ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(7月第二週)ヤンジャン編

2006年07月06日 23時16分48秒 | 週刊マンガ誌
※ぽちょむ君による単独レビューとなります

アルマージュ(読み切り)
「エルフェンリート」の岡本倫たんが読み切りで帰ってきました。
タイトルの意味はよく分かりませんが、女性スタントマンの話です。
扉を見た時は「をっ!?」と思いましたよ。
絵柄のパワーアップっぷりに。
ですが、中を見るとそうでもなかったです(笑)。
あまり変わっていません。
そして内容の方はと言いますと…面白かったですね。
主人公のキャラが大成功だと思います。
スタントマンと呼ぶにはやっていることがちょっとアクロバティック過ぎたり、そもそも余計なことに首突っ込みすぎとかいう所は気になります。
しかしながら思考・行動の豪快さ、そして弱者(子供)を助けるという実に共感できる行動原理が、そんなつまらないツッコミを吹き飛ばしました。
いつ首が飛ぶのかとハラハラして見ていましたが(嘘)、ラストもハッピー(?)エンドかつしっかりオチもついていて実にグッド。
これは「傑作」と言って良いのではないでしょうか。
このレベルの作品が連載で読めたらなぁ、とちょっと無理な希望を言ってみる。(月一連載でいいんで)
そしてヒロインがいきなり車に撥ねられたり、顎を強打してみたり、手を焼いてみたり、とさりげないグロ描写は健在でした(笑)。

LIAR GAME
秋山の策によってフクナガにとりあえず一矢報いることに成功。
では、考察に参りましょう。
「直の使った作戦とは何なのか?」
あのシーンの描写からして、おそらくカードに何か細工をしているのは間違いないでしょう。
まず考えられるのは「両方とも通常のカード(表裏があるカード)にすり替えた」
これならば絶対に直の負けはありませんが、ちょっと分かりやすすぎる気がします。
直がカードを引いた後にフクナガが袋に残ったカードを調べたりしたら、そこであっさり事は露見。
終了です。
という事でこれはボツ。
で、こっちが本命なのですが「裏裏のカードに印を付けた」です。
カードを引くのは常に直なので、端をちょっと折るなどの方法で触らなくても2枚を区別出来るようにすれば、当たりのカードのみを引き続けることができます。
これですね。

ギミック
カガセ(ニセ公平)とのメイク勝負…なんですが、カガセのメーキャップアーティストとしての腕ははっきり言ってダメダメ。
そりゃあ仕事っぷりで悪評流すぐらいですからね。
これで公平とほぼ互角とかだったらば容赦なくツッコもうと思ってたんですが(笑)。

B型H系
消去法で真っ先に消去された小須田。
確かにパッとしないというのは認めますが、そんなにマイナス点があるとも思えないんですけどねぇ。