満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

旅日記始めます

2007-12-17 00:02:47 | 雑記

皆様ごきげんよう。今日の寒さはもう無理、外に出られないような気がした黒猫でございます。頑張って出たけど本当に寒かった・・・こんな環境に適応している人類は偉大だと思う。
あまりに寒かったので今日はシチューでした。ベタだな。


ところでこんなにも寒くなってきて、引きこもる度合いもますます高くなってきそうなので、今更ですが秋の南インド旅行の旅日記を始めようと思います。
毎日一日分とか、そういう規則的な更新にはならないと思うし、普通の日記も書きたいのでいつ終わるかわかりませんが、まあとりあえず始めてみます。

カテゴリを「旅」でアップしますので、南インド旅行記だけが見たい方は「旅」を選んでみて下さい。他のも引っ掛かってきちゃうかもしれませんが。

というわけで、枠を改めて始めま~す。

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隊員・・・じゃなくて退院しました

2007-12-16 01:31:26 | 雑記

皆様ごきげんよう。昨日の忘年会、後半の記憶がおぼろな黒猫でございます。ヤバいなんかやらかしてないだろうか。どきどき。とりあえずすごい苦労して帰った記憶はあります。ふらっふらなあまり一回自分の降りる駅通過したのも覚えてる。でもいつの間に帰ることになったのか・・・ああ~、月曜日会社行くの怖いです。関係者の皆さんすみません。

皆さん、アレだ、これを書くのは今年何度目になるかわかりませんが、酒は飲んでも呑まれるな。
え?お前が言うな?で す よ ね ー 。


それはさておき。

母が胆石の手術を終えて退院しました。また「たいいん」の第一候補が隊員だったけど気にしない(笑)。

健康自慢な人なので、入院及び手術というのがよほど屈辱的だったのか、誰にも内緒にしておいてほしいというのでなんかもう一週間いろんな人にすっとぼけ続けて大変でした。はーやれやれ。
手術後の経過もよく、本人は至って元気でしばらくしたら何でも食べられるんだとうきうきしております。でもしばらくは安静にして重いものを持ったりするな、と言われたとかで、今日はなんか一日あれ持ってこいこれ食べたいと顎で使われました。・・・ま、まあ病人だからね・・・。
そして3月にはスペインに行くと張り切っております。ちきしょう、いいなオイ!

摘出した胆石を見せてもらいましたが、グロかったです。なんかそれを加工してアクセサリーにしたりする人もいるそうですね。どういう心理?ちょっと理解できません。

それにしても病院大繁盛でした。駐車場は満車寸前だったし、入院費支払いに30分くらい待たされてしまいました。病人がたくさんいるんだなあ・・・健康が一番ですね。

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がんばった

2007-12-13 02:04:11 | 雑記

皆様ごきげんよう。今日もピラテス&ポールストレッチ→エアロビクスをこなして参りました黒猫でございます。やっぱこの順番おかしい。今にも寝る体勢から無理矢理ハイテンションに持っていかないといけないのでエアロの最初のほうが超辛いです。むう。ただでさえあんまり動きについていけてないのに。今日も手足の動きがこんがらがって何が何だか。

にゃー、疲れました~。今週あと二日かあ。だけど金曜は職場の忘年会なんだZE☆
結構気のいい人が多いので、楽しくないことはないと思います。というか飲めりゃ何でもいいよ。(どんだけー)

師走だけあって何かと忙しかったりしますが、皆様も風邪などひかないよう気をつけて下さいね。
わたしはもうこの冬の分の風邪は帰国後のやつで済ませたことにしますので、もうひかない予定です。インフルエンザ?何それ喰えんの?ぐらいの気持ちで、向こうが避けて通るような健康を保ちたいと思います(笑)。

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あれでよかったのかどうなのか

2007-12-12 01:41:39 | 雑記

皆様ごきげんよう。黒猫でございます。

今日、今の仕事を引き継いでから一番厄介な仕事の締め切りというか提出日だったんですが、ほぼノーチェックで上長を通過してしまい、却って不安です。ちょ、よく見て・・・!自信ないって言ったでしょ!?数字合ってないっぽくね??いいのそれでハンコ押しちゃって。ねえ、来月あたり取り返しのつかないカタストロフィが訪れてもいいの・・・!?
すごーーく不安ですが、もう上長も通過して他社に提出してしまったので、今更どうしようもありません。
大丈夫かなあアレ。・・・も、もうどうなっても知らないんだからねっ!なーんてツンデレかましていられるのも今のうちかも・・・ホントにだいじょぶだろうか。

ともあれ一応一番難解なところは過ぎたというかやっつけたので、今日の午後などはもう気が抜けてボエ~としておりました。はあ、やれやれだぜ。



そんなこんなで自分お疲れ、という意味もこめて今日はキムチ鍋にしました。
辛いの大好きなわたしは当然キムチも好きです。市販のスープで適当に野菜と豚肉を煮ただけですが、美味しかったです。そして牡蠣が美味しかったです。わたしは牡蠣が大好きです。嫌いなものがないので、極端に言えば何でも大好きなんですが、牡蠣は特に好き。鍋には是非とも入っていて欲しいのです。身体に(というか肝臓に)いいしね!(笑)
でも正直、生で食べるか鍋に入れるかたまねぎと茸とレモンでホイル蒸しにするかくらいしか(個人的な)バリエーションがありません。牡蠣とほうれん草をホワイトソースでグラタンにするとすごく美味しいんですが、手間がかかるんですよねー。あんまり手間がかかるとギブです。つまみ食いしてしまいます。カキフライも美味しいけど、自分で作ったことはないなあ・・・爆裂するって噂は本当でしょうか。怖い怖い。
あと牡蠣はあたりやすいとか聞きますが本当なんでしょうか。生まれてから今まであたったことないぜ。多分わたしは人よりやや胃腸が強いと思います。食べ物にあたったことってあまり記憶にありません。幸せなことです。健康バンザイ。食いしん坊バンザイ。

ちなみにこうやってPCで打ってると牡蠣って簡単に出ますが、多分書けません。やべえこれ漢検出るぜ。やった覚えあるぜ。勉強しなきゃ。まだ申し込んでないけど。(次回受験検討中)
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ピーちゃんのおもいではおっくせんまん

2007-12-11 01:09:29 | 雑記

皆様ごきげんよう。ニコニコ動画で猫動画を見すぎて、もう身も心も猫になりそうな黒猫でございます(文としておかしいよ)。
にゃん。

猫可愛いよ猫。何であんなにも可愛いのか誰かちゃんと解き明かすべきだと思う。
でも犬も可愛い。インコも可愛い。ハムスターも可愛いしフェレットも可愛い。
・・・今こいつ節操ないなと思ったでしょ?ふふふ、それが何か?(開き直った)自慢じゃありませんがニコニコの動物カテの常連さんのお名前を大体覚えています。「あっ、○○ちゃん(※動物の名前)の新作来た!」とか言って喜び勇んで見てます・・・。ああ、動物飼いたいな~。

うちは結構セキュリティがゆるいというか防犯という概念がないというか、年中どこかしら開いているせいか、そこから脱走した動物の数はおっくせんまんな勢いです。特に羽のある子たちはねぇ・・・雀と一緒に飛んでったインコとか結構います(涙)。
今まで鳥は結構飼ったのですが、どんな名前をつけても最終的にピーちゃんと呼ばれるのも可哀想っちゃ可哀想です。

鳥の思い出で忘れられないのが、中1くらいの時に初めてセキセイインコを飼ったんですが、わたしが学校に行っている間にどうやら母が逃がしてしまったらしく、帰宅してみると色味は同じだけどどう見ても別のインコが居たことです。

わたし「???・・・なんか羽根の感じがみすぼらしくなってない?」
母「水浴びしてたからじゃない?」
わたし「そうかなあ」

一時間経過して、十分羽根が乾いたと思われる頃にも羽根はみすぼらしいまま。「これピーちゃんじゃないッ!!」と泣き叫んだ覚えがあります(笑)。
今考えても姑息なことやったよなあお母さん。
結局元々いたピーちゃんを逃がしてしまって代わりに買ってきたと白状され、その子を飼ったんだっけ。なんであの子は最初あんなに羽根がみすぼらしかったんだろう。

たいていの動物は人間より寿命が短いですから、動物を飼うということはその子の命を預かるということなんですよね。そう考えると幼い頃のように気軽には飼えません。しかも今となってはやたら夜更かしする駄目人間に成り下がってしまったので、動物の環境としてはよくないでしょうし。

仕方ないので今日もニコニコやyoutubeなどで動物動画を漁る日々です。そして「またこれかよもう見飽きたよ」という動画にまんまと釣られる日々です。動画の再生時間表示を見て、見る前から「この長さ・・・これ見たことあるやつかも」と推測する日々です。・・・どんだけ。
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土日の速さにDIO様陰謀説を唱えてみる

2007-12-10 02:16:34 | 雑記


皆様ごきげんよう。図書館に行ったら『へび女房』という本が目についたので、「きっと妖怪の本だ!」と思って借りてきてみたら普通の時代小説だった黒猫でございますよ。あ、大丈夫、泣いてません。つうか割と面白かったです(笑)。

それにしても土日が過ぎるのが早すぎて、わたしの知らぬ間にDIO様が時を止めてるんじゃないかと疑ってしまいます。いや、でもDIO様は9秒までしか時を止められないはず・・・お、おかしいなあ。

さて、ニコニコ動画の時報もようやく冬モードになった今日この頃、いよいよ寒さが黙ってやり過ごせぬ勢いになって参りました。ああ嫌だ嫌だ、今年こそ目出し帽欲しい。(※毎年言ってます)でも十中八九職質されるんだと思うとなかなか踏ん切りがつきません。うーん、ちらほら目出し帽を被る人がいれば怪しまれずに済むんだけど。(やだよそんな風潮)
金曜に会った友達にそう言ったら「もうアンタストッキングでも被っときなよ」と言われました。イヤ、なんかそれだと目的違うから。寒さをしのぐという本来の目的からずれてるよねそれ。
多分毎年言うだけで一向に被る気配のないわたしにいい加減飽き飽きしてるんだと思います。ごめんよ・・・でもさ、勇気が要るんだ、半端じゃない勇気がさ。はあ。

明日は寒いのかな・・・どれくらい、寒いのかな・・・。それを思うと本当に鬱です。寒さとうまく付き合える方法をご存知の方がいらしたら是非とも伝授して頂きたく存じます・・・マジで。

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『黄金の王 白銀の王』

2007-12-09 16:09:34 | 

皆様ごきげんよう。二日連続で気がついたらいつの間にか寝ていた黒猫でございます。どんだけー。

今日は本のレビューを。

『黄金の王 白銀の王』(沢村凛著、幻冬舎)

海に囲まれ、他国と隔てられた国、翠。
この国では、かつて国家を統一した大王の息子である双子の兄弟の血筋による後継争いが脈々と続いていた。片方は自らの一族を鳳穐(ほうしゅう)と名乗り、もう片方は自らを旺廈(おうか)と名乗った。鳳穐の者が王座にある時、旺廈の者は迫害されその数を減らすが、機を見て蜂起し、王座を奪う。逆もまた然り。この国の歴史はその繰り返しで成り立っていた。
そして現在、鳳穐が王座を占めていたが、ある時、幽閉されていた旺廈の頭領・薫衣(くのえ)を奪還して蜂起しようという企てが起きる。幸い首謀者は殺され、未遂に終わったが、若き鳳穐の頭領にして現在の翠王・穭(ひづち)は熟慮の末、鳳穐と旺廈の争いを終わらせる方法を思いつく。
穭は薫衣と二人きりで面談し、「将来的にふたつの血筋を混ぜ、争いを終わらせるために、自分の妹を娶れ」と持ちかけるが・・・?

というような話。

面白かったんですが、とにかく登場人物名の漢字が難しかったです。いちいち登場人物一覧を引いて名前を確かめるわたしって一体・・・。

それはさておき。
実はあらすじに書いた部分はほんのプロローグで、結局薫衣は結婚を承知して、自分の一族にも鳳穐にも侮蔑されつつも、一族の繁栄ではなく、国としての繁栄のために耐え忍ぶ道を選びます。そこからが大変、という話でした。表向きは宿敵の一族の娘に一目惚れして、自分の一族を捨てて裏切ったというような扱いになっていて、真実を知っているのは穭と薫衣だけ、というような状態なのです。いやあ可哀想だった。

で、色々ありつつも時は過ぎ、こんなことやあんなことがあって、と展開していくんですが、最後のほうがやたらあっさりしていました。もうちょっとなんかこう、あってもよかったのでは。主人公ふたりが目指したものの行く末が最後の数行であっさり語られたのは何だかちょっと物足りませんでした。
絶対的な対立を描きたかったんだと思いますが、ちょっと色々単純化しすぎな気も。一冊で押さえようと思ったら仕方ないのかな。

設定からして多分中華系の世界観なんだと思いますが、それと表紙絵がなんか合ってなかったなあ。別にいいですが。
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微妙な予約でもOKでした

2007-12-08 01:03:38 | 雑記

皆様ごきげんよう。3年数ヶ月ぶりに残業というものをした、黒猫でございますよ。しかも1時間以上頑張っちゃった☆明日は雪かもだぜ。

わたしだって残業したかったわけではありませんが、例の前任の方が今日で最後だったので、最後の最後に訊けるだけ訊いてやるぜという感じで、残って粘りました。でも来週の月曜日締め切りの仕事が終わらなかった・・・というか未だに理解度が低いんですが。大丈夫だろうか来週。土日を挟むと八割方忘れてしまいます。
素晴らしき哉我が忘却曲線(自慢にならんよ)。

今日はインド料理を食べに行くと前々から約束をしていたのですが、残業したせいで少しだけ遅れてしまいました。そして地図をプリントして行ったにも関わらず道に迷いました。・・・わ、わたしはともかく、連れは相当地図読める人だったんだけどなあ・・・。でももう場所を覚えたので次回からはちゃんと行けるぜ☆
不確かな予約でしたが、ちゃんとできてました。よかったよかった。
画像も撮りましたが今日は眠いのでまた後日。

料理も美味しかったですが、今日の連れは久しぶりに逢った友達だったので嬉しかったです。お土産全部渡せてすっきり☆ジョジョ本も貸せてすっきり☆(※ジョジョ同志です)

長い付き合いの人で、趣味などかなりわたしと被ります。インドも行けそうなら一緒に行くはずでした。なので旅行の話をたくさんしてしまいましたよ。
思い出すなあ、一緒に行った旅行で、夜嵐が来て一生懸命洗濯物を取り込もうと慌てふためいていた君の姿を。そしてそれを尻目に起きようともしなかった自分を。だって夜中なんだもんよ(最悪だな)。

旅行の話をしていたらまた旅に出たくなってしまいました。仕事始めたばかりのくせに。
わたしが担当する業務は一月にやたら締め切りが多く、いつ休めばいいんだよコレと思っていたんですが、何が何でもその日まで!という締め切りはマニュアルに書いてあるよりは少ないようです。よかったあ。
有給使えるようになるまで頑張りま~す(笑)。

昨日『THE BOOK』のあらすじで手間取ったので、今日は寝不足です。
たくさん寝るぞ、らんらんるー!
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『THE BOOK』

2007-12-07 01:47:27 | 

皆様ごきげんよう。黒猫でございます。今日は先送りにしていたジョジョ小説の感想を。

『THE BOOK jojo's bizarre adventure 4th another day』(乙一著、集英社)


M県S市に隣接する街、杜王町。1980年代からM市のベッドタウンとして急速に発展したこの街は、古くから避暑地としても有名で、武家の別荘もいくつか残っている。街の花は福寿草、名物は牛タンの味噌漬け。
その杜王町で、西暦2000年の冬、不可解な事件が起きた。自宅の部屋に居たにもかかわらず、自動車に轢かれたとしか思えない怪我を負い、出血多量で死亡している女性が発見されたのだ。
それを見つけたのは、よからぬ思惑を持ってこの家の飼い猫のあとをつけていた天才漫画家・岸辺露伴と、その友人の高校生・広瀬康一だった。天才と呼ばれるが変人の露伴と、常識人の康一は、その不審な死に疑問を抱く。自分たちと同じような能力を持つ者、すなわち『スタンド使い』の仕業ではないかと考えたのだ。
興味を持った露伴が自分のスタンド能力を使い、女性の死を目撃していたと思われる猫の記憶を調べてみると、女性の死の直前に学生服の男がこの家を訪れていた。猫の記憶によると、学生服姿で、腕の内側に赤い傷跡があるらしい。
調べるうちに、康一の学校の複数の男子生徒が腕の内側に赤い傷を負っていることがわかる。これでは人物の特定ができないと困惑する康一に、調査を手伝っていた友人・東方仗助は、「さっき遭った蓮見琢磨という奴が怪しい」と言い出すが・・・?

というようなお話。


・・・すいません、あらすじ久しぶりな上に本の性質上すごくやりづらい・・・!
なんか全然あらすじになっていません。ごめんなさいごめんなさい。
本当に興味のある方はどっか別な場所でもあらすじを参照して下さい。(なんという不親切)

ええと、この本は、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第四部、『ダイヤモンドは砕けない』の世界で起きた本編とは直接は関係ない話です。漫画をそのまま小説にしたわけではなく、同じ世界で起きた別の話なので、ノベライズとも違うと思います。平たく言えば二次創作・・・?でも公式だからそれも違うかな。

この小説での主人公は「蓮見琢磨」で、漫画の主人公である仗助や康一くんではありません。実はこの、蓮見琢磨側の生い立ちやら心情やらがかなり初期から描写されているんですが、これを書いちゃうとネタバレになりそうなので、これから読む人のお楽しみに伏せておくことにします。というかあらすじにしにくいんだよ(ぶっちゃけた)。

そもそもジョジョ未読の人にはスタンド能力からして何それ?って世界でしょうし、その説明を始めると一日じゃ終わらないというかどんどん主題からずれていきそうなので、ジョジョ未読でこの本を読みたい方は、とりあえずWikipediaでジョジョ4部のあらすじ及びスタンドという概念くらいをざっとおさえてから臨まれたほうがよいと思います。
一応未読の人に配慮したらしく説明的な描写もありますが、まったく知らずに読むと厳しいかと思います。

わたしはジョジョも乙一も読んでいるのですが、乙一の新作が久しぶりすぎるせいか、なんか結構違和感を持ってしまいました。
ジョジョ読者にはわかるネタを随所にねじこんでいる感じがどうも・・・ちょっとやりすぎです。笑えるのもたくさんありましたが、今まで食べたパンの枚数を覚えてる人間がいたんじゃDIO様もがっかりですよ(笑)。

あと、作中キャラクター、岸部露伴は10代半ばで漫画家デビューして、長期にわたって週刊少年ジャンプで『ピンクダークの少年』を大人気連載中という設定なんですが、それに対して「貴重な10代をそんなことに費やすなんて馬鹿だ。もっと外で遊んどくべきだ」というような描写があります。これは同じく10代でデビューした乙一自身の自虐ネタっぽくて笑いました。遊びたかったんだな(笑)。
あと「同人誌とノベライズって一体何が違うんだろう」とかいうのも。ちょ、こういう企画でそのツッコミ自体ギリじゃね?自虐もほどほどにしたほうがいいですよ。

ジョジョ名台詞ネタといい乙一自身の自虐ネタといい、わかる人にはわかりますが、両方分かる人は少ないのでは。特に乙一の本を初めて読む人にはどう受け取られるのかと思うと、無茶しやがって・・・と思わずにはいられません。

あと、乙一ってこんなに平仮名多用する人だったっけ・・・?なんか全体的にやたら平仮名が多く、読みづらかったです。

作品の内容としては、まずまず面白かったとは思いますが、スタンドバトルシーンなどはやはり文字だけで描写するのと荒木絵でドグシャアとやられるのとでは違うなあ・・・と。賛否両論になると思います。個人的には億泰がかっこよかったです。仗助より戦うシーン長かったような気すらします(笑)。
本の装丁と主人公(?)の琢磨のスタンド能力に関するリンクはよかったと思います。そういうことかあ、と。

実はこの、スタンド絡みの事件を追うパートと、とある女性が結婚まで考えていた男にビルから突き落とされ、ビルの隙間でサバイバルするパートに分かれているんですが、後者はいかにも乙一らしい暗い話です。色々「いくら何でもそれはないよ」と突っ込みたくもなりますが、まあジョジョだし、杜王町だし、アリっちゃアリか、みたいな(笑)。

それにしてもラストはいかにも乙一でした。黒いほうの。
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だるー

2007-12-06 02:15:28 | 雑記

皆様ごきげんよう。昨日筋トレした分の筋肉痛が徐々に来て、今日のエアロビクスが死ぬほど気だるかった黒猫でございます。あう、腕が痛い。
まだ水曜だなどと誰が信じられよう。ああ、だるいですう。

しかも今日はエアロビクスの前に、インストさんに誘われてピラテス&ストレッチポールというのにも出てしまいました。ストレッチポール好きなので、出るのはいいんですが、どう考えてもリラックス向き。このまま帰って寝るだけなら心身ともに最適ですが、そのあとエアロビクスでした。もう無理。だってさっきもう気分的に帰って寝るだけって感じでくつろいじゃったんだもん。今更そんな激しい動き・・・あう、またついていけない。

うーん、どうなのこの時間割。

とりあえずもう寝ます・・・おやすみなさいませ。
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