正確には営業担当の自家用車なんですが、自社工場では対応できない作業ってことで、当店への依頼となりました(^^)
作業内容はというとブレーキフルード漏れの修理。
リアデフ辺りでブレーキパイプに穴が空いてるみたいで(゜o゜; 車を停めているだけで下にブレーキフルードが溜まっていたそうです。
メルセデスベンツ C63 AMG 204277 174400キロ

エンジンはダウンサイジングが主流の今では考えられないV8の6200cc(゜o゜;
自動車税は10万円を超えるそうです(^_^;)
支払いは大変ですが、ここまでくるとステータスですね(^^)
ではリフトアップして漏れてる箇所を確認します!



リアデフ横のマフラーが濡れてますね(^_^;)

ドライブシャフトの上にあるブレーキパイプが腐食して漏れてきてるみたいで、直すにはブレーキパイプを交換するしかないです。
ただ純正部品で国産車みたいに成形されたブレーキパイプでの部品供給ではないので、汎用の配管を加工して交換したいと思います(^^)/

左リアタイヤとフェンダーライナーを取り外してブレーキパイプの取り回しを確認。


右のブレーキキャリパー付近でブレーキホースと接続がある以外は、左のタイヤハウスを通って前までそのまま接続部無しでいってるみたいなので

一番作業がしやすそうなこの位置で

ブレーキパイプをカット!


取り外したブレーキパイプがこちら。


実際に漏れてた箇所以外にも漏れそうになってる箇所があったのでちょうど良かったのかな〜と。

汎用のブレーキパイプは丸めてあるので真っ直ぐに伸ばしながら

取り外したブレーキパイプと同じ形になるように成形しました〜(^^)/

パイプ同士の接続部分はフレアナットを入れてからダブルフレア加工してます。

既存のブレーキパイプにも同じくフレアナットを入れてダブルフレア加工をして

真ん中にアダプターを挟んで接続(^^)/

ブレーキホースとの接続部分はダブルフレアではなく相手側に合わせてコンベックス加工になります。

ここは元々付いてたナットとスプリングを使って取り付けです(^^)/



パイプの交換が終わったらブレーキラインのエア抜きですが、マスターシリンダーも空になっていたので、圧送で四輪✕3周でしっかりとエア抜きしました〜
作業完了後に試乗をしてブレーキが作動していることを確認(^^)
そして接続した部分からのフルード漏れが無いことを確認して完了です(*^^*)
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。