家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

出かける前からげんなり

2005年09月09日 | その他
明日、愛知万博に行くことになっている。
1ヵ月ほど前、子供の友人一家から誘われた。数十年に一度のイベントなので「一回いっとくか」と決めた。

今日になって、少しは情報収集でもしておこう、とネットに潜ったら、数分でゲップが出てきた。
恐ろしい混雑と待ち時間。(6時間というのは「待ち時間」という定義の中に入れることは間違っているんじゃないのか)

いまごろになって対策を練るのは、エベレスト登山の準備を3日前くらいから出来ると考えている人間に等しい。そのくらい甘い判断だった。

自分の甘さは瞬間的に認識できたが、他の家族と行く以上、「撤退する勇気」を出すわけにもいかない。そこで気持ちの持ち方としては、「山頂」ともいえる人気パビリオンは最初からはずし、せめて麓の村に到達してそれなりに楽しめばいい、と早々に覚悟を決めた。

4家族で出かけるので、もしかしたら用意万端なご家族もいるかもしれない。
とりあえず、我が家は炎天下対策のグッズは用意して、あとは流れに任せることにする。


持ち主のわからない荷物

2005年09月09日 | 新幹線通勤
物騒な世の中となり、平和なわが国でも密かにテロ警戒態勢が強化されている。
駅に配置されている警官・警備員の数を見ればそれがわかる。先月下旬、フランスでテロ分析の権威がアジアのフィナンシャルセンターが狙われていると発言してからのように思う。そういう意味ではリスクが大きいのは東京だけかも知れないけれど。
米国のように、警戒レベル「赤」とか「オレンジ」とか「黄」とかわかりやすく公にすればいいのに、国民性からかそういうシフトを選ばない。多くの日本人はリスクを恐がりすぎるから、そうした発表をすると一気に出歩かなくなり、経済が停滞する、そんな理由からだろうか。

リスクをリスクとして皆で共有するのが大人の社会というものではないのか。セコイ理由で警戒レベルを認識させない行政にも、リスクの存在を意識したがらず大人の行動ができない多くの一般人にもやりきれなさを感じる。

とオヤジくさい説教のようになってきたので、本題に切り替える。

JR界隈で最近、警官の数と同様、増えたものがある。
それは車内アナウンス。
 「持ち主のわからない荷物がありましたら、車掌にお知らせください」っていうヤツだ。
数えたことはないが、私の実感では流す頻度が高まっている。

以前からこのアナウンスには違和感がある。

最近人気のマイクパフォーマンス芸人、摩邪(まじゃ)風にいえば、
「『持ち主のわからない荷物』? ハア~?」である。
「持ち主のわからない以前に、電車に乗っている人間が多すぎて、持ち主がわからないかどうか自体がわからないじゃねえか、コノヤロー」なのである。

あのアナウンス、かな~りすいている電車でなければ有効になりえないと思うが、どうか。
逆にそんなにすいている電車がテロに狙われるというのも考えにくいが、どうか。

流す回数増やすのもいいが、まずはどのくらい効果があるのか検証せよ。