大荒れの日本GP

 昨日から一泊二日で出かけていたために、残念ながら予選も決勝レースも見る事ができず、先ほどネット上の情報でレースの概要を知った。

 大荒れのレースだったようだが、超新人ルイス・ハミルトンがPole to Finishで優勝。アロンソがリタイヤ、ライッコネンが3位となったことから、2戦を残しているとは言え、デビューイヤーにチャンピョン獲得という偉業に一歩近づいたハミルトンである。

 日本勢はまったく良いところなし。今年ベストの6番グリッドから発進のバトンがリタイヤしノーポイントとなったことから、これまた冴えないレースとなったSAF1とホンダのポイント差は「2」のまま。果たして残り2戦でホンダは意地を見せる事ができるのか。もしも、SAF1の後塵を拝したままシーズンを終わることになれば、チーム責任者の更迭問題にも発展することだろう。

 トヨタは、地元どころか、自社サーキットでの初レースだと言うのに、トゥルーリがようやっと13位、ラルフはリタイヤという惨憺たる有様。

 1976年、富士で行われたF1最終戦も雨に祟られた。この時にはシリーズチャンピョンに王手をかけていたニキ・ラウダが、コースの悪コンディションを理由にわずか1周で自らの意思でリタイヤ。その結果、3位となり、通算ポイントを「69」としたジェームス・ハント(マクラーレン)がラウダ(フェラーリ)の68ポイントを1ポイント上回り1976年のチャンピョンを獲得している。

 雨の富士、マクラーレン対フェラーリ。30年を経て同じ図式のレースが行われたのは単なる偶然であろうか。

今日の1枚は、好天に恵まれた先週の白山谷戸。
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コメント
 
 
 
なんだか (ビートニク)
2007-10-02 21:38:30
色んな意味で歴史に残るレースかも知れません。
本来のレースは後半の少しだけで…そこだけは良い闘いだったけど。一番頑張ったのは観客の皆さんですね。
 
 
 
トヨタの威信失墜 (郷秋)
2007-10-02 22:43:00
ビートニクさん、こんばんは。
天候を考えればローリングスタートは止むを得ないと思いますが、そのまま20周もセーフティーカーが引っ張るって・・・。
土曜日も救急ヘリが飛べない可能性もあったようですね。アクセスと言い気象条件といい、富士でのF1開催にはそもそも無理があったのではないでしょうか。
レースの結果にマネジメントの拙さが加わり、トヨタが創りたかったスポーティーなイメージができなかったどころか、トヨタ全体に対する信頼感まで損ねる結果になったのではないでしょうか。
やっぱり、熱海で公道レースですよ。鈴鹿と交互に。
 
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