ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(10月第三週)チャンピオン・ヤンジャン編

2004年10月24日 03時32分01秒 | 週刊マンガ誌
kenjin :
んじゃやりますか。
kenjin :
チャンピオンからですね。
Pocho :
何にしましょうか。
kenjin :
では軽くバキあたりから。
Pocho :
試合開始じゃなかったんですか?(笑)
kenjin :
勇次郎が郭海皇の車椅子を押しながら語らい合う
というなんともシュールな展開に(笑)
Pocho :
これまでの感じだと、勇次郎は郭に敬意を持って接してるように見えますが、これは本心からですかね。
それとも、後に踏みにじるための見せかけですかね。
kenjin :
うーん、どうでしょう。
勇次郎のキャラからすると後者っぽいですが
武を極めんとする者としての敬意みたいなのはあるかもしれませんね。
Pocho :
私も同じように考えて迷ってるんですが(笑)。
kenjin :
まあ敬意が有ろうが無かろうが全力で叩き潰しにいこうと
することは間違いないでしょうけどね(苦笑)
Pocho :
やっぱり顔の皮を狙いに行くんでしょうかね(爆)
kenjin :
なかなか剥がすのは難しそうですけど?(笑)
kenjin :
ほんじゃ次は…
Pocho :
郭の戦闘スタイルも謎なんですよね。
なんとなく「柔よく剛を制す」的印象を受けますが、果たして?
kenjin :
力を捨てた、とかサムワン海王のエピソードのあたりで
出てた話からすると、それの究極の形と言えそうですね。
Pocho :
本当はめちゃくちゃ力(腕力)あるんだけど、それに頼った戦い方はしない。
つまり「やればできる」なのかなぁと勝手に深読みしてたりしますけど。
kenjin :
普通の老人よりは力はあるでしょうが、やっぱり勇次郎とか
オリバとはタイプが違う(昔はそうだった?)のではと。
Pocho :
実はオリバぐらい腕力あって欲しいんだけどなぁ。
kenjin :
さすがにそれは(笑)
Pocho :
いや、私はそっちで行きます。(どこにだ)
kenjin :
来週を期待して待ちますわ(笑)

んじゃ改めて次へ。
Pocho :
連載2回目の「さんごくし」で。
kenjin :
ふむ。
初回については先週私が少し触れましたがどうです?
Pocho :
「戦場においても人を殺さず」な劉備の話ですね。
これはなかなか新しいかと。
横山光輝の三国志だと、割と「悪は許さん」的描写をされてたり。

入り方も新鮮でしたね。
「劉備の人生を諸葛亮が振り返る」というスタイルで。
kenjin :
まああの時代の感覚を普通に想像するならば
横山三国志のように考えるのが自然なんでしょうけども。

元ネタからのアレンジ具合ってのはどうなんです?
これは某マガジンの方の三国志でも聞きましたけど。
Pocho :
他の三国志マンガとの差別化を図るには十分、かつ不自然でないレベルの味付けがされていると思います。
たった2話でどうこう言うのもなんですけど(笑)。
kenjin :
一応張角を成敗して、ってのは定番のエピソードなんですかね?
Pocho :
あれが立身出世の第一歩なんで。
kenjin :
なるほど。
絵についてはどうです?
Pocho :
画力としては問題ありませんが、メイン3人に明確な記号付けがされていないのが気になります。
もちろん描き分けされているので区別はつきますけど、いきなりパッと顔出された時に、「えっとこれは…あ、張飛か」みたいになってしまうんで。
kenjin :
張飛の方がお調子者で酒好きというのは一応教科書通りなのかな?

書き分けについては今後鎧とか武器を身に着ければ
段々区別がつくようにはなるとおもいますけどね。
Pocho :
それは定番です(笑)>張飛

描き分けについても同感ですね。
もう少し(作中での)時を経れば、おそらくは。
kenjin :
それではここらで新連載のDクロゥスでも。
Pocho :
ん~、何かありましたらどうぞ(爆)。
kenjin :
うーん(苦笑)
見た目からということで、絵はまあ十分見れるレベルかなと。
キャラの外見と特徴づけなんかもできてるみたいですしね。
kenjin :
で、内容はというとこれは拡げられた風呂敷が大きすぎて
イマイチそのとっかかりがつかめない状態ですね。
Pocho :
私の印象もそういう感じです。
内容が悪いとかではないんですが。

強化装甲が第3次大戦のきっかけって…どういう風に広がるんでしょうか。
kenjin :
よくある画期的な兵器が…という類の話では?

これはどうでもいい話ですが、クロゥスというのは
聖闘士星矢のクロスと同じ意味ですかね。
Pocho :
だと思うんですが…そんな英単語あるんでしょうか?
意味的には「clothes」が近いんですが、これだと「クロウズ」ですし。
kenjin :
それの単数形では?
単数形の方には衣服といった意味合いは薄いんですが。
まああんまりマジメに議論しても仕方ないんですけども(苦笑)
Pocho :
まあ兵器の内容からして、こわしやが絡んでくるのは間違いな(撲殺)
kenjin :
ちなみにこのマンガも所謂タイムスリップものですよね。
状況の設定的にはこないだまでマガジンで連載してた
「奇跡の少年」とかなり近い感じですが。
Pocho :
あれと同系統と括ってしまうのもどうかと思いますけど(笑)。
kenjin :
それもそうですけどね(笑)
絶望的な未来を変えるために現代にやってきて
カギとなる人物と接触するというのはありがちな
パターンですし。
Pocho :
その例としてターミネータを挙げるのもありがちですね(苦笑)。
kenjin :
あ、あれってタイムスリップものだったのか(爆)

いや映画はほとんど見ない人なんで(汗)
Pocho :
あら~、こんな所に知らない人がいるとは(笑)。
kenjin :
いや、厳密に全く知らないというわけではないですけどね。
最近3が公開された時に雑誌や何やの特集なんかで
1とか2についての話も見たことはあるので。
ただ映画自体を見たこと無いという人は別にいても
不思議じゃないんじゃないかなと思ってみたりみなかったり(苦笑)
kenjin :
まあその話はいいんで、次いきましょう(笑)
Pocho :
ブラックジャックで。
kenjin :
生命の神秘と医療の本質に鋭く切り込む名話
といったとこでしょうかね。
Pocho :
私はなんでこの話を…とも思ったんですが、ラストの「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね……」。
第1回(山本版)の話もそうですが、作品のテーマが色濃く出ている話を選んでるんでしょうかね。
kenjin :
確かに。
今の所はブラックジャックが超人的な技術で活躍する
といった話より、メッセージ性の強い話を選んでる感じですね。
Pocho :
ただ、ブラックジャックってどこを取っても作品に強いメッセージ出てる気がしますけど。
単に医療技術描いて終わり、って話は正直無いのでは?
kenjin :
まあそれは受け取り方の問題とも言えるでしょうが
描いた方(手塚氏)としては根底にあるメッセージというのは
意識してたとは思います。私も。
Pocho :
他はあります?
kenjin :
チャンピオンはこんなとこかな。
先週終わってしまったアレについてはよろしいですか?
Pocho :
アレは…最初から短期集中の予定だったのではないかと。
いくらなんでも早すぎますし。
kenjin :
ですかねぇ?
だったらもう少しまとまってても良さそうなもんですが。
(あれもまとめ方の一つと言えなくは無いですが)
ナマコお嬢様とか結果チョイ役だし。
Pocho :
打ち切りだとしたら、あまりにも見切りが早すぎる気がするんですが。
kenjin :
私は第3の可能性として作者か編集側の都合で急遽、ということ
かなと思ったりするんですけどね。どうでしょう?
kenjin :
それがどんな都合か?と聞かれると困るんですけども(苦笑)
Pocho :
作者の方はともかく編集側の都合って何?とも思うんですが、ひとまず納得できますね。
kenjin :
急遽連載枠を空けなければならなくなった、とか…
と思ったんですがこれはかなり無理がありますね(汗)
Pocho :
いや、そうでもないのでは?
逆ですが、「新連載の準備が整うまでの穴埋め」と言う見方をしているHPがありました。
kenjin :
いや、それなら短期集中と同じと言うか
いっそのことこれは短期集中としてやって読切りとかで
微調整としたほうが楽なんじゃないかと。

これまでは一応最終回の作品には私達なりの分析を加えて
来たんですが、今回については「不可解」ということで
よろしいでしょうかね?
Pocho :
ええ。
「作品がどうこうではなく、周囲で何かあったのではないか」な感じで。
kenjin :
ではヤンジャンに移りますか。
Pocho :
はい。
どうでもいい話ですが、ヤンジャンの公式HP、リニューアルされてめっちゃ見づらくなったなぁ。
kenjin :
私は以前のは知らないんですが、そうなんですか。

で今週のマンガについてですが何から行きましょうね?
Pocho :
では死刑囚042で。
kenjin :
やや展開が急でしたが、最終章前編で田嶋が学校を去るところまで
語られてましたね。
Pocho :
もう一山あると思ったんですが、意外とあっさりでした。
kenjin :
と言うか衝撃は今回の話が終わったあとのページにありましたね。
Pocho :
え、何です?
kenjin :
これ言っちゃっていいのかな?
最終章後編が次の漫革に載るという告知ページなんですが
そこにハッキリ田嶋が死ぬということが書いてあるんですよね。
kenjin :
「死刑になるのか」は文面からは分かりませんけども。
Pocho :
あら、そうでしたか。
最終会は漫革なので注意だなぁとは思ってましたが、そこまでは読んでませんでした。
kenjin :
田嶋に感情移入して死んで欲しくない、というのもありますし
結局死んでしまったほうが物語として美しいというのもありますが

ともかく最終話が載る前に明らかにしてしまうのはどうなの?と。
Pocho :
「田嶋死す?」みたいな感じじゃなくて、断言でしたか。
kenjin :
33歳で生涯を閉じた、とあったかと。
kenjin :
文章自体は悪くない文章なんですけどね…
どう考えてもアレは単行本最終巻のための文章かと。
Pocho :
それはちょっといただけないですねぇ。
kenjin :
最終回読むのは当然読みますけど、ちょっと寂しいなぁ…
Pocho :
それが分かっていてもなお衝撃の展開が待っていると思いましょう。
kenjin :
それよりも、分かっていてもなお美しい、儚い
と思えるラストを希望します。
Pocho :
まあ衝撃というのはそういう意味も含んでるんで(苦笑)。
kenjin :
では次。
どうしましょ?法の庭でもいきますか?
Pocho :
今回ってどんな話だったか忘れたんですが(滅)。
kenjin :
ええと、ヤクザ同士の抗争が起こってその大親分が逮捕されると
で以前に弁護した小泉(弁護士のオッサン)に再び弁護を
依頼するというような話ですね。
Pocho :
はいはい、バッチリ思いだしました(爆)。
kenjin :
話の中で前回は冤罪だった、と言ってますが
今回についてはどうなんでしょ?
さっと読んだ限りでは教唆してるやん、と思ったんですが。
Pocho :
そこがあれなんじゃないですかね。
前回は無関係だったけど有罪。
で、関係している今回はどうなるか、と。
kenjin :
ヤクザは捕まったらほぼ有罪で、しかも今回は実際にやってる
ってことですか。絶望的じゃないですか?(苦笑)
Pocho :
前回冤罪だったという背景があるので、今回も冤罪だと思って行動する。
そんな所が見どころになるのではと。
kenjin :
なんかGBAの某ゲームを彷彿させるな(笑)

ただ、直接指示を受けた組長は殺されてるんですよね。
そこら辺が今後の展開にも当然絡んでくるんでしょうね。
Pocho :
全部彼の判断でした、みたいになるんでしょうか。
kenjin :
事が起こってる以上そうなるでしょうね。
人に責任を転嫁して切り抜けるというのは、あんまりスマートな
弁護とは言えなさそうですが(苦笑)
Pocho :
確かに(苦笑)。
kenjin :
まあ実際はこういうこと多いんでしょうけどね。
逆転裁判のようにはいかないかと(笑)
Pocho :
次ですかね。
kenjin :
ホットマンについては私はパスで(苦笑)
実はこれ、途中からしか読んでなかったんで。
Pocho :
ん~、じゃあこんなところですかね。
kenjin :
「国が燃える」が休載(事実上終了?)というのは触れなくても
良さそうなので触れないことにしますか。
Pocho :
読んでませんし(爆)。
kenjin :
あの回読んだときは、ああやっちゃったな~と思ったんですがね。

では今週はこの辺で。