<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

あぁ、また学者にだまされた

2009-08-20 22:05:21 | ガルマルの鼻歌で散歩
なるべく学者の書いた本は買わないようにはしているんです。寅さんじゃないんですが、インテリは嫌いなもんで。でも、時々、買ってしまいます。たいていはがっかりすることが多いんです。だまされるのが悪いんで、恥ずかしくてあんまり言わないんですが、今度は本当に腹が立ったので書きます。

本の題名は、「生物と無生物のあいだ」と言う本で福原なんとかと言う学者の本です。この本を買ったのは、一年前くらいに読んだ、ナサの人が書いた「生物と非生物のあいだ」と言う本を思い出したからです。このナサの人が書いた本はウイルスを始め、さまざまな菌類を比較して、地球上の生命の起源を地球だけではなく、月や火星にまで求めている非常に知的好奇心をかき立てる本でした。こんなふうに知的好奇心をかき立ててくれるかなと思って福原なんとかという学者の本を買ったのです。

まあ、読んでみると、アメリカの大学で苦労して働いていた自慢話や日本の学者の悪口を村上春樹風の文章でサンドイッチしたような本です。知的な興奮のかけらもない本です。こんな本に金を出したのを後悔してしまいました。

口の悪い知り合いは学者が下らない本を書くのは慰謝料を稼ぐためだといいますが、まぁ、そんなことなのかもしれません。だまされた私が悪いんです。あぁ、腹の立つ学者の本はこれだけじゃないんだけど、今日はこの辺で。