2019
これね、図を見てよく考えれば、長針と短針が合わせて720度動いていることに気づく。だが、これに気づくことは簡単そうで難しいはずだ。
そして、あまねく常々、
時計の長針は、1分で6度進み
時計の短針は、1時間で30度進むので、1分では1/2度(0.5度)進む
とすると、長針と短針がそれぞれ時を刻む速さの比は、6 : 0.5 となり、12 : 1。
とすると、同時間で合わせて720度を刻む角度は、
長針: 720 × 12/13 度
短針: 720 × 1/13 度
つまり、図1から図2まで短針が動いた角度は、 720 × 1/13 度。
図1の時刻を11時 X 分とすると、
6X 度 +( 30度 ー 0.5X 度 ) = 720/13 度 となり、
5.5X 度 = 720/13 度 ー 30 度
5.5X 度 = 720/13 度 ー 390/13 度
11X/2 度 = 330/13 度
両辺に2度を乗じると、
11X = 660/13
したがって、
X = 60/13
仕事を始めたのは、午前11時60/13分(答え)
よくこんな問題を思い付いては出題したものだ。さすが老舗。
とても面白く良い問題 灘問レベルやろ
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この問題は、英訳して外人にもっていてみようかな。びっくりしよると思うわ。
眺めてると、ハーバード出はやっぱりロジカル、スマートでカッコええ。彼らだったら何とかして合わせてくるだろうが、それ以外、イスラエル人でもほぼほぼ不可能やと思うわ。アフリカ人とかスペイン人とかには絶対無理(笑)