ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(1月第三週)ヤンジャン編

2006年01月19日 23時56分17秒 | 週刊マンガ誌
※ぽちょむ君による単独レビューになります

いぬばか
今回はちょっと切ない系の展開。
るぱんが珍しく大人しいのは何かの偶然だと思ってたんですが…セツナス・゜・(つД`)・゜・
私も犬にあまり厳しく接するのは止めようと思いました。
…飼ってませんが(ぉ

スクール侍(新連載)
マンガでは不可能と思われたマルチエンディングを実現した怪作。
アイディア自体は非常に良いと思いますが、これはちょっと諸刃の剣ですね。
読む順番を完全に読者に委ねることになってしまうため、流れを生かしたネタを使うことが出来ません。
小ネタで振って大ネタでドカーンの形が無い、と。
これと多少関連していますが、一撃が使えずギャグの数に頼る形になってしまうため、全体的に笑いのレベルが低く思えます。
数を重ねるうちに、良い方向性を見出してほしいですね。

ブラッドラインズ
公式HPに倣って今回からカナ表記にします。
で、先週あれだけ思わせぶりな終わり方しておいて、辰の正体はまだ秘密ですか。
なんというじらし戦法でしょう
うぐぐ。

亜熱帯ナイン
意外なキャラが成績良い、というのはスポーツマンガの鉄則とも言えますが、…これはあまり意外じゃないな。
意外と言えば意外なんですが、「成績良い意外なキャラ」の定番をやってしまったような感じで。
せっかくだからゼンで良かったのでは。
そうするとスポーツも勉強もできる万能主人公で面白く無いかもしれませんが、代わりに微妙な弱点を作ればなんとか。
「音楽は1」とか「スポーツも勉強もできるが日常生活がバカそのもの」とか。
(後者は今さら無理ですが)

縮小チーム石田(最終回)
はっきり言ってしまえば打ち切りですね、これ。
最初はいろいろ悪く言っていたものの、読み続けていくうちにそこそこ馴染んできてたんですけどねぇ。
おそらく失敗の最大の原因は「前回の内容を引きずる話を続けすぎたこと」でしょう。
こういうギャグマンガは、「あれ?先週の終わり方と繋がらないぞ?」ぐらいで良いと思うんですよ。
毎回毎回全てリセットする形で。
(それで成功したのがスピリッツの「極道一直線」ですね)