ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(10月第四週)マガジン・チャンピオン編

2005年10月29日 23時17分07秒 | 週刊マンガ誌
kenjin :
ではマガジンから。
Pocho :
とりあえず新連載の「ファッションリーダー今井正太郎」でも。
kenjin :
これはおそらくそちらもほぼ同じ感想だと思いますが…

まず何より画面が見にくい(苦笑)
もうちょっと背景と人物にコントラストをつけたほうが良いかと思います。
Pocho :
見づらいとか見やすいよりも、「少女漫画っぽい絵柄だなぁ」という印象をまず受けましたね。
そして見にくいのは確かですけど(笑)。
kenjin :
ああ、それは思いました。
イマドキの少女漫画を詳しく知ってるわけじゃないですが、イメージとして。
しかしこんなマンガがマガジンに載るとは…
いろんな意味でサプライズですな(苦笑)
Pocho :
サプライズなのは見た目だけではないですしね。
とっつきやすくしているのかもしれませんが、あそこまで破綻したファッションセンスの持ち主はこの世に存在するんでしょうか(苦笑)。
kenjin :
どーでしょう…?
世の中には色々な人がいますからねぇ。

内容についてはどうでした?
Pocho :
本筋と関係ない状況描写やら心理描写が多いと思いましたね。
「カイジかよ!」ってぐらいに。
kenjin :
絵柄は正反対ですけどね(笑)

ファッションを題材にしたマンガか…
今後どういう路線でいくんでしょうね?
ファッションの薀蓄を語るだけじゃそうそう続きそうもないし。
Pocho :
あの主人公が正しいファッションセンスを身に着けていく、というのが想像できますが、それもまた微妙なんですよね。
と言うのも、ファッションには絶対的正解が基本的に存在しませんし。
そう考えると、短期限定の企画ものかもしれません。
kenjin :
いやぁ、でも女の子に告白するときにあのカッコというのは正解からは程遠いのでは?(笑)

ファッションてのも奥が深いと言えばそうなんですけどね。
その人の考え方とか金銭感覚とかいろんなものが透けて見えますし。
(最近やっと自由になるお金が増えてきてそういうことに気が回るようになった私が言うのもアレですが)
が、それが面白いマンガとして長くやっていけるかというと、はたして…
Pocho :
と言うところで次へ。
kenjin :
読切り、伝説の三軍の後編を。
Pocho :
「俺たちの戦いはこれからだ!」的終わり方でしたが(笑)。
kenjin :
それよりも、ライバル高校の奴らが何をしに来たのかが気になります(苦笑)
まさか殴りこみに来たわけでもあるまいし。
Pocho :
バカにして終わり、ですかね。
それもなんだかな~
kenjin :
その部分で気付いたんですが、あまりに主人公に都合が良いように話が進んでるなと。
フツーの話なら、あそこで主人公がメンバー集めのために例の不良たちに交渉しに行って
殴られまくった末に根性を認められる、とかになりそうなもんですが…

先週そちらが「結末ありきの展開」と言っていたそのままだと。
Pocho :
アイディアそのものは悪くないと思うんで(既視感は置いておいて)、あとは展開と言うか演出をもう一息ですかな。
kenjin :
ですね…

あと、絵柄がどうも私が苦手な感じなんでそこら辺も(ぉ
Pocho :
それはなぁ(笑)
私は別に何とも思いませんでしたし。
kenjin :
では次へ。
Pocho :
ここはやはりクニミツに行くべきですかね。
kenjin :
ビンゴ(笑)
Pocho :
無効票を半々に勘定したとしても、結果は坂上の方が多くの支持を得られたと言うことですよね。
うーん、なんだかなぁ(爆)。
それはおかしいと言うわけではないですが。
kenjin :
と言っても一票差でしょ、そんなの差のうちに入らない気もしますけどね。
Pocho :
たかが一票、されど一票。
一票差と言えども当選は当選ですし。

でもって、ラストの展開ははっきり言って読めました。
kenjin :
クニミツがクビ、ってやつですね。
ま、不破の秘書の久城も辞める事ですし、簡単に想像つきますよね。

コーメイはどうするんでしょ?
Pocho :
これは難しい問題だ(笑)。
最終的にはクニミツにつくんでしょうけど、今すぐ坂上陣営を離れるというのも考えにくいんで、しばらくはこのままでいて適当なタイミングで…かな?
kenjin :
その辺が妥当なとこでしょうかね。
もしくは経験を積むために、各地で選挙参謀の武者修行をしてまわるとか。
Pocho :
予告だか柱だかに「最終局面へ」というのが書いてあったと思うんですが、これはそのまま「展開が最終版へ」ということなんでしょうか。
それとももう2~3週で最終回?
kenjin :
うーん、どっちとも取れますね…
意味としては後何回かで終わりの方が強いような気もしますけど。
Pocho :
今さら明言するのもなんですが、今度はクニミツが政治家への道を歩むと思われます。
ただ、これってのもどうなんですかね?
政治家としてやっていけるのか、と。
ただ単に世の中のことを考えることができて、さらに奇抜な発想ができるというだけでやっていけるものとは思えませんが。(作中ではそのぐらいしかクニミツの資質面が見えてない)
kenjin :
それを現在のハナシの続きでやるには年齢の問題がありますよね…(クニミツは現在未成年)
となると、話が飛んで「~年後」となるのか市長選編をしめて別シリーズでやるのか。

資質としてはまあ大丈夫なんじゃないですか?
性格的な部分だけですけど、少々の事では諦めない、人に好かれる人柄というのは政治家向きだと。
政策に限らず少々不勉強な面はありますが、それは今後身に付ける事が可能ですし。
Pocho :
キレやすいところと、融通が利かない(必要悪のようなものを許せない)という部分が今後足を引っ張りそうな気も(笑)。

では次へ。
kenjin :
何かあればどうぞ。
Pocho :
もうしまが面白かったなぁ、と。
やっぱりドキュメント(笑)系は、ゲストにかなり左右されますね。
kenjin :
漫画家にあるまじきアクティブさの久米田先生に絶望した!(笑)
Pocho :
ああいう人だからこそああいう作品を生み出せるんですね(爆)
kenjin :
と言うか、ハナシに出てきてた絵本がちょっと気になる(笑)
Pocho :
それは私も思いました。
探してまで見ようとは思いませんが(ぉ

さて、マガジンはこんなもんですかね?
kenjin :
私も特に。

では次、チャンピオンへ。
Pocho :
どうぞ(ぉ
kenjin :
無敵看板娘の権(以下略
Pocho :
いや、略が早すぎて何がなんだか(苦笑)
kenjin :
いや、久しぶりに権藤さんが活躍してたのでよかったなと(笑)
Pocho :
そういうことね。

「戦闘モードの美輝は敏行に悪人と認識されている」
「日ごろから悪人に接していると衣服に匂いが染み付く」
この2つからすると、勘九郎は悪人と認識されるような気が(笑)。
取っ組み合いになってないからOKなのか?
kenjin :
悪人と認識、と言うか敏行に対する殺気に反応してるだけだと。
Pocho :
>悪人
まあそこは便宜上そう書いただけですから。
言いたいことは分かりますよね?
kenjin :
そこはアレ、自分に対する殺気と他人に対するものは嗅ぎ分けられるんですよ。

…むしろ勘九郎と闘う時は殺気すら放ってないような気がしないでも。
Pocho :
そうしたら権藤さんや警官は?(笑)
kenjin :
そこは普通に悪人の匂い。
Pocho :
ん~…ま、いいか。
kenjin :
では次へ(苦笑)
Pocho :
最終回の「さんごくし」を。
kenjin :
黎明の章が終わったわけですが、その後はあるんですかね?
Pocho :
俗に言う「第一部完」と同じでしょう、きっと(苦笑)。
kenjin :
ふむ…

で総括ですが、とりあえず先にどうぞ。
Pocho :
全体としては悪くなかったと思います。
正統派の三国志で。
裏を返せば、特に良い点も無かったということですが。

ただ、以前も言ったように三国志の物語の序盤はさほど盛り上がりが無いんで、その段階で読者の目を引くようにするのは難しいのではないかと思います。
編集部ももっと長い目で見ることはできなかったんですかね。
kenjin :
うーん、一応人気商売ですからね…
50話ってことは1年ぐらいはあったわけですし。

最初にハイライトというか読者の気を引くシーンをドンと見せておいて
その後最初に戻ってそこまでの過程を描く、という方式ならどうでしょう?
ヴィンランドサガなんかはそんな感じでしたけど。
Pocho :
いや、これってそういう感じじゃありませんでしたっけ?
最初は「劉備が死んだ」というところから始まっていたはずですが。
kenjin :
え、そうでしたっけ(ぉ
言われても思い出せないんですが?(苦笑)
Pocho :
最初のレビューの時に「そこまで連載もつのか?」とか書いた記憶もありますし(笑)。
kenjin :
でも、歴史モノの主人公ですからそりゃいつかは死ぬわけで
インパクトとしては弱いような気もします。

大胆な話ですが、実は天下を取ったのは呉じゃなくて蜀だった!とかならインパクトはあると思うんですよ。
そこまでの話を考えるのが大変そうですが(ぉ
Pocho :
それはそれでアリかと思いますが、今回はオリジナルではなく「三国志演義」に沿った作品にしようとしたのでしょう。

ちなみに呉は天下を取っていません(爆)。
三国の中で一番後世まで残っていたのは確かですけど。
kenjin :
ふむ…

ちなみにどう違うんで?>天下を取ると後世まで残る
Pocho :
三国(魏呉蜀)のうち、まず魏が蜀を滅ぼしました。
その後で、魏はクーデターで潰されて晋という国になりました。
で、晋が呉を滅ぼして中国統一した、という流れです。

なので、正しい見方としては「三国のどこも天下は取っていない」となります。
kenjin :
なるほど。勉強になりました(笑)
Pocho :
作品への見解がまとまってない気もしますが、そろそろ次へ(爆)。
kenjin :
私は元々三国志に詳しくないのでアレ以上言えることは無いです。

では恒例(?)ドカベンを。
Pocho :
では例によってモーニング(メッツ)側の視点を。
ポイントとしては、
・酔っ払いの瞬発力に賭けた
・岩田は里中の異変に気づいている(フォームがいつもと違う)んで、強攻に出た
今回はこのぐらいですね。
kenjin :
なるほど、里中の異変には気付いてたわけですか。
この辺は後の試合の事などを考えず続投させたスターズ側に対して完全に勝ってますね。

酔っ払いの瞬発力はどうかとおもいますが(苦笑)
Pocho :
血行が良くなってるからですかね(笑)。
kenjin :
と言うか半分(4話)終わって、2回の表なんですけど…
Pocho :
夢オチか?(爆) ←でも去年の「あぶさん」でやってたらしいです
kenjin :
それは流石に(苦笑)

これだけやっといてそれは無いでしょう。多分…
Pocho :
ここから1試合終わらせるのも、無理具合では大差無いような(苦笑)
kenjin :
緒戦だけ途中まで見せておいて、あとはパラレルな展開とか?
(チャンピオンではスターズが、モーニングではメッツが優勝)
Pocho :
ここまで完全なシンクロをさせておいてそれは…
ただ、ありえるとも思えるんですよね(苦笑)。
kenjin :
無理矢理8週でシリーズ終わらせるよりは現実的な選択肢かと。
Pocho :
まとめますか。
現実度比較 : 夢 < 8週できちんとまとめる < 途中からパラレルワールド
kenjin :
コラボ期間延長…はないか。
Pocho :
夢よりも下になりますね(爆)
kenjin :
てなところで次へ。
Pocho :
読み切りの「女子アナ☆アナロジー」で。
kenjin :
うーん、どうぞ。
Pocho :
「お色気ギャグマンガ」ですね。
元々がそういう作品なんでそこをどうこう言うのは野暮ですが、1つ1つのネタがみんなエロシーンに繋がるってのは好みが分かれるでしょう。
kenjin :
そりゃまあ、私も男ですから好きか嫌いかで言えば好きですけどねぇ(笑)

やるなら徹底的に、という姿勢は買います。
Pocho :
私はギャグとエロの組み合わせは好きじゃないんですけどね(苦笑)
レベルは高めだと思うんで、普通のギャグが見たいかな、と。
kenjin :
絵柄が結構そういう受け方をしそうな感じなんで、作品自体ではギャグに専念して
エロ方面は読者の脳内で補完してもらうというスタイルの方がいけるかもしれませんね。
Pocho :
では次へ。
kenjin :
ふむ。何か他にあります?
Pocho :
いや、気になるのは大体言ったんで。
kenjin :
では今週はこんなところかな。
Pocho :
ですね。