先週
シスコの友人と飲みに言って、久々に真面目な話をしました。
彼はかねてから外国で働きたいという夢を持っていて外資系に入ったのに、どんなに希望しても海外には行けないというジレンマを持っています。誤解ないよう言っておくと、彼はとても優秀な人物です。
まあ、外資系の日本支社なんて大きい会社になると案外こういった感じです。良くも悪くも日本企業化してしまうのです。
逆に私はできれば日本で働きたいと希望しているのにもかかわらず、なぜか海外に行かされる始末。誤解ないように言っておくと、英語が堪能なわけでもないです。
まったく悩みがあべこべ。
彼が偉いなと思うところは将来海外で働いたときのために毎日英語を勉強しているというのは当然のこととして、それよりも日本についての勉強をすごくやってます。海外に出たときに日本というものを語れないといけない、そういうところこそもっとも大切なことだというわけです。
これは確かに一理あって、英語はツールでしかないのでしゃべれるだけで仕事ができるわけではない。日本人であるメリットは言うまでもなく日本について知っていることであり、外国の人はそういう話を聞きたがる。日本を知らずして海外通ぶるのはどこかずれていると思うのです。たとえば、昨今の教育ママのように、日本語もろくに話せない子供に英会話を必死で勉強させて何になるのでしょうか。
話はいろいろ白熱したのですが、やっぱり日本の歴史の話になりました。
その中で一致した話は、日本と中国の長い対立関係についてです。これは戦争だけのものではなくて、ずっとずっと根深いという話。昔からの対立関係が原因で起こるべくして起こった戦争。
私は右翼でも左翼でもないつもりだし、中国だって特に偏見は持ってなかったですが、行ってみてやはり嫌な思いもしたし、結論として根本的に中国人と日本人は合わないかもなと感じました。大げさに言えば、国民性の壁を感じるのです。国民性は変えられないので仕方ないと割り切って仕事をしているところがあります。
でも、そんな私でも中国株はすでにライフワークになってます、今日もちょっと上がったので気分がよかったりします・・・。