忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

たまには入れに行くはなし

2021年10月04日 | 忘憂之物
八代将軍徳川吉宗。享保元年、1716年当時も新しい将軍様に求められるのは「財政再建」「権威復活」に「意識改革」。いまとあんまり変わらない。吉宗も「岸田ボックス」ならぬ「目安箱」を江戸城の大手門前に置いた。なにを書いて入れてもよいが「匿名禁止」「悪口禁止」「建設的な提案だけ」という、どこかのネットみたいなルールがあった。また、箱のカギは吉宗だけが持つが、お前は入れるなとか、入れた紙をなかったことにす . . . 本文を読む