往年の名ドライバー二人による「安全運転教則本」

 先日のエディンバラ公フィリップス殿下の交通事故に際し、高齢者の運転の問題について少し触れた。その中で90歳近くなってもあるいは過ぎてもかくしゃくとスポーツドライビングを楽しんいた二人についても触れた。そのお二人による著書を紹介したい。

「ハイスピード・ドライビング」 ポール・フレール著/小林彰太郎・武田秀夫共訳1993年 本体1,600円
「はしる まがる とまる」 ポール・フレール著2004年 本体1,200円
いずれも二玄社。一番下にあるのは1966年初版発行のオリジナル版。

 郷秋<Gauche>は公道をハイスピードで走行することを推奨している訳ではない。ハイスピードで走りたければサーキットに行くべきだ。でも、ハイスピードで走るためのテクニックをマスターしておけば、一般公道においてもより安全に走行することができるようになる。万が一、クルマが想定外の挙動に陥っても慌てることなく立て直すことができるようになる。そう云う意味でこの二冊は安全運転のためのテキストでもある。サーキットで「ハイスピード・ドライビング」を楽しみたい方には同書を、それ以外の方には「はしる まがる とまる」をお勧めする。

 どちらにも共通している基本事項は次の三つ。
1.正しい運転姿勢:適切なシートポジションが大切である。
2.カーブでの走り方:道幅をいっぱいに使ってできるだけ大きな回転半径で旋回する。
3.ペダルの踏み方:AT車のブレーキは左足で踏む。
 詳しくはポール・フレール氏の著書をお読みいただきたい。より安全に、より快適に、より速く、より経済的に、より格好よく走れるようになること請け合いである。

 blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori には、ただいまは1月28日に撮った写真を5点掲載いたしております。寒風吹きすさぶ森の様子をご覧いただければ幸いです。

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