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明日は晴れるかな

星光14

2023年10月16日 | 進学校の算数
「 1から9までの数が書かれたカードが1枚ずつ、計9枚あります。この中から3枚選び、それらの和をAとします。
(1)Aが2で割り切れるような選び方は何通りありますか。
(2)Aが3で割り切れるような選び方は何通りありますか。 」 2021


フムフム

(1)3つの和が2で割り切れるのは、全部3枚とも偶数のカード、あるいは、2枚だけ奇数のカードの場合。これを探そう。

偶偶偶では、2、4、6、8 の4枚。うち、3枚のカードでは4通り。

奇奇では、1、3、5、7、9の5枚なので、5×4で20、その半分となるので10通り。偶数のカードが4枚あるので、10×4で40通り。

合わせて、44通り(答え)


(2)まず、2つたして、3の倍数になる組み合わせを探す。つまり、その組み合わせに 3⃣ 6⃣ 9⃣ のいずれかをたすせばどれも必ず3の倍数になる。
1⃣ 2⃣ 4⃣ 5⃣ 7⃣ 8⃣ から探そう。

1⃣ 2⃣、1⃣ 5⃣、1⃣ 8⃣
2⃣ 4⃣、2⃣ 7⃣
4⃣ 5⃣、4⃣ 8⃣
5⃣ 7⃣
7⃣ 8⃣

以上、9通り。上記の組み合わせに 3⃣ 6⃣ 9⃣ がはいるので、9かける3で27通り。

次に、3⃣ 6⃣ 9⃣

そして、1⃣ 2⃣ 4⃣ 5⃣ 7⃣ 8⃣ だけで構成する、1⃣ 4⃣ 7⃣ と 2⃣ 5⃣ 8⃣ も。

合計30通り(答え)

ところで、A  +( A + 3)+( A +6)では、
3 ×  A  +9 となり、必ず3の倍数になる。
つまり、差が3で連続する3つの整数は必ず3で割り切れる。ちょっとした数の性質かな。


ーーーーー

塾の先生の方法は、

3で割ったあまりが、
0 グループA: 3⃣ 6⃣ 9⃣
1 グループB: 1⃣ 4⃣ 7⃣
2 グループC: 2⃣ 5⃣ 8⃣

フムフム

ABCから1枚ずつ選んだ組み合わせの合計は必ず3で割り切れるというものだった。
なるほど、スマートですな。魔法陣やん。たとえば、タテあるいはナナメの合計を3で割ると、あまりが3だということでしょう。結局それは3で割り切れることに他ならない。
3・3・3 で27。A 3⃣ 6⃣ 9⃣、B 1⃣ 4⃣ 7⃣、C 2⃣ 5⃣ 8⃣ 合わせて30通りか。マイッタ💦



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