目玉船

目玉おやじってのはいるんですがね、この前ベトナム南部を6日間で1631キロ走破した時のことです。メコン川を走る船には目玉が書いてあったんです。それで、思い出したのが、この写真の船についている目玉です。

この船は、日本人街があったことで有名な中部ベトナムにあるホイアンの町で見つけたものです。ホイアンは街ごと世界遺産に登録されています。ラオスのルワンパバーンも街ごと世界遺産です。ルワンパバーンがインドテイストの世界遺産とすれば、ホイアンは中国テイストの世界遺産です。

そのホイアンには、中国会館とか、福建会館とか、中国系の人達のための建物があって、観光の目玉の一つにもなっています。この写真は福建会館の中に飾ってありました。つまり、福建会館に来る中国系の人土地の先祖が、ホイアンに来る時の船をかたどっているんでしょうか。この船にメコン川にある船と同じ目玉がついていたんです。

ということは、メコン川に浮かぶ船に付いている目玉は、中国、特に福建省が原産なんでしょうか。