ガエル記

本・映画備忘録と「思うこと」の記録

「輪るピングドラム」開始

2018-12-09 06:40:10 | アニメ


「少女革命ウテナ」に引き続き同監督・幾原邦彦「輪るピングドラム」を見始めました。

不治の病の妹の死、たいした取り柄のない二人の兄弟、という設定は通常ならば最初で進める気持ちを削いでしまうものですが、生原作品ならナニかが起こりそうだという気もちになります。

きわめて乙女チックな部屋が実は実に庶民的な家を装飾しただけであるとか小汚い風の台所で(いや普通のというべきかもだけど)3人兄弟が幸せそうに朝食を食べている光景などにただものではない感が充満しております。
ウテナで「雑貨店で買ってきたマグカップがリアルすぎなんですがなぜ」という疑問がここで解ける。ここでも昔よくあった感の鍋が超リアルに描かれていました。ポットも力入れすぎなプリティさで。

登場人物があくまでもキュートなのも特徴ですね。特に妹陽毬は絶対的なキュートさです。

1話2話のみ鑑賞しました。
ピングドラムのカギを握っているかと思われる少女・苹果(リンゴとなってるけど、これ中国語読みでピングだね?)がとんでもない性癖を持ってるとわかる。


こういう異常性を持つ少女、というのも特色ですね。

「ウテナ」は怒涛で見てしまったけど、今回は少しゆっくり見ていきたいと思っています。できるかどうかですが。