<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

江戸の人は粋が信条だけど雪の日は別だね

2006-01-23 08:34:41 | エコロジジイの落ちない噺
というわけで、雪の続きです。江戸の人は粋が命ですな。宵越しの銭は持たねえなんてね。でもねえ、雪の日はさえないね。傘なんかさしちゃってね。あれはいけません。雪の日は、何にもなしで出かけてね。帰ってきたら、さっと体に付いた雪を払って落とす、これが粋ですね。ところが、江戸の人は傘なんかさして、歩いてる。あれはいけません。

ところでね、あたしは江戸の人間じゃないから、雪ぃ降った日のテレビの様子を見ていて江戸の人は粋じゃないと思ってたんだね。そしたら、傘をさす理由がわかったね、江戸の雪ぃはね、水っぽいね、雨に似ているんだね。だから、傘をさす。傘がないとずぶ濡れだ。家に帰ってね、さっと払うだけで雪が落ちるのは寒い北の国だからできるんだね。

そんなわけで、わかりましたね、江戸はね人は粋なんだけど、雪が粋じゃないね。雪が湿っぽくて粋じゃないから、人が傘をさす。