団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

IC1396を庭で撮ってみること

2019-10-08 | 天体写真

逝ってしまったPCの代わりに注文しておいたものが届いた。消費税UPの直前だったので組み立てに時間がかかったようだが早速使ってみる。CPUは同じcore-7だがIvyBridge世代からCoffeLake世代になりOSをSSDに入れたことから処理スピードも速くなって快適。ブラウザーは入っていたEdgeを使ってみたのだが使いずらいので今まで使っていたChromeに入れ替えてみた。Googleのパスワードを入れると・・・ブックマークがすべて復帰されてきた。クラウドに保存されているようだ。知らなかった。自分の趣味趣向が知られているんだね、筒ぬけ状態。

30日に前日まで予報もそこそこ良さそうで本当に久しぶりに面の木へ遠征できるかと準備をしていた土曜日。生憎時間が経つにつれ予報は悪くなってしまい、あきらめることに。

しかし、夕食後庭にでてみるとデネブやベガが見え全天雲も無かったので遠征に備えてベランダに置いておいた機材をエッチラ運んでセッティング開始。

シーイングは良くなく、北極星は肉眼では薄く見えるだけ。それでも北極星方向に赤道儀を向け電子極望のスイッチを入れてみると北極星が小さな画面に映ってきた。

極軸合わせを行ってデネブとベガでピント合わせ&アライメントした後、ケフェウス座のIC1396の散光星雲を導入。結構淡い対象なので明るい庭では難しいだろうなあと思いながら・・・。けれどQBPフィルターを使えば何とかなるんではないかと淡い期待もあったので、レデューサーの前の48mmフィルター枠に取り付けて撮影スタート。できるだけコマ数を稼ごうと6分×30枚に設定。

ISO1100で6分露光を30枚ステラショットでセットし撮影開始。

2,3枚撮り終えたところでレビュー画面からステライメージ8を立ち上げてみると、QBPフィルターを使ってもこの空では難しいのか。ガーネットスターは良く分かるがやっぱり淡い。

 この日、PHD2のガイドは順調で、いつもは途中で星をロストしたというメッセージが出て大きくグラフが乱れてしまうことがあるのだがこの晩はスムース。脳みそアイコンの設定を変えたことが良かったのか?

ようやく涼しくなり快適な夜。
虫の声をBGMに、更にNHKラジオのらじるらじるの聞き逃しメニューから好きな「石丸謙二郎の山カフェ」や高橋源一郎がパーソナリティの「すっぴん」等を聞きながら空を眺めている一時は悪くない。ラジオは心を豊かにしてくれるね。

しかし23時を過ぎる頃に頃になると西から一気に雲が広がってきてしまい結局18枚撮り終えたところで終了。仕方なくスカイフラットとダークを撮って撮影終了。

で処理しましたが案の定難しく北アメリカ、カリフォルニア星雲のようにはいきません。色々ともがいてはみたものの強調処理でノイズで荒れてくるわ、カブリも修正不可能で、バックもニュートラルグレイにはならず、やはり暗い所に行って撮らないと無理な対象でした。
雲の無い16枚をステライメージ8とPhotoshopで画像処理。

 
 
Borg71FL+7872(f4.1)288mm/QBPフィルター/]Nikon D810A/EQ6Pro
ASI1200mm/PHD2 ステラショットを使って撮影
ISO1100、露出360秒×16枚
愛知県長久手市
 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 植え付け時期が迫ってきたレ... | トップ | モリコロパークのお花畑 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (HIROPON)
2019-10-09 00:33:28
IC1396、本当に淡いですよね。
私も以前東京都心から狙ったことがありますが(ぉぃ)、撮って出し状態での写り自体は同じようなもので、姿をあぶりだすのが精一杯でした。
https://hpn.hatenablog.com/entry/20171125/1511619976

STCのAstro DuoやIDASのNB1など、フィルターが良くなった今なら、もう少しきれいに撮れそうな気はするのですけどね(^^;
Unknown (G)
2019-10-09 14:57:01
HIROPONさん>コメントありがとうございました。
実はブログいつも拝見させていただいています。
星の見えない都心からの撮影の苦労は大変なものでしょうね。それでもあれだけの写真に仕上げられるのですからそのスキルたるや、到底真似のできるものではありません。

どうも低感度で露光時間を稼ぐほうが良い結果がでるのですね。今度はもう少し感度を下げて時間を伸ばす方法でチャレンジしてみたいと思っています。

コメントを投稿

天体写真」カテゴリの最新記事