portafortuna

ポルタフォルトゥーナ
「お守」

portafortunaは、運ぶ＝portaと幸運＝fortuna
このふたつが合わさった言葉
好きなんだよなぁ・・・と、イタリア語の師＝父が言う

銀座の福助で待合せ
「先に着いたら、ビールでも飲んでなさい」という
母の言葉通り、まずはビールを注文して二人を待つ



12月に私と二人できた後、母は父を誘って何度かこの店に
きているそうだ・・・気に入ってくれてよかった

仕事の話のほか、話題は一陽来復の話や、恵方巻きの話に
どこもこぞって「恵方巻き」と騒ぎすぎだよね・・・
これには私も同感で、あんなにたくさん食べれないし
第一、だまって食べるなんてできないよ、ということで
意見はまとまった

そういいながら、このお店に行く途中で実は
太巻きを注文していた、しかも他のお寿司屋さんで・・・
銀座　久兵衛でお土産用に太巻きをひとつ注文し
それを半分にわけてもらい包んでもらったのだ

ハーフサイズになったひとつは、わんさん用
もうひとつを、両親に渡す
元来、人と同じことをすることが嫌いな家系
これは、恵方巻きではないよ、と注釈をつける
ただ、おいしいものをお裾分けしたかったのだ

母から犬の根付をもらう
これまでも、クリスタルでできた犬のストラップや
韓国風のストラップ・・・と、会うたびに増えていく
「もらったから」とか「可愛いから」とか「犬だから」と
何かしら私を思ってのこと
いらない、と言いながらも受け取る・・・

今日のことは「portafortuna」だなぁ、と父
勝手にタイトルを決められても、困ってしまう・・・
・・・という訳で、「portafortuna」です、ハイっ。



鬼のお面も、豆も、お守も、太巻きも揃った
一陽来復専用方位磁石もある！
さぁ、鬼よ！いつでもかかってこい！



・・・鬼の到着を待てず、「節分イヴ」を祝う
思う気持ちが大事だからね・・・と勝手に言い訳
腹ペコのわんさんに、太巻きハーフを切り分ける

美味しいものは、分け合って食べるとその数倍
幸せな気もちになれる
これが、我が家流の節分の迎え方、ということにしておこう
それに・・・
我が家には、福を運んできてくれるたくさんのお守がある

byがん


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