家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

これは相当にきつい

2007年04月24日 | 家について思ったことなど
asahi.comより

http://www.asahi.com/business/update/0424/TKY200704240007.html

「消費税を16%に」 経済同友会、税制改革提言を発表
2007年04月24日07時38分
 経済同友会は23日、国の税制見直し論議が今秋から本格化するのを前に、消費税率を現行の5%から16%に引き上げることなどを盛り込んだ税制改革提言を発表した。現在約40%の法人実効税率については、法人事業税の廃止により35%程度に引き下げるよう求めた。いずれも2010年代半ばまでの実施を要望している。
 提言では、16%の消費税率のうち9%は新設する年金目的税とし、年金保険料はなくす。残りの配分先は国税分が2%、地方税分が5%。法人事業税を廃止し、税源を地方消費税に置き換えることで、「地方自治体はより安定的な財源を確保できる」としている。
 低所得者層ほど負担感が重くなる消費税の「逆進性」に対しては、基礎的な食料品を購入した場合には消費税相当額を所得に応じて還付する制度の導入を求めた。
 法人実効税率の引き下げについては、日本企業の国際競争力の維持・向上や、諸外国からの投資拡大などの効果があると主張している。日本経団連も30%程度への引き下げを求めている。
 同友会はまた、低所得者には、税額控除での対応で「所得税の再分配機能を実質的に発揮できる」としている。低所得者の控除額が所得税額を上回る場合、その超過分を現金で給付するという案だ。経済学者フリードマンが提唱した「負の所得税」の考え方に基づく制度で、勤労意欲を高める効果があるという。
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これが実現されるのであれば、現在と同等のものがいきなり1割以上値上がりするのと同じである。
家づくりにかかるン千万円の1割はン百万である。これはたまらない。
この値上げ分を、所得減税分を貯めることでまかなうのには何年かかることか。
ゆっくりとした家づくりをおすすめする私でも2010年代前半までに建てることをアドバイスすることになるだろう。
駆け込み需要のリスクも考慮したら2010年以前に建てたほうがいいかもしれない。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
修復して住むのです (だから家はたてない)
2007-04-29 20:03:28
はっきり言って(でもここだけの話し)修復したほうが絶対おトク!
中越で建築修復調査~修復コーディネートした家、じつはほとんど新築同様になりながら建築確認申請はおろか、固定資産税の再評価もされない見込み。棟数にして30棟以上。ほんと内緒ですが、でもこの事実本当は誇れるのかもしれない。
TBS「夢の扉」2007.4.22の次のバージョン出るかもしれませんね。




および設計監理料確認申請は
どうも (garaika)
2007-04-30 17:17:50
長谷川さん、どうも。

固定資産税の再評価がない、というのはメリットですね。
いずれにしろ、できるだけ壊さないで使うことを考える方向性は大事にしたいものです。

ただ、
古民家のように修復しがいのある家であればいいのですが、骨組みがあやしい家の場合、そうもいってられませんよね。だいぶ昔の家はいいのですけど、ちょっと昔の家はなんとなく不安です。

頑丈であっても、最近の精密機械のような家も気になります。地震で一瞬ゆがんだら自慢の超高気密が保てなくなってしまうなんていうことはないのだろうか、なんて。
素人考えなのかもしれませんけど・・・。


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