がんばる。がらぴん+。

甲状腺機能亢進症と診断された猫(ネコ)ガラちょぴんの闘病日記とチビニャンズの成長記録

たまの映画と、たまの贅沢♪

2008年09月22日 01時29分32秒 | ニンゲンのこと
土曜日、ヒルズに『パコと魔法の絵本』を観に行ってきた。


舞台は病院。
誕生日の前の日に事故にあって1日しか記憶の残らない7歳のパコちゃん。
「お前がおれを知ってるだけで腹が立つ」一代で大会社を築きあげた大貫。
賠償金をつり上げる為入院を引き延ばすジュディオング好きのおかま
消防車に引かれた消防士
銃で撃たれたヤクザ
自殺を繰り返す元子役スター
ナースコールをクイズの回答ボタンに改造して、しょっちゅうクイズを出題する、なーんで入院してるのかよくわらない男
弱弱で、おとぼけな大貫の甥
大貫の財産が欲しい大貫の嫁の看護婦
パンクでロックなタトゥー入りの看護婦
ヤクザの体から取り出した銃弾で首飾りを作る医者

どっからどうみても変なキャラクターが、パコちゃんの心に残るため、パコちゃんが読んでる「ガマ王子とザリガニ魔人」の劇を演じる。


クスッとして、笑って、ホロリとした。
めくるめくエンターテイメント。

純粋なパコちゃんの存在が、アクの強い大人達がホントは持ってる優しい気持ちを引き出した。
あ、ひとりだけずっと存在が怖い人もいたけど。

役所さんはやっぱりスゴイ。オカマの國村さんたらムッチャクチャイイ。
パコちゃんはそりゃもう可愛いし。
阿部サダヲ・ラヴなわたしは
「サダヲ・サイコーッス」って阿部サダヲなテンションで、肩幅以上に足を開き、上半身を後ろに仰け反って言いたかったわさ。

休みの日に、深く思考を巡らさず娯楽として映画を楽しみたいならオススメだわさ。
映画自体が飛び出す絵本のようだった。

ばちゃーん、けろーん、ばちゃーん、けろーん、
ガマの王子はワガママ王子

エンディングテーマ|木村カエラ「memories」

なんでガマ王子がわがままになったかがわかる『ガマ王子とザリガニ魔人』のサイドストーリー

こちらは、

我が家の大してワガママじゃないガブ玉子


と、

ボニータ長子



映画の後は、てくてく歩いてお鮨を食べに。
うふふ。回らないお鮨屋さん♪(魚へんに旨いと書いて鮨ですぜっ)

たまの贅沢。
大人ごっこ(いや、もう十二分に大人なのだけど...)

予約してあったので、すんなりカウンターに案内され、しまあじの刺身やあん肝なんかをつまみにビールで喉を潤し、冷酒をくいっと呑んで。
あん肝って本当は苦手なんだけど、クセがなくて美味しく食べれた♪

「そろそろなにか握りますか?」
「う~ん、もうちょっとつまみを貰おうかな」

なーんて、会話をしたりして。
大人ごっこですよ。大人ごっこ。
最初は取引先のいっつもパタゴニアを来てるどっから見ても怪しさを醸し出してる社長さんに連れて行ってもらってご馳走になった。
どこにもお品書きのない店だし、なにを食べても細かい仕事が施されてて、おいくら万円するのかしら?と恐る恐る怪しい社長に聞いてみた。そしたらいいお値段だったけど、ひっくり返る程は高くなかったんだよね。ちょっと背伸びすればくらいな感じ。
それからはお友達を誘ってたまのたま~に美味しいものを食べて自分にご褒美をあげたい時に行くお鮨屋さん。
日頃せっせと働いているのだし、たまには贅沢しなくっちゃ。

「お金は使わなきゃ入ってこない」ってぇのは絶対ある。
せっせと稼いだお金、貯め込んでいるだけじゃモチベーションが上がらないわさ。
たまにゃ旅行とか美味しいものにパーッと使って、また頑張ればいいのさ。
奢ってもらうお寿司もそりゃあ美味しいけど、やっぱり血と汗と涙で稼いだ自分のお金(少々大げさ)で食べる美味しいお鮨の味は格別でしたわさ。
コメント (4)
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