●トヨタが異例の決算会見 純利益最高もにじむ危機感… ・トヨタ自動車が９日発表した2018年３月期連結決算の純利益は、前年比36.2％増の２兆4,939億円だった。日本企業としては、過去最高を更新した。トヨタ自動車は今回、豊田社長が、自ら、中長期的な経営の考え方について話す時間を十分に設けるため、これまで午後３時以降だった決算会見の時間を午後１時半に前倒しした。トヨタは好決算を手放しで喜んでいるわけではない。今回の決算は、円安で利益が膨らんだほか、米国の減税効果で純利益が、かさ上げされているためだ。豊田社長は「自動車産業はいま、100年に一度と言われる大変革の時代に突入している。未知の世界での生死を賭けた戦いが始まっている」と訴える。
●米朝首脳会談へ急展開 北朝鮮が米国人３人解放 ・アメリカのトランプ大統領は、日本時間９日午後９時半ごろのツイッターで、「北朝鮮で拘束されていたアメリカ人３人が解放された」とツイッターに書きこんだ。この日、アメリカのポンペオ国務長官が北朝鮮を訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長の側近である金英哲党副委員長と会談し、米朝首脳会談の議題や日程を詰めると同時に、アメリカ人の解放を求めたとみられる。この動きに先立ち、北朝鮮の金委員長は中国で習近平主席と会談。６月初旬にも開かれる予定の米朝首脳会談を前に、各国の動きが慌ただしくなっている。こうした中、日本で開かれた日中韓首脳会談において、北朝鮮の諸問題に対して３ヵ国で協調して行動していくことを確認した。日本政府としては、アメリカだけでなく北朝鮮に強い影響力を持つ中国との連携は不可欠で、安倍総理は10日から李克強首相と一緒に北海道を訪問するなど、連携強化を図る考えだ。
●グーグル開発者会議 音声ＡＩが店を電話予約 ・アメリカではグーグルが年に一度開く開発者向け会議が開催されている。今年のメインテーマはＡＩ＝人工知能です。会場が最も盛り上がったのはＡＩによる自動予約機能の発表だ。ＡＩがレストランや美容室に電話をし、店員と会話をしながら予約を行うというもの。実証実験の段階だが、ピチャイＣＥＯは今後も需要があるとみて開発を加速する考えだ。アマゾンやアップルもＡＩの開発に力を入れる中、グーグルはスマートフォンなどの消費者に近い端末に対応するＡＩの機能の強化を行い、利用者を増やしたい考えだ。さらに、開発者会議ではスマホを意識したカメラに関するＡＩの強化を発表した。また、ディスプレー付きのスピーカーにグーグルのＡＩを搭載し今年の７月以降にアメリカで発売すると発表した。「ＡＩをすべての人が使えるものにする」という狙いが現れた開発者会議になっている。
●ソフトバンク営業最高益 ・営業利益が過去最高を更新した。ソフトバンクグループの2018年３月期の営業利益が１年前と比べて27.1％増えて、１兆3,038億円と過去最高となった。成長が見込まれる企業に投資をする10兆円規模の投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」での株式評価益が貢献し、営業利益を押し上げた。ソフトバンクグループは今後も投資や買収でグループ企業を増やし、成長を目指す方針だ。
●東芝株買い増しを示唆 ・香港の投資ファンド、オアシス・マネジメント・カンパニーのセス・フィッシャー最高投資責任者がＷＢＳのインタビューに応じ、現在１％以上保有する東芝株について、経営再建が進んできたとして、半導体メモリ事業の売却するかどうかに関わらず、今後買い増す可能性を示した。また、経営再建を主導する車谷会長については、その手腕を評価した。
●米 イラン核合意離脱 ・アメリカのトランプ大統領は８日、2015年に欧米など６ヵ国がイランと結んだ核合意からの離脱を表明した。また、合意で解除されたイランへの制裁を再開し、「最高レベル」の経済制裁を科すと宣言した。これに対し、イランのロウハニ大統領は猛反発し、国益にそぐわないと判断すればウラン濃縮活動の再開もあり得ると警告した。こうした中、シリアの国営メディアは、イスラエルが、シリアのダマスカス近郊にある施設をミサイル攻撃したと伝えた。この施設はアサド政権を支援するイランの精鋭軍事組織のものと見られている。アメリカがイラン核合意からの離脱を表明したおよそ１時間後に行われたもようだが、関連があるかはわかっていない。
●回転ずし大手「くら寿司」１皿100円を死守する新戦略 ・回転寿司チェーン大手の「くら寿司」が、愛媛県宇和島市の生産者と組んで「さかな100％プロジェクト」発表した。実は、加工して寿司ネタになるのは、魚全体の４割。くら寿司は、頭や骨などのアラを捨てるのではなく魚粉に加工。その魚粉を養殖魚の餌にして、さらに育った養殖魚をまた寿司ネタにする取り組みだ。養殖魚は、輸入した魚粉を餌にしているが、乱獲や為替などの影響を受け、13年前と比べ約２倍に高騰している。くら寿司は、養殖魚を安定した価格で提供するためこのプロジェクトを進めている。11日から販売される「みかんぶり」と「みかんサーモン」は、第一弾商品。餌には、愛媛のみかんの皮やオイルを混ぜていて、捨てるアラと捨てるみかんの皮を使いブランド魚にしている。現状、赤字になっているが、将来的にこの循環型プロジェクトで餌代を10％カットして、100円の価格を維持する考えだ。
●ＮＴＮの新たな挑戦 ベアリング技術 水力発電に生かせ！ ・家電製品から人工衛星に至るまで、多くの機械に組み込まれているのが「ベアリング」。自動車には約150個使われているが、４割は電動化によりなくなるのではとみられている。こうした逆風に立ち向かおうと、ベアリング大手のＮＴＮは、主力の自動車向け以外にも成長の機会を求め、新たな事業を立ち上げた。長年培ってきた技術を生かす場所は農業用水路での水力発電だ。ＮＴＮが開発したマイクロ水車は水路に落差がなくても、発電することができる。精密なベアリングが摩擦を小さくし、発電効率を上げているため、１日で一般家庭２軒分の電力をまかなえるという。ＮＴＮは再生可能エネルギーの売電需要を取り込み、さらなる成長を目指す方針だ。取材先：ＮＴＮ、ＮＴＮ 自然エネルギー商品事業部、サンエイ工務店、白山町土地改良区
●財務省がセクハラ研修 ・財務省は、福田前次官がセクハラ問題で辞任したことを受け、幹部職員などおよそ80人を対象にセクハラ防止のための研修会を行なった。講師からは 初期対応のまずさについて指摘があったほか、どういう行為がセクハラに当たるかなどの指導があったという。
●【トレたま】芯が長～くなる“鉛筆削り” ・【商品名】デッサンメイト【商品の特徴】デッサン専用の鉛筆削りで、通常の鉛筆削りで削った芯の約２倍“19ミリ”もある【企業名】アスカ【住所】（東京支社）江東区東砂７－１５－４【価格】2,000円（税別）【発売日】８月発売予定【トレたまキャスター】北村 まあさ
●まるでコーヒー！？キリンが麦カフェ ・キリンビバレッジは、大麦を原料にしたコーヒー風味の飲料を発表した。コーヒー用の焙煎機で深く炒った大麦に柑橘類の皮などを加えることで、コーヒー豆の香りや苦みを再現している。カフェインは入っていない。各社が相次いで新商品を投入しているペットボトル入りコーヒーの市場で、これまでと違う角度から商品展開を試みる狙いだ。
●事件当日「男に追い掛けられた」 ・新潟市のＪＲ越後線の線路上で、近くに住む小学２年の大桃珠生さんの遺体が見つかった事件で、事件当日の７日、大桃さんが朝の登校中に「黒い服のサングラスのおじさんに追いかけられた」と友だちに話していたことが教育委員会への取材で分かった。警察は、通学路周辺で聞き込みを行うなどして事件との関連を調べている。
●番組の見どころ 5月10日（木）・セブン－イレブン・ジャパンが店内商品をスマートフォンなどで注文できる「ネットコンビニ」の新戦略を発表する。小売りはどこまで進化するのか。世界最大の家具見本市に出展した日本企業が、高い評価を集めた理由とは。
デッサンなどに適する・・・
●米朝首脳会談へ急展開 北朝鮮が米国人３人解放 ・アメリカのトランプ大統領は、日本時間９日午後９時半ごろのツイッターで、「北朝鮮で拘束されていたアメリカ人３人が解放された」とツイッターに書きこんだ。この日、アメリカのポンペオ国務長官が北朝鮮を訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長の側近である金英哲党副委員長と会談し、米朝首脳会談の議題や日程を詰めると同時に、アメリカ人の解放を求めたとみられる。この動きに先立ち、北朝鮮の金委員長は中国で習近平主席と会談。６月初旬にも開かれる予定の米朝首脳会談を前に、各国の動きが慌ただしくなっている。こうした中、日本で開かれた日中韓首脳会談において、北朝鮮の諸問題に対して３ヵ国で協調して行動していくことを確認した。日本政府としては、アメリカだけでなく北朝鮮に強い影響力を持つ中国との連携は不可欠で、安倍総理は10日から李克強首相と一緒に北海道を訪問するなど、連携強化を図る考えだ。
●グーグル開発者会議 音声ＡＩが店を電話予約 ・アメリカではグーグルが年に一度開く開発者向け会議が開催されている。今年のメインテーマはＡＩ＝人工知能です。会場が最も盛り上がったのはＡＩによる自動予約機能の発表だ。ＡＩがレストランや美容室に電話をし、店員と会話をしながら予約を行うというもの。実証実験の段階だが、ピチャイＣＥＯは今後も需要があるとみて開発を加速する考えだ。アマゾンやアップルもＡＩの開発に力を入れる中、グーグルはスマートフォンなどの消費者に近い端末に対応するＡＩの機能の強化を行い、利用者を増やしたい考えだ。さらに、開発者会議ではスマホを意識したカメラに関するＡＩの強化を発表した。また、ディスプレー付きのスピーカーにグーグルのＡＩを搭載し今年の７月以降にアメリカで発売すると発表した。「ＡＩをすべての人が使えるものにする」という狙いが現れた開発者会議になっている。
●ソフトバンク営業最高益 ・営業利益が過去最高を更新した。ソフトバンクグループの2018年３月期の営業利益が１年前と比べて27.1％増えて、１兆3,038億円と過去最高となった。成長が見込まれる企業に投資をする10兆円規模の投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」での株式評価益が貢献し、営業利益を押し上げた。ソフトバンクグループは今後も投資や買収でグループ企業を増やし、成長を目指す方針だ。
●東芝株買い増しを示唆 ・香港の投資ファンド、オアシス・マネジメント・カンパニーのセス・フィッシャー最高投資責任者がＷＢＳのインタビューに応じ、現在１％以上保有する東芝株について、経営再建が進んできたとして、半導体メモリ事業の売却するかどうかに関わらず、今後買い増す可能性を示した。また、経営再建を主導する車谷会長については、その手腕を評価した。
●米 イラン核合意離脱 ・アメリカのトランプ大統領は８日、2015年に欧米など６ヵ国がイランと結んだ核合意からの離脱を表明した。また、合意で解除されたイランへの制裁を再開し、「最高レベル」の経済制裁を科すと宣言した。これに対し、イランのロウハニ大統領は猛反発し、国益にそぐわないと判断すればウラン濃縮活動の再開もあり得ると警告した。こうした中、シリアの国営メディアは、イスラエルが、シリアのダマスカス近郊にある施設をミサイル攻撃したと伝えた。この施設はアサド政権を支援するイランの精鋭軍事組織のものと見られている。アメリカがイラン核合意からの離脱を表明したおよそ１時間後に行われたもようだが、関連があるかはわかっていない。
●回転ずし大手「くら寿司」１皿100円を死守する新戦略 ・回転寿司チェーン大手の「くら寿司」が、愛媛県宇和島市の生産者と組んで「さかな100％プロジェクト」発表した。実は、加工して寿司ネタになるのは、魚全体の４割。くら寿司は、頭や骨などのアラを捨てるのではなく魚粉に加工。その魚粉を養殖魚の餌にして、さらに育った養殖魚をまた寿司ネタにする取り組みだ。養殖魚は、輸入した魚粉を餌にしているが、乱獲や為替などの影響を受け、13年前と比べ約２倍に高騰している。くら寿司は、養殖魚を安定した価格で提供するためこのプロジェクトを進めている。11日から販売される「みかんぶり」と「みかんサーモン」は、第一弾商品。餌には、愛媛のみかんの皮やオイルを混ぜていて、捨てるアラと捨てるみかんの皮を使いブランド魚にしている。現状、赤字になっているが、将来的にこの循環型プロジェクトで餌代を10％カットして、100円の価格を維持する考えだ。
●ＮＴＮの新たな挑戦 ベアリング技術 水力発電に生かせ！ ・家電製品から人工衛星に至るまで、多くの機械に組み込まれているのが「ベアリング」。自動車には約150個使われているが、４割は電動化によりなくなるのではとみられている。こうした逆風に立ち向かおうと、ベアリング大手のＮＴＮは、主力の自動車向け以外にも成長の機会を求め、新たな事業を立ち上げた。長年培ってきた技術を生かす場所は農業用水路での水力発電だ。ＮＴＮが開発したマイクロ水車は水路に落差がなくても、発電することができる。精密なベアリングが摩擦を小さくし、発電効率を上げているため、１日で一般家庭２軒分の電力をまかなえるという。ＮＴＮは再生可能エネルギーの売電需要を取り込み、さらなる成長を目指す方針だ。取材先：ＮＴＮ、ＮＴＮ 自然エネルギー商品事業部、サンエイ工務店、白山町土地改良区
●財務省がセクハラ研修 ・財務省は、福田前次官がセクハラ問題で辞任したことを受け、幹部職員などおよそ80人を対象にセクハラ防止のための研修会を行なった。講師からは 初期対応のまずさについて指摘があったほか、どういう行為がセクハラに当たるかなどの指導があったという。
●【トレたま】芯が長～くなる“鉛筆削り” ・【商品名】デッサンメイト【商品の特徴】デッサン専用の鉛筆削りで、通常の鉛筆削りで削った芯の約２倍“19ミリ”もある【企業名】アスカ【住所】（東京支社）江東区東砂７－１５－４【価格】2,000円（税別）【発売日】８月発売予定【トレたまキャスター】北村 まあさ
●まるでコーヒー！？キリンが麦カフェ ・キリンビバレッジは、大麦を原料にしたコーヒー風味の飲料を発表した。コーヒー用の焙煎機で深く炒った大麦に柑橘類の皮などを加えることで、コーヒー豆の香りや苦みを再現している。カフェインは入っていない。各社が相次いで新商品を投入しているペットボトル入りコーヒーの市場で、これまでと違う角度から商品展開を試みる狙いだ。
●事件当日「男に追い掛けられた」 ・新潟市のＪＲ越後線の線路上で、近くに住む小学２年の大桃珠生さんの遺体が見つかった事件で、事件当日の７日、大桃さんが朝の登校中に「黒い服のサングラスのおじさんに追いかけられた」と友だちに話していたことが教育委員会への取材で分かった。警察は、通学路周辺で聞き込みを行うなどして事件との関連を調べている。
●番組の見どころ 5月10日（木）・セブン－イレブン・ジャパンが店内商品をスマートフォンなどで注文できる「ネットコンビニ」の新戦略を発表する。小売りはどこまで進化するのか。世界最大の家具見本市に出展した日本企業が、高い評価を集めた理由とは。
デッサンなどに適する・・・
