期、この岩山の地下に軍需工場(中島飛行機工場の移転を予定)を建設するため、その出入口として岩山の最下部に大きなトンネルが掘削されたとのこと。その際に、元からあった横穴墓の一部が破壊されたそうだ。この工事に携わったのは全国から集められた3,000人以上の朝鮮人労働者で、昼夜を通した突貫工事だったとのことだが、未完に終わっているそうだ。現在も、途中まではトンネルの中に入ることができるが、ほぼ素掘りのままとなっていものの、縦と横の洞窟がそれぞれ交差し碁盤の目のようになっていて、規模の大きさに驚かされる。
 見学後は、少し車を走らせて、同じ町内にある八丁湖畔へと到着したが、土曜日なのに町営駐車場は空いていた。まず、暑さ対策にそこに合った自販機で、スポーツドリンクを買った。
 例のごとく、長靴に履き替え、防虫スプレーを腕や首筋に散布し、カメラを首からぶら下げて、散策を開始したが、天気もまずまずで、少し暑いくらいだ。最初に堰堤の上に行ってみたが、ヤマトシジミとイチモンジセセリを見つけたので撮影しておいた。
 続いて、八丁湖の堰堤下にある田んぼの脇の林縁を注意深く見てみるとベニシジミ、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ、オオチャバネセセリ、ヒメウラナミジャノメと順次発見できたので、シャッターを切っていった。さらにアカボシゴマダラを望遠で捉えたが、キタキチョウは撮り逃がした。
 その後は、湖畔の周遊道を歩いていったが、途中でダイミョウセセリとスジグロシロチョウと出会ったので、カメラに収めておいた。
 途中から林間へと入っていくと、サトキマダラヒカゲ、クロヒカゲに巡り会ったので、ストロボを使って撮影した。湿気が多いせいか、汗が流れ落ちてくるし、やぶ蚊の攻撃にさらされて、あまり環境は良くない。それでも奥へと進んでいって、湿地帯の方へと足を踏み入れていった。
 そして、周辺の蝶をじっくりと観察してみたが、ヒメウラナミジャノメやヤマトシジミが見られ、それに交じってチャバネセセリも見つけたので、シャッターを切った。そうこうしていると地表にイチモンジチョウみたいなのが止まったのを見つけ、カメラを向けてみたら、なんとここでは初見のアサマイチモンジだったので、急いで連射した。
 しばらくたって、次に進み、「黒岩横穴墓群」のあたりにくるとミドリヒョウモンやヒカゲチョウ、ダイミョウセセリ、イチモンジセセリなどがいたのでカメラに収めておいた。
 それからは、湖畔の周遊道路を戻ってったが、途中では、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲなどを撮影しながら、最初の堰堤上に戻るとツマグロヒョウモンのオスがいたので、シャッターを切った。その後もしばらく堰堤の下も探してみたが、特に新しい種類の蝶も見いだせなかったので、2時間弱で散策を終えることにした。
 それで、駐車場に戻ったが、今回は、19種類の蝶と出会え、初めてこの場所でアサマイチモンジも撮影できたので、まずまずだったと思う。
 それからは、車で来た道を戻って行って、途中から圏央道の建設現場の脇を抜け、第2産業道路に出たが、ほとんど渋滞していなかったので、順調に走り、途中で買い物をしてから、夕方には帰着するくことが出来た。

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