『季刊・人類学』は、1970年から1989年にかけて、京都大学人類学研究会により、季刊(2月・5月・8月・11月)として毎年4冊刊行されていた雑誌です。第1巻から第20巻まで、当初は社会思想社から、途中から講談社により出版されました。内容は、文化人類学・民俗学・民族学・自然人類学・考古学と、人類学のあらゆる分野が包括的に掲載されていたものです。
『季刊・人類学』第8巻第3号は、1977年9月10日に講談社から刊行されました。アマゾンで検索しましたが、ヒットしませんでしたのでリンクさせていません。
本号の内容は、以下の通りです。
ニホンザルにおける個体間の特異的な近接(北村光二)
- コメント1(森 明雄)
- コメント2(谷 泰)
黄土前文化の多極性:石球を導き手として(赤堀英三)
- コメント1(樋口隆康)
- コメント2(亀井節夫)
天と国とを照らす神(川添 登)
- コメント(大林太良)
研究室めぐり27.大阪大学人間科学部(有馬真喜子)
ひと:山口昌男(有馬真喜子)
ひと:米山俊直(馬場 功)
タム・タム
東京都檜原村笛吹の両墓制(長沢利明)
- コメント(武田聴洲)
利己的日本人:小説『白い巨塔』の交換論的分析(別府春海)
- コメント(米山俊直)
ほん:G.S.カーク著『神話:その意味と機能』(筒井幸子)
ほん:A.モンタギュー著『女はすぐれている』(大谷 剛)
ほん:B.J.メガーズ著『アマゾニア:偽りの楽園における人間と文化』(山本紀夫)