家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

ホースのコダワリ

2006年02月11日 | 我が家のスペシャルな事情

我が家の庭で使っているホース。もう10年以上は経過しているだろうか。
別に使った年数をどうのこうの言おうとしているのではない。
実は「色」のことでちょっと言いたいことがある。

これの前に使っていたホースが寿命を迎え、父が新調するように言ってきたとき、私はチャンスだと思った。「やっとホースの色を変えられる」と。
以前のホースは青色。駐車場と庭の間に置いて使っていたが、目立っていやだったのだ。
なんでそんな色のホースだったのかというと、ホームセンターに置いてあるのは青とか緑ばかりだからなのである。しかも妙に発色が良い。
そのときもホームセンターに出かけて、その事実をあらためて確認することになったのだった。
長いこと、ホースの色に問題意識を持っていた私は当然そこで買わなかった。せっかちな父だったらきっと購入してしまったに違いない。
で私は、ホースを買うために東京に出かけ、東急ハンズでグレーのホースを15m購入して帰ってきたのだった(さすがハンズ)。
バブル期に、ラーメンを食べるためだけに飛行機使って札幌に出かける輩がいたが、私の場合、新幹線定期があるから交通費はタダだったし、運搬という肉体労働が入っている分、貧乏くさい。
そうして設置したグレーのホース、離れて見れば石が転がっている程度の存在感で、目立たず、「思惑通り」とにんまりしたことを覚えている。

ホースが、発色の良い青色や緑色が主流であるのにどういういわれがあるのだろう。売り場で派手に見えるからだろうか。
目立たない方がいいものって世の中には結構多いと思うのだが・・・。

今でも、いい庭を見せてもらったとき、たとえ端っこだとしても目立つ緑色のホースが鎮座しているのを見かけると、残念に思ってしまう。人間の視線をソコに向かわせ庭の景観をピンポイントで台無しにすることもある。

ホームセンター関係者がもし、このエントリに目をとめたなら、目立たないホースの取り扱いをオススメする。「庭の景観を損なわない落ち着いた色合い」とかキャッチコピーをつければそこそこ買う人はいると思う。