Fare la siesta

ファーレ・ラ・シエスタ~イタリア語で〝昼寝する〟
午後のひととき☆ゆったりと過ごしたいですね

ballare

2007-01-08 | おでかけ(関東篇)
バッラーレ
「踊る、揺れ動く」

風が強い
木々も右に左に、大きく揺れている
箱根・強羅で迎えた7日の朝

いつもなら両親とは現地解散となるところだが
寒いけど、富士山を見に行こうという私の誘いに
4人で箱根町を目指す

箱根ラリック美術館のある仙石原もいいが
やっぱり芦ノ湖から望む富士山が見たい

小湧園までホテルの車で送ってもらい、箱根町行きのバスに乗る
tetsuさんの撮った美しい富士山をイメージしながら
箱根駅伝のランナー達が走った山越えの道を進む

ほどなく芦ノ湖が見えてくる
まるで海のような白波・・・海賊船は運休です、と
車内アナウンスが流れる

芦ノ湖畔から富士山を見る私のポイントはふたつ
成川美術館箱根ホテル
寒い思いをしなくても、ゆっくりと景色を眺めることができる


箱根ホテルのカフェ、窓際のカウンターに陣取るが
この通り、今日の富士山はお休みだ・・・残念

カウンターに並ぶお酒を見て
「ここには、ジョニーウォーカーはあります?」と、父
えっ?朝から?

いえいえ
ジョニーウォーカーには赤ラベル、黒ラベルの定番ボトルの他
グリーン、ゴールド、ブルー、1820という種類があり
最近それを揃えたという父
昨晩の話の続きだ

湖畔で写真を撮って戻ってくるが
まだ、父はスタッフの方と話をしている

お店の入口に飾られた、ジョニーウォーカー
父もはじめて知る〝Swing〟ボトル
船の上で揺れても倒れない、ゆらゆらボトルだ
これは楽しい~
「どこで売ってるんですか?」 会話は、まだまだ続く・・・
ひとつのお酒がとりもつ、新しい出会い

「また、きます」と名刺交換する父
ホテルを後にし、近くにある箱根駅伝ミュージアム


こじんまりした展示だが、箱根駅伝の歴史やデータ
貴重な展示品はどれも興味深いものばかり

マラソン足袋

これで、ここまで走ったかと思うとちょっと感激


寄木細工のトロフィーは、箱根ならでは

気がつくと、もうお昼をまわってる
隣のお店でお餅の入った金時ラーメンを食べて、帰路へ

箱根神社へ向かう車か・・・道は相当、混んでいる
こんな時は箱根ターンパイクを使って小田原へ出るほうが懸命
再び箱根ホテルに戻り、タクシーを呼んでもらう
「箱根町から元箱根まで、1時間はかかりますよ」と運転手さん
反対車線の渋滞を見ながらスイスイ、十国峠方面へ
グレーの空がだんだんブルーに変わり、相模湾が見えてきた
「あっ、海!」 浜の天気はいいらしい


思わず「あった~!」
いつもは麓から見ている「箱根ターンパイク」の大きな文字
すぐ脇を通って、みんなではしゃぐ
出発して20分ほどで小田原市内へ到着

今日は祖父の命日
「元気で出掛けられることに感謝しないとね」母が言う
また、一緒に行こうと約束し
ロマンスカーで新宿に帰る両親と別れた

雲の中にずっといたのかな・・・
午後、家に着くと綿帽子をかぶった富士山が出迎えてくれた

byがん


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