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尖閣諸島「係争地認定を」=鳩山元首相が中国側に主張

2013年01月17日 | 過去記事

尖閣諸島「係争地認定を」=鳩山元首相が中国側に主張

<【北京時事】中国を訪問した鳩山由紀夫元首相は16日、北京で賈慶林全国政治協商会議(政協)主席や楊潔※(※=タケカンムリに褫のつくり)外相らとそれぞれ会談し、沖縄県・尖閣諸島をめぐる問題などで意見交換した。取材に応じた鳩山氏は尖閣諸島が「係争地であると互いに認めることが大事だ」との考えを中国側に伝えたことを明らかにした。
 日本政府は領土問題は存在しないとの立場で、鳩山氏の発言には批判が出そうだ。鳩山氏は田中角栄、周恩来両首相が1972年の国交正常化に当たり、尖閣問題を「棚上げ」したとして、こうした「認識」に戻ることが必要だとの考えも述べた。賈氏らは鳩山氏に同意したという>






野田政権の末期。尖閣のゴタゴタからの日中関係悪化。日本政府は河相周夫外務事務次官を密かに支那に送りだした。外交は相互関係が基本。今回の事務次官会議は支那の張志軍外務次官が来日するはずだったが、野田政権は「中国側に配慮」して河相外務事務次官を上海に飛ばした。まだ、この期に及んでも、揉み手しながら擦り寄れば「なんとかなる」と思っていた。今更ながら頭痛を通り越して寒気がする。

それでも一応は「日本からの密使」になる。つまり、バレてしまえば意味はないわけだが、これが上海に着いた初日からバレた。支那の国内サイトに写真付きで掲載された。写真には左手にスーツケースの河相氏が写っていた。画像に添付されていたコメントは「上海浦東空港でひとりの日本人がいた。どこかで見た顔だが。日本の官僚だったか」みたいな感じだった。それからすぐコメントが続く。「それは日本の外務事務次官。河相だ」とか。

お粗末に過ぎる。野田政権もさることながら、支那共産党も白々しいにもほどがある。外交儀礼も国際常識もヘチマもない。どこの支那人民が日本の事務次官の顔を覚えているのか。たまたま一般人民が写真を撮り、それをネットに流しただけと信じる阿呆はいない。日本を舐めているのか、支那人の頭がその程度なのか、もしくはその両方である。

また、野田政権は政局で慌てふためいていた。支那が揺さぶってくるのは当然のことだ。そこに安易に「密使」などを送れば利用されると知れていた。正式な報道でそれを知った支那人民は、やっぱり日本は分が悪いのだ、と判断しただろう。また、当時の藤村官房長官も記者から質問されて「日中間で様々な形、レベルで意思疎通をしている一環」と認めてしまう。意志疎通など出来ていないから、平然と「密使」を暴露されている。

そんな民主党政権だったが、解散総選挙でコテンパンに負け、ぶら下がっていただけの安モン議員が四散し、党自体が風前の灯になってなお、日本国に迷惑をかける。国会議員すらようやく引退した鳩山由紀夫だ。こういうのが「元総理」の肩書で好き放題する。少なくなった民主党議員の間でまだ、内ゲバをやっているレベルだから、こういう真正のアレを放逐する。縄で縛って党本部に監禁しておくとか、それがせめてもの「反省」だろう。もしくは支那へのメッセージとして帰国したら逮捕するとか。利用されて振り回されるのは阿呆の勝手だが、それでも「元総理」の肩書は重すぎる。迷惑千万なのだ。

この売国奴は支那が喉から手が出るほど欲しがる<係争地であると互いに認めることが大事だ>を言って支那共産党を喜ばせる。「係争している」ということは「当事者」という意味になる。法的な解釈では「訴訟を提起する資格があるかどうか」を問われる際に用いられる。つまり、法的には対等な関係だ。訴えられもすれば、訴えることも認められる。私が明日、鳩山邸に行って「ここはオレの家だ」といえば法的に「当事者」になるのか?腐っても「元総理」。言葉が軽いで済む話か、これが。

ところで、この売国奴は総理のときからもそう。日本人の喜ぶことは一切やらなかった。世界からは馬鹿にされて笑われて、トラストミーとルーピーで日本の国益を著しく損ねた。

というか、政権交代前から「選んではいけない」ということはしれていた。総選挙の少し前、6月には「故人献金問題」があった。メディアは政権交代風を吹かせるため、ほとんど黙殺に近いアリバイ的な報道でお茶を濁した。死んだ人からの献金も不思議だったが、鳩山由紀夫に献金した記憶の無い人からの献金もあった。

調べてみると、数人じゃなかった。2005年からの4年間で延べ193人分、総額2,177万円も出てきた。自民党議員だったら「説明責任」だけで日が暮れる。公設秘書を解雇して済むレベルの話でもない。また、匿名が認められる「5万円以下」の小口の「個人」献金が2003年から2007年、5年間の年平均額は約4600万円もあった。自民党総裁を5代遡っても平均140万円。大した人気モノだが、これは普通「出所が怪しい」とだれでも思う。

東京地検も「怪しい」と判断して捜査すると、やっぱり偽装献金だった。この売国奴の資金団体「友愛政経懇話会」も「不自然な人件費」が年間平均6000万円、総額は5億円を超えた。それにいろいろ合わせると、とりあえず、わかっただけで9億円ほどが母親から出ていた。贈与税は4億円ほどになる。与謝野氏が「平成の脱税王」と呼んだ所以だ。つまり、日本の有権者はこんな杜撰で阿呆、幼稚で程度の低い馬鹿を総理大臣にした。

株の売却益約7200万円を確定申告していなかったのもあった。棚橋議員は「脱税総理」と言って国会は紛糾したが、これのなにがおかしかったのか、いまでも、だれもわからない。馬鹿を叱りつけて資産訂正届を衆院に提出させると、これまたやっぱり、訂正総額は5億円を超えた。ちなみに、このときの売国奴の言い分けが「恵まれた家庭に育ったため」だった。こんなの逮捕しないなら、悪い意味での禁治産者だ。いろいろと健常ではない。勝手になにかさせていいわけない。

極めつけは「政権交代をめざす市民の会」だろう。この売国奴が献金していた政治団体に所属していたのは森大志。二十歳まで北朝鮮にいた。母親の森順子は石岡亨さん、松木薫さんを欧州から拉致した容疑で国際指名手配中であることも報じられた。旦那は「よど号グループ」の田宮高麿だ。菅直人も献金していたが、知らなかった、で済む相手ではない。

この呆けは支那に招かれて尻尾を振り、そこで案の定、売国的言質を取られる。それを菅義偉官房長官に批判されると<政府もよく勉強されて、その中から早く答えを見いだすべきだ>と南京大虐殺記念館で言い返す。南京についても勝手に<多くの中国の方、特に南京の民間の方、捕虜の方々を日本兵が殺してしまったことは大変申し訳ない。おわび申し上げたい>とか、驚くべき浅薄、無知極まる認識を披露して朱成山館長を喜ばせた。

支那共産党による安倍政権への牽制、工作に「元総理」がいとも簡単に乗っかる。これは菅も同じだったろうが、いずれにしても立場のあった阿呆どもの軽挙妄動は迷惑極まる。民主党政権とは最悪の政権だったし、無能印の赤っ恥ではあったが、それよりも売国は本当に危険、且つ、国民生活にとって害悪だと、いま改めて気付きたい。





3 コメント

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Unknown (あきぼん)
2013-01-18 09:36:20
私もニュースをみて愕然としました
コメントのしようもありませんねぇ・・・・・・
このアホはどこまでアホなのかと・・・
もう・・家で寝とけよ・・・・アホなんだから・・・
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Unknown (Sugar)
2013-01-19 03:58:56
日本国の元総理大臣だった人・・・・ホラーです。
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Unknown (久代千代太郎)
2013-01-19 17:43:04
>あきぼん殿

スパイ防止法で一発アウトです。空港で身柄拘束ですね。普通の国なら。



>しゅがーちゃん

日本国の元総理大臣だった人・・・・頭の中はスプラッターです。

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