技術士伏龍のEngineer魂

 建設コンサルタント所属の技術士として地域づくりに携わる軌跡

【#1179】九州人さん

2011年12月08日 23時55分50秒 | Weblog

今回のテーマは,

『九州人さん』について
です.



久々に?九州へ行きました.
業務の関係です.

なんだかんだと1カ月に1回ペースにはなっていますが...

夕方に,博多入り.
それから会社へ寄って,少し作業.
同僚に少し作業依頼を受けたので,またちょっと作業.

いい時間になったので,帰途へ.
その帰路にて,ふと気になったいたことを思い出して,メール1本.
すぐに返信が来て・・・
「もうすぐ○○なので・・・」
と打つと,その数分後には,対面してました.

相手は,九州人さん.

仕事中だったのを中座させてしまったかもしれないので申し訳なく思うのですが,
そこから1時間ちょっとの間,一緒に宴席につけて良かったです.

短い時間ながら,いろんな話ができました.
いろんな会社の話もそう.
いろんな人の話もそう.
技術士試験の話.
今後の話.
業界の話.
名古屋の話.
東北の話.
掲示板の話.
技術士試験指導の話.
技術的な話.

ホント盛りだくさん.

それらの話をする中で,つくづく感じたのは,真面目でいい人だなぁ.と.
最近,荒れ気味?な掲示板でも真摯な対応に徹している九州人さんそのままだなと.

九州人さんも何社か渡り歩いていますので,
そのそれぞれの会社や人について,思う部分,感じる部分を持ち合わせていらっしゃいました.
そういった話をする中で,やはり触れる部分もあり,
(あぁ,やっぱり.そんな感じか)
と思うシーンもありました.

技術士試験に関する指導についても,
「型」を教えると,「型」にこだわり過ぎてダメ.
「応用」が大事と教えると,「骨組み」からダメ.
そんなことがあると思うのですが,どんなふうに指導してますか?と聞いてみました.
それは,九州人さんも苦労されているようで,
今年の建設一般に関する掲示板での経過を例えに話を展開されました.
なるほど.なと.
あのやりとりで大きく2つの論点にわかれていましたが,どちらも正解であって,不正解ではない.
他の人よりも分かりやすい論理展開をできるかどうかがカギ.
にもかかわらず,論点だけで正か不かと判断し,自己論法以外は受け付けないのは・・・
そういった姿勢1つ取っても,反省しない人は芳しくない.のだと.

そうなんですよね.
どんなに試験に手応えがあろうとも,何かしら課題を感じる人は,次の一歩が早いし確か.
しかし,自信満杯で周囲に自慢ばかりしている人は,たいてい足元をすくわれる.
その典型的な人を10年ほど見ていた私にとっては,如実にわかりました.
幅広く何でも知ってると言わんばかりの論文を書いて,謙虚さのない論文を書くので,
もっと主張となるコアをしっかりと.と指導する.
そしたら今度は,奥深さばかりを主張して,また謙虚さのない論文を書く.
バランスというか,姿勢というか,感性の問題.

九州人さんとその話をしていくと,
■技術士に受かって初めて分かること
■人の論文を添削して初めて分かること
だという話になった.
これは,まちがいないことと思います.
技術士になって偉そうなことを・・・と思われるかもしれませんが,
少なくとも,これはある.

振り返ってみて,自分なりの努力はしたが,まだまだ努力すべきだったと思う.
それでも,技術士のハードルを越えることができたのは,それなりの積み重ねがあったから.
技術士のハードルは高いのは高い.
けれども,おそらく無駄に高く超えている気がする.と九州人さんの話にはすごく共感.
でも,ホントはそれくらい高く飛ぼうとしないと,越えられないものなんだろうなぁって気がする.
それを,技術士になってみて,そして,人の添削をしてみて初めて気が付くことがある.
だから,一般技術士には,大きい会社の方が早くなりやすいし,総監技術士には,小さい会社の方がなりやすい.
その2つのハードルの越え方の違いみたいな話.
なんだかなぁ.よくわかる.

振り返ってみても,ホントに1時間ちょっとでこんなに深く話したのかと思うほど,密実.

それにしても,九州人さんは,ホントによくこのブログを見てくださっているようで・・・
ありがたいやら,恥ずかしいやら.





 


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2 コメント

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共感多いですね。 (九州人)
2011-12-13 00:20:08
題材にしてもらってありがとうございます。いやぁ、楽しいひとときでした。それにしても、共感できることが多かったです。
ブログ、いつも拝見してます。楽しみにしてますよ。
お互い頑張っていきましょう。
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九州人さんへ (伏龍)
2011-12-13 08:34:01
こちらこそ,お世話になりました.
たぶん,お互いに会話しながらいろんな思考・想像を広げていたのではないかと思います.
だから,短時間で多くの実のある話ができたのかと.
ホントに多くの刺激をありがとうございます.
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