ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(1月第三週)サンデー編

2007年01月19日 23時41分33秒 | 週刊マンガ誌
ケンジン氏の都合により、ぽちょむ君の単独レビューになります
また、ジャンプは合併号のためお休みです。

サンデーレビュー
金色のガッシュ
何でしょうかあの神展開は。
清麿の新能力、アンサートーカーが強力すぎて今後の展開の足枷になる、というのはわかります。
しかし、こういう手段で能力のインフレ化を阻止するというのは初めて見ました。
いや、「能力を無効化する」という手段そのものは十分考えられることなんですよね。
その過程が一風変わっているだけで(笑)

武心
真弓母の過去エピソードですが、あれは泣けます。泣かなかったけ(ry
そしてそれに倣うかのように、真弓も流星のために自らの命を賭けた行動に。

なんですが、ラストの絵を見るとあれはちょっとヤバい気が。
と言うのも、散弾銃の弾はその構造上、人間の体を貫通することはないそうです。
(出典:MASTERキートン)
つまり、あの位置関係だと真弓の体が盾になって犯人はほぼ無傷。
次号、詰むや詰まざるや?

絶対可憐チルドレン
BABEL勢揃いで新年会。
末摘さんが参加していたのがちょっと意外。
使い捨てキャラだと思ったのに(ぉ
そして洋館と言えば事件発生が漫画的お約束。
謎の男(?)の正体は「誘われなかった既存キャラ」だと思うんですが、誰かそういう人いましたっけ?

ギャンブルッ!
結局、流れを読みきった上で掛け金上限アップで勝利、と前回の予想通りの展開に。
つまりこの作品が伝えたいことは、「ギャンブルで勝てる人間は流れが読める人間だけ」ということなのでしょうか(苦笑)

己棲虫(読み切り)
大正時代を舞台にしたホラー漫画。
なんですが、舞台設定を示す、もしくはにおわせる明確な記述が無かったため、どういう状況なのか分からずに読んでいくことになりました(苦笑)
「何でこの人たちはこういう格好をしているんだ?」って感じで。
扉のあおり文があるにはありますが、そんなの読み飛ばしましたし。
(あおり文は作者の手によるものではないため読むのは不要、という判断で)
もしかしたらあおり文を載せた編集さんは作品の舞台を大正時代と思ったけど、実際は地球に良く似た別の惑星での話を描いたのかもしれません。
万人が誤解なく受け取れるような記述をどこかに載せるべきではないでしょうか?
さて内容の方ですが、ページ数のせいなのかシーン間の「溜め」が足らず、展開が唐突かつ起伏に乏しい感じでした。
絵やシナリオそのものに目立った欠点はないものの、その演出部分が弱いためにいまいちのめりこめませんでしたね。
それともあまりストーリーにどうこう言わず、グロテスクな描写を楽しむべき作品なのでしょうか。
サンデーにしては異色の雰囲気の作品ですが、それが受け入れられるのか拒絶されるのかはなんとも。