金藤晃一師コラムを紹介します。
「いいとこさがしアプローチ」
ある社長さんから「この不景気にもかかわらず、我が社は、業界でトップクラスの売り上げを維持しています。
しかし、去年と比べると全体的に売り上げが落ちています。
幹部たちを集めて対策会議を開きましたが、決定的な打開策は出てきませんでした。
どうしたらいいでしょう?」とご質問を頂きました。
そこで、私はこう申し上げました。
「『どうしたら売り上げを回復できるだろうか?』という会議もいいですが、
『この不景気にもかかわらず、なぜ我が社はトップクラスを維持できているのだろうか?』
というテーマで会議をすると、きっといいアイディアが浮かぶと思いますよ」と申し上げました。
すると、この社長さんは「金藤さん、それは目から鱗です。
そういう会議だったら皆の士気もあがる。
意外に自分の会社の改善点には注目しても、自分の会社の持ち味や長所は見過ごしているものです。
早速やってみます」と目を輝かせながら帰って行かれました。
こういう“いいとこさがし”のアプローチをアプリシエイティブ・インクワイアリー(AI)と言います。
私たちは自分の“アラ”を探しても、自分の“いいところ”は探さないものです。
いいところを探していると、自分の強みを再確認し、活かすアイディアが生まれます。
何よりも、気分が良くなり、自然と前向きで生産的になっていけるのがこのAI の素晴らしい点です。
自分の“いいとこさがし”を始めましょう。
(文責:金藤晃一)
本当にそうですね。
マイナスを拾うより、いいとこを見つけていくほうにエネルギーを使った方が気持ちも元気になります。
以前ネガティブな言葉を肯定語に変換するということを紹介したと思いますが、
これってやっぱり大事ですね。
例えば、「自分は飽きっぽい。」は「執着しない。こだわらない。」と肯定語に変換
「わがまま」は→「自分の意見をはっきり持っている。」
「しつこい」は→「根気強い」
こんなふうに、変換できれば、自分のことも、人に対しても気持ち良くいられる気がします。
グレイスのマスターは、愛想がない感じ悪い
美味しいパスタを作る事に専念している寡黙な雰囲気
ちょっと無理がありました。
でも、先日、アーティストのスピッツさんのファンの方たちがコンサートへ行く前に
グレイスランチを予約してくれたと聞いて、
マスターは、スピッツさんの曲をグレイスで流して、お客様をコンサートに送り出したいと、
スピッツのアルバムCDを買いに行ったのでした。
愛想は悪いですが、とても優しいマスターなのです。
ちょっと褒めすぎでしょうか・・・
スピッツの曲は癒される~