魔の手がウェバーに

 先週土曜日(5月29日)に、トルコGPの予選結果を踏まえて魔の手が今度はウェバーに と云う小文を書いた。これまでベッテルのマシンにだけ出ていたトラブルが、今度はウェバーのマシンに出るのではないかと云う意味で書いたのだが、魔の手が同士討ちという最も酷い形で襲い掛かることとなったのはご存知の通り。

トップクラスのドライバーが同じマシンをドライブすれば、当然ランデブー走行となり、先行車に一瞬でも隙があれば後続車はインに付けて来る。しかし、1989年の鈴鹿における「教授」のように確信犯的なドライブをしない限り、ホイルtoホイルになったとしても「当てない」のが超一流のドライバー。その意味ではバトンとハミルトンこそが「超」一流であって、日曜日のウェバーとベッテルは「並」の一流と評されても仕方あるまい。

 また郷秋<Gauche>は「ここイスタンブールパークのコースはマクラーレンのマシンに合っているのかも知れない」「バトンだが、(中略)決勝レースの戦略次第では表彰台にも手の届く位置ではある」と書いたが、見事2位フィニッシュしポイントランキングでも2位に浮上している。ジェシカに取られていた分のパワーをもレースに注ぎ込んだ結果が吉と出たと云うことであるな。

 更に郷秋<Gauche>はメルセデスGPの二人について「常に前後している」「MGP W01のポテンシャルが両ドライバーの力量に追いついていない」とも書いた。二人は仲良く(かどうかは知らないが)4位、5位でフィニッシュしているが、レッドブルとマクラーレンのペースには遠く及ばず。せめてもの救いはフェラーリよりは速かったと云うことか。

 さて、次戦は2週間後のカナダだが、トルコで起こった幾つかのこと、つまり、ウェバーとベッテルの確執(少なくともわだかまり)、速さを得たマクラーレン、低迷するフェラーリと云った要素が2010年のチャンピョンシップを考える上での重要なポイントとなることだろう。勿論カナダでもこの三つのポイントには要注目である。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、なるせの森の小さな畑を耕す図。
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