ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(12月第二週)ジャンプ・サンデー編

2005年12月09日 23時26分00秒 | 週刊マンガ誌
Pocho :
ではジャンプから。
kenjin :
まずはデスノートですかね。
Pocho :
えー…どうぞ。
kenjin :
とりあえず同心はそういう意味だったんですね、ということで
今のところどっちが有利とみます?

お互いおびき寄せるための面子に加え魅上とメロというジョーカーを持ってるわけですが。
Pocho :
現状では月陣営が有利ではないかと。
NM陣営は今ひとつ決め手に欠ける気がします。
kenjin :
ニアの「勝ち」はキラとノートを消す事ですが、強硬な手段(銃撃とか)に打って出る可能性は…?
Pocho :
その前に気になるのは、ニアの姿勢ですね。
キラやノートの確保のためならば、多少の犠牲はやむを得ないとするか否か。
具体的には、目的のために無関係の人間を傷つけるようなことを厭わないかどうか、です。
kenjin :
うーん…
利用して殺す(死に追いやる)まではしなくても、結果的にということならありえるのでは。
Lはロジックで追い詰めて警察権力で抑えようとして失敗したわけなんで
なりふり構わない手段を取ってくる可能性はじゅうぶんにあるんじゃないでしょうか。
Pocho :
ニアだけならばともかく、メロが絡んでくると余計にそういう傾向は強くなりますしね。

ということを踏まえて考えると、強攻策もありえるでしょう。
それでも五分五分程度ですが。
kenjin :
では、こんなところで次へ。
Pocho :
読み切り行っときますか。
「破天荒」で。
kenjin :
この作者の前作は結構評判が良かったようなんですが…
今回のはどうでしょ?
Pocho :
ダメですね(酷)
kenjin :
ですねぇ(苦笑)
漢氣という特殊能力の設定はまあいいとしても、それの紹介の仕方も説明臭いし
一番の問題はこの漫画がその特殊能力が無くてもほぼ問題なく成り立ってしまう点でしょう。
Pocho :
とにかく全体の構成がまずいですね。
舞台設定の説明が特に。
ある部分はやたらとくどかったり、別の部分は逆に情報が少なすぎたり。
kenjin :
普通の学園モノでよかったんじゃないかなぁ…
Pocho :
いい加減、単なるバトルものは飽きたんですが。
これからはハンターや旧カイン、あるいはデスノのような「知略的バトル」の時代でしょう。←単なる個人的意見
kenjin :
それは概ね同意ですが、上手く描きこなせる人材となるとなかなか難しいような。
少なくともこの作者の今の実力じゃ厳しいと思います。原作がつけば別ですが。
Pocho :
それならば、バトル以外の題材(ほのぼの学園もの、スポーツ系など)ですかね。
kenjin :
そっちの方がまだ。

他に何か言う事あります?
Pocho :
いいえ。
では次へ。
kenjin :
うーん、もいっこの読み切りを。
Pocho :
「あの夏、僕とハカセと発明と」ですね。

こういう、「他人を面倒に巻き込む」系の話ってのは好きじゃないんですよね。
ジャガーのような訳分からないのならばまだしも、これは完全に困らせることだけが目的な感じなので余計に。
kenjin :
ま、そこはギャグですから…
とは言えそれを差し引いても「そこそこ」の出来ですかね。
Pocho :
私は今言ったように、ちょっと受け入れられませんでしたね。
笑える迷惑と不快な迷惑の違いってのはどこなのかなぁ。
kenjin :
うーん…そもそもフィクションですしねぇ。
今回の読切りも現実からしてみたら「あるわけないじゃん」な話だし。

とりあえずこの話で不快と思ったのは、登場人物(博士くん)の悪意的なキャラ設定と
引き起こされる迷惑のリアルさ加減でしょうか。なんか上手く言い表せませんが。
Pocho :
それは分かってはいますけど…>フィクション

他に何か言うことありましたらどうぞ。
kenjin :
あ、別にフィクションだからで納得しろという意味ではなくて。
フィクションなのにそういう受け取り方の差ができるのは何故かな、と。

こんなもんです。
Pocho :
ネウロのどんでん返しがちょっと意外でしたね。
最初は吾代は復帰すると見てたんですが、なかなかそういう動きがないので「ああ、やっぱりこのままなのかなぁ」と思ったタイミングだったんで。
kenjin :
私は「どうせ戻るんでしょ」といった醒めた見方をしてたんで(苦笑)
Pocho :
それが言いたかっただけです。
特に今回の内容でどうということは無いので、次へ。
kenjin :
ジャンプで他にありますか?
Pocho :
こんなもんですかね。
そちらで何かありましたらどうぞ。
kenjin :
特に無いのでサンデーいきましょう。
Pocho :
今週は盛りだくさんですね。

ではまずは新連載から。
「聖結晶アルバトロス」をば。
kenjin :
これまた正統派な冒険ファンタジーがきましたね。
Pocho :
読み切りからの再構成連載化ですが、例によって読み切りは忘(ry

で、第1話の感想としては文句無しではないかと。
舞台や登場人物の性格、目的などの説明が無理なく、それでいて満遍なく行われていたと思います。
強いて言うならば…ヒロインはそんなに執拗にゴミ漁らなくてもいいんじゃないかと(爆)。
kenjin :
読切りなんてありましたっけ…素で記憶に無いです。

感想については上に同じです。
特に文句つけるような点は見当たりません。
Pocho :
世間の情報では、増刊と本誌で1回ずつあったようです>読み切り

ただ、(記憶にないんで)それを抜きにしても、どこかで見たことあるような絵なんですよね。
でも、読み切り2作以外には掲載実績無いようですし…誰かに似ているだけなのかなぁ。
kenjin :
うーん憶えてない(汗)

絵柄はまあ今風のスッキリ綺麗な感じなんで。
あ、そういえば一つだけ。ヒロインが使う武器がちょっとダサい気がしないでも(笑)
Pocho :
いや、それは今ダサい武器を使っておくことにより、後々パワーアップした際にはより一層すばらしい武器に見える、という対比を考慮した結果でしょう(笑)
kenjin :
なるほどR○VE方式ですね(ぉ
Pocho :
他に何か言うことあります?
kenjin :
いえ。
細かい設定とかについてはまた来週以降描かれるでしょうからその時にでも。

では次、コナン解答編を少し。
Pocho :
私としては先週全て出し尽くしたんですが、何か気になった点でも?
kenjin :
いえ、見事な推理でした。と(笑)
Pocho :
ちょっと思ったのは、少年探偵団の4人を上手く絡めたもんだなぁという点ですね。
あらかじめ計算して名前付けたわけでもないでしょうに。
(可能性がない訳でもないが、それにしては関連エピソードが遅すぎるので却下)
kenjin :
それは確かに。
いつもコレぐらい分かりやすいエピソードだといいんですが(ぉ
Pocho :
ですね(苦笑)
あと難易度はともかく、1回に手がかり全部が詰まっていたという所で考えやすかったのもあるでしょう。
kenjin :
なるほど。

では次へ。
Pocho :
それでは読み切りの「フルメイド・ジャケット」を。
kenjin :
昨今のメイドブームに便乗したアレですね。
Pocho :
あの内容で便乗なのでしょうか(マジレス)
kenjin :
もちろんギャグです。
Pocho :
さておき内容ですが、欠点は目立つものの笑えるレベルになっていると思います。

気になったのは2点。
1つ、コマ割りや効果によるメリハリが弱い。
あまりにも目立たないものですから、1コマ目を普通に流し読みしていました。
で、「何でいきなりメイドなんだ?」と(滅)
2つ、こっちは些細といえば些細ですがちょっとネタがワンパターン過ぎ。
戦友だけではなくて他のパターンを増やしてもいいかな、と。
しつこい繰り返しも1つの定番形式なのは確かですけど。
kenjin :
オチが結構良かったですね。
これは私が買ったサンデーの不都合なんですがインクが多いページにあたってて
黒っぽい部分が印刷でつぶれてたのが残念(苦笑)

あと、主人公(依頼主)が女というのもなかなか斬新ですよね。
Pocho :
この設定のままでは厳しそうですが、連載向きのネタを手に入れれば十分やっていけると思いますね。
あ、もちろん多少の精進は前提として。
kenjin :
ふむ…

では次、あいこらを。
Pocho :
最近ここでの登場率高いですなぁ。
やはり良くも悪くも目を引く内容なんですね(笑)。
kenjin :
とりあえず今週の話を100回読んでください(ぉ
Pocho :
え、何か気づきにくいポイントでもありましたか?
kenjin :
いやいや、(局所的に)タイムリーなメガネの話だったので。
Pocho :
読んだからといって、そうそう私の心が動くとは思えないんですが(苦笑)
kenjin :
ま、そりゃそうなんですが。

顔の印象を大きく変えうる、という意味で非常に影響力の大きいアイテムだと思うんですけどね。
Pocho :
それは同意します。
基本的にマイナス方向に変わりますが。
kenjin :
そこは付ける人、形にもよるのでは。
…ってそれじゃ美人はなにしても美人って言ってるのと同じか(苦笑)
Pocho :
それについても同意ですが、見る側の嗜好に依存しますので絶対的真理は存在しないでしょう。
kenjin :
この漫画自体が基本そういう話ですしね。
メガネの話にしても私の嗜好と今回の話が完全にマッチしてるわけじゃないですから。

てことで次へ。
Pocho :
ハヤテに一言。
今回の派遣って、西沢さん宅の了解は無かったんですね。
ハヤテとは知らないまでも、人材派遣については了解済みだと思っていました。
kenjin :
いや、完全に適当でしょう。電話帳バラバラめくって決めただけだし。

と言うかシスターはアレですか?
範馬の血を引いてるとかですか?
Pocho :
梁山泊の卒業生、に1票(ぉ
kenjin :
もしくは鬼丸の血をひいて(以下略
Pocho :
切りがないので次へ(笑)
kenjin :
絶チルですかね。これも登場率高いなぁ(笑)
Pocho :
どうも今回の合コンの(当初の)意図が読めないんですが。

1.皆本は最初から久具津が怪しいとにらんでいたのか?その割には久具津の参加は急に決まったようなんだが。
2.久具津の参加が決まっていたとした場合、もしも久具津が合コン内で尻尾を出さなかったらどうするつもりだったのか?

この辺が不明瞭なので、行き当たりばったりな感じがすごくします。
kenjin :
当初はおそらく賢木と二人で「ザ・ダブルフェイス」に探りを入れる予定だったのでは。
で、久具津は段々内偵が迫りつつあるのを察知して反攻に出たと。
Pocho :
じゃあ、賢木が久具津を誘ったのは偶然だったんですかね。
なかなかデンジャラスな展開だなぁ。
(久具津から賢木に近づいた可能性もありますが、賢木がやられたのがいつだか分からないのでひとまず保留)
kenjin :
賢木の「撃たれてからかなり経ってる」のセリフから、皆本の家に来た時から既に
入れ替わっていた、という可能性はありそうです。
Pocho :
そこが分からないので現状では何とも。
解決後にははっきりするのかもしれませんが。
kenjin :
あと家に来た時、事前に伝えてた事(こっそり来る)を実行しなかったというのも
入れ替わっていたと考えれば不自然ではありませんし。
ということで私はその説を推します。
Pocho :
なるほど、それは気づきませんでしたね。
kenjin :
では次へ。
Pocho :
クロザクロが最終回でしたが…
kenjin :
まさかザクロが女性とは。
って別に話の筋には全く関係ないんですけど(苦笑)
Pocho :
あれ女なんですかね?
見ようによってはどっちにも見えるんですけど。
kenjin :
断言します。女性です(ぉ

内容についてはどうでしたか?
Pocho :
前作の時もそうでしたけど、作者が描きたいものがきちんと描かれていたと思います。
ただ、それが万人に受け入れられる内容だったのかと言うとそういうわけでもなく、いささか読者を選ぶ作品だったかな、と。
kenjin :
ですね。
前作は打ち切り(移籍だっけ)、今回もラストの辺りが端折り気味だったものの…
私としては結構毎週楽しみに読んでたんですが。
Pocho :
序盤は良かったんですけどねぇ、中盤一気に登場人物が増えたところで半脱落。
最後まできちんと読んではいましたが。
kenjin :
物語のバックに割と重めのテーマが共通してあるんで、どうしてもハッタリの利いた
ハデなバトルというわけにはいかなかったのが地味に終わってしまった原因かな。
それがこの作者の持ち味なんですけどね。
Pocho :
では次へ。
他に何かありますか?
kenjin :
いえ特に。
Pocho :
では前半分はこのあたりで。