OLYMPUSのカメラ事業が売却へ

　Facebookのタイムラインには第一報を投稿しましたが、OLYMPUS（オリンパス）のカメラ事業がついに身売りと相成りました。
　オリンパスの直近の売り上げは7,900億円ですが、映像（カメラ）事業の売り上げは440億円と全体の5.5%と低いものでした。このカメラ事業が3年連続赤字となり回復の見通しが立たないことから今回の売却となったようです。

　スマートフォンのカメラの高機能化と、ここに来てのコロナ禍の影響でカメラメーカーは押し並べて厳しい状況となっておりますが、やはりカメラ事業の売り上げ比の低いところから撤退が始まった云うことでしょうか。
※二年前に書いたこちらの記事をご参照ください。
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/8191f10b7e01ce47e809fd47ed0b4d89

　オリンパスのカメラ事業の売却先は日本産業パートナーズ（JIP）であると報じられております。JIPは、ソニーが2014年にPC部門を売却したことで知られておりますが、売却されたVAIOの現在の売り上げは228億円、経常利益は9億5千万円となっていることからお分かりの通り、その手腕は高く評価されているファンドです。

　オリンパスが現在展開しているOM-DとPENシリーズおよびレンズ群のラインナップが多少整理されることは免れないとは思いますが、おしゃれで小型・軽量、気軽に使える「オリンパス」が潰えてしまうことはないものを信じたいと思いますし、むしろさらに魅力的でふたたび買ってみたいと思うオリンパスが登場することを期待したいと思います。
　
　と云う訳で今日の一枚は、郷秋＜Gauche＞が所有する唯一のデジタルオリンパス、E-P2（アクセサリーシューに外付けEVFを搭載）。今となってはデジタルでも当たり前のブラック&シルバーですが、この当時のデジタル一眼カメラはどのメーカーも黒ボディのみでした。郷秋＜Gauche＞のE-P2は、そんな時代にオリンパスが実施した「着せ替えサービス」を利用して購入後にブラック&シルバーに衣替えした貴重？なモデルです。

　横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影し掲載しているblog「恩田の森Now」。ただいまは6月17日に撮影した写真を6点掲載いたしております。初夏の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori

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