<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

チェコ領事館の前は人だかり

2007-08-15 22:50:05 | ガルマルの鼻歌で散歩
先日、ハノイ市内のチェコ領事館の前を通ったのですが、人だかりがありました。知り合いに聞いてみると、ビザを取る人達だそうです。ほとんどの人はドイツに働きに行くのを目的にしているのですが、なかなか、ビザが取れないので、比較的とりやすいチェコのをとって、ドイツに向かうんだそうです。

フーはどうして楽器や機材を壊したかを考える

2007-08-14 00:25:22 | ガルマルの鼻歌で散歩
ハノイ市内でやっていたビール祭りに行ってきました。タイガービールや、アンカービールなど外国のビールもありましたが、ほとんどはベトナム国内のビールが出展していました。チェコのビールもありました。ここだけは、ただでビールを配ってました。一番おいしかったのです。

まあ、そんなわけで、せっかく入場料を払って入ったのでと、生ビールがないか探していたのです。すると、タイガービールとアンカービールの生がありました。そこで、タイガービールを注文したんです。ちなみに、タイガービール6000ドン、アンカーは3000ドンでした。

椅子に座ってビールを飲んでいると、急に近くのスピーカから馬鹿でかい音楽が聞こえてきました。バンドの名前はわかりませんが、デスメタではないかと思います。最初はなるべく気にしないようにしていました。ベトナムでは大きな音はサービスですからね。料金に含まれているんです。

ところが、だんだん、我慢できなくなってきたんですね。立ち上がって、「やかましい」とでもいいながら、スピーカを壊したくなったんです。まあ、そう思っただけで、しませんでしたけどね。それで、わかったんですね。フーの気持ちが。

えー、フーというのは、ステージが終わると、演奏していたギターを壊したり、アンプにギターをさして壊したりするので有名でした。わたしも、どんなステージなんだろうといつも思ってました。一回だけ、フーが演奏するのを日本のテレビがやっていたトム・ジョーンズ・ショーで見たことがあります。とても、おとなしく「ピンボールの魔術師」を演奏していました。この曲は、ロックオペラ「トミー」の中の曲です。あっ、話は飛びますが、先日見ていたダイアナ妃に捧げるコンサートで久しぶりにトム・ジョーンズを見ました。昔からおっさんくさかったけど、今もおっさんくさいのでした。

といわけで、はじめてフーのステージを見たのは、日本では1970年に封切りになった映画「ウッド・ストック」でした。ウッド・ストックといえば、スヌーピーの相棒ですが、二人ともコンタクトレンズをしているんだそうです。あっ、また、話しがずれましたが、そのはじめてみたフーのステージの激しかったこと。腕をぐるぐるさせながら、時々飛び上がってギターを弾くピート・タウンゼント、コードを持ってマイクをぐるぐる回すロジャー・ダルトレー、まあ、なんだか、曲芸みたいな太鼓をたたくキース・ムーン。リード・ギターのようなベースを弾くジョン・エントウィッスル。びっくりしました。本当に生で見たいなと思いました。

そして、圧巻は演奏終了後に来ます。ピート・タウンゼントが片膝ついて弾きながら時々、ギターを床にぶつけはじめます。そのうち、ネックをアンプに突っ込んだして、ほとんどの楽器や機材を壊すじゃありませんか。

というわけで、あたしは、あのフーのステージを思い出していたんですよ。理不尽に馬鹿でかい音楽を出しているスピーカの前でビールを飲みながら。人は、大きい音を聞くとうるさいと思って破壊したくなるんです。きっと、フーも自分たちの出した音があまりにうるさいので演奏しながらも頭にきていたんじゃないかな。それで、演奏終了後、うるさい音を出していた楽器や機材を壊したんじゃないかな。きっと、自分のギターやアンプを壊しているピート・タウンゼントは「うるさいぞ、おまえら、黙れ」なんていいながら、壊していたのかなって、思ったんです。

日本でも、騒音というのは近所の争いごとになりますよね。あまり、大きい音を出さないようにしましょうね、ピート・タウンゼントがやってきて、いろんなものを壊されるかもしれませんよ。

出入国カード

2007-08-13 01:19:40 | ガルマルの鼻歌で散歩
外国に入国する時は出入国カードを書きますよね。名前とか、パスポートの番号とか、どこからやってきたかとか。

それで、思い出したのが、ブルネイという東南アジアのボルネオ島にある小さな国に行った時のことです。出入国カードに宗教を書く欄があったのです。あたしゃ、真剣に迷いましたね。たいていの日本人と同じで、特に信じている宗教はないんです。それで、無宗教と書こうかなとも思ったんです。でも、待てよと思いました。というのは、インドネシアなんかもそうらしいのですが、もし、無宗教だなんて言うと、共産主義者と思われたら嫌かなって。入管の人に、「ここはイスラム教の国だから、共産主義者は入れない」なんていわれたらどうしようなんて、変な心配をしたもんです。それで、無難に仏教徒と書いたんですがね。

ところで、中国の出入国カードには宗教の欄はないんです。もし、あったら、あたしゃ、共産主義者と書きましょうか。それはそれで、問題かなあ。共産主義者は共産主義のことを宗教と思ってないだろうからな。

ただ、本当に共産主義の国ってのはなくなりましたね。どの国も、名目だけじゃないですか。小話が合って、マルクスとケインズが天国だか、地獄だけで議論になって、すべての面で意見が違ったんだけど、ひとつだけ一致したことがあったそうです。それは、「資本主義の最も成功した国は日本だ」とケインズが言えば、マルクスも「共産主義が一番成功した国は日本だ」と言ったってんですがね。

確かに、日本はこのごろ、資本主義になってきましたね。ちょっと前までは、談合や何やらでお金を平等(?)に分け合う共産主義な国だったのにね。

ところで、出入国カードに宗教の欄があるってブルネイのほかにどんな国があるんですかね。

ノイバイ空港

2007-08-11 02:44:06 | ガルマルの鼻歌で散歩
お盆ですね、日本中の人が移動しているんでしょうか。昨日、ちょっとした用事があって、ハノイの郊外にあるノイバイ国際空港に行ってきたんですよ。そうしたら、お盆休みの日本人でしょうか、観光に来た人達がたくさんいました。それから、単身赴任のお父さんを訪ねてきたような子供とお母さんの組み合わせもありました。久しぶりに家族が再会したという感じで、ほのぼのとした気持ちになりました。

ニューヨークも地球温暖化にいいことをするの?

2007-08-11 02:41:07 | エコロジジイの落ちない噺
えー、近所の隠居、エコロジジイであります。あたしゃ、行ったことがないのでわかりませんが、ニューヨークにはイエローきゃっぶと呼ばれるタクシーがあるんだそうです。フォードの大きい車を使ってるらしいんですがね、6km/Lしか走らないんだそうです。それで、地球温暖化を防止するためにということで、ハイブリッド車に代えるんだそうですよ。ニューヨークといえば、最先端のトレンドって言うイメージがありますけどね、こと、温暖化防止に関しては、遅れてますよね。

不登校が増えているのに文部科学省って呑気だな

2007-08-09 20:54:48 | ガルマルの鼻歌で散歩
小学校、中学校ともに不登校の生徒が増えているんだそうです。過去最高らしい。で、これに対する文部科学省のコメントが面白い。「人間関係づくりが不得手な子供が増えているほか、家庭の教育力が低下した」ってんですよ。なにをいってんだかなという感じがしませんか。自分たちの責任を全く認めてない。生徒個人とその過程に原因をしているんですよ。いじめの問題とか、教育制度の問題はないがしろにしておいて、この言い草はないだろう。

わたしは、文部科学省にほとんどの責任があると思いますね。それに、人間関係作りが不得手ってどういうことですか。っていうか、なんでそれが、不登校の原因になるんだろう。学校が人間関係を作れないところだからじゃないのか。それに、なんで、人間関係を作れないことが悪いんだ。文部科学省なんて、公務員以外の日本人との関係作りが不得手じゃなんですかね。

ガソリンの最高値だそうで

2007-08-09 11:25:45 | エコロジジイの落ちない噺
えー、ガルマル師匠の留守番、近所の隠居エコロジジイでございます。今朝のニュースで言ってましたね。日本ではガソリンの値段が最高値を更新したそうです。あたしは車と縁のない生活をしてますんで、あんまり関係ないんですが、まあ、車に依存している人には大変なことなんでしょうな。原因はやっぱり、石油の値段が上がってるからなんでしょう。値上がりは、これからも続くんでしょうかね。ますます、石油産出国は儲かりますな。

これからも石油価格がどんどん上ると、ガソリン代もどんどん上がって、しかも、高速料金も高いとなると、日本じゃ、車でどこかに出かけようとする人は減ります。国内旅行をする人が減るんです。じゃあ、海外に行くかというと、そんなことはない。飛行機だって、船だって、石油で動かしているわけですから、料金も軒並み値上げになります。海外に行くのも、膨大なお金がかかるようになるんです。というわけで、だれも、国内だけじゃなくて、海外旅行もしなくなるんじゃないんですかね。そうすれば、環境的にはいいわけですよ。石油の消費が減るわけですから、二酸化炭素の排出量が減る。ということは、温暖化にもストップがかかるというわけです。おまけに、テロリストも飛行機代や船賃が高くてどこにもいけなくなりますよ。石油の値上がりは、環境だけじゃなくて、世界平和のためにもいいことです。

人々は、生まれたところで、育って死んでいく。そんな生活が主流になるんじゃないですか。原子力発電も柏崎の地震で壊れてからあんまり、いいもんじゃないってのは、なんとなくわかったわけですよね。だから、電車も、運賃がたかくなります。そうすると、人々の生活圏は、歩ける範囲か、せいぜい、自転車で通える範囲になります。二時間もかけて、職場に通うなんてことはできなくなります。旅行に行くのも、江戸時代のように徒歩です。いいじゃありませんか、ガルマル師匠を見習って、鼻歌で旅行といきましょう。そんな、のんびりした生活もいいと思うんですが。ガソリン値上げをもっと、積極的に活かすことができるんじゃないかと思います。

ザオ族の女性

2007-08-09 08:53:26 | ガルマルの鼻歌で散歩
ベトナムは少数民族も多いのであります。写真はザオ族の情勢です。中国から来た少数民族だそうです。中国では、ヤオ族と呼ばれていると聞きました。そういえば、タイとミャンマーの国境近くでヤオ族の村に行ったことがあります。この女性は、こんな風な民族衣装を着て、近くの観光村で刺繍を売っています。

ヘルメット着用が義務化

2007-08-08 10:51:41 | ガルマルの鼻歌で散歩
普段は大量のバイクが道を無尽くすといった感じのハノイですが、皆さん、ほとんどヘルメットをしていません。地元の人に言わせると、街の中ではスピードを出せないから大きな事故は起きないからヘルメットは必要ないんじゃないかといいます。それに、みんなひどい運転をするから、常に周囲の状況を把握していなければならないといいます。ヘルメットをしていると、周囲の状況を把握しにくくなるので、かえって事故が増えるということです。

なのに、来年からヘルメット着用が義務になるそうです。バスなどの公共交通がそれほど便利ではないし、道も狭いので、多くの人がバイクに依存する生活をしています。というわけで、ヘルメット着用は大きな関心事なんであります。

で、あたしは考えたんです。ヘルメット着用は誰が儲かるかとね。結論は警察なんです。来年からヘルメットなしで運転していると、警察にバイクを止められます。そして、当然のごとく、金をせびられるというわけです。警察の小遣い稼ぎの手段をひとつ増やすというのが義務化の理由のひとつではないかと思うのです。

それと、もうひとつの理由は、ヘルメットをかぶるのがめんどくさい人は、きっと、車を買うと思うんですね。それくらいベトナムは景気がいいんですよ。ということは、車を作っている会社も儲かるわけですね。

まあ、ヘルメット着用の義務化は、車を作る会社と警察の利益が合致した結果じゃないかと勘ぐったりして。