心配するな!なんとかなる。

今起きていること、ちょっと立ち止まって考えてみよう。

アベノミクス 解雇規制緩和 

2013-04-08 22:37:34 | 日記
2013/04/08

アベノミクス3本の矢 解雇規制緩和

解雇規制の解除をどう考えるか。

果たして雇用規制を進めることで人材を成長産業にシフトすることができ、日本企業を世界のなかで復活させることができるのか。

我々はこれまで、新卒で社会に出て、おそらく一生(40年近く)を捧げる企業と出会い粉骨砕身勤めあげ、停年で後進に途を譲ることを常識と考えてきた。その中で年金を支えれば、細々であっても老後の生活の核となると考えてきた。

ところが長引くデフレの中で、企業は傷つき、蓄えてきたノウハウも消え失せ人材は胡散霧消している。能力を活かしきるマーケットを持たないし、当然若年を十分に確保できる体力もなくなっている。長期展望が開けない。

長引くデフレの中で雇用のミスマッチが進み、高齢者の雇用延長での補助金確保に汲々としており、若年層の雇用環境は悪化している。 正社員と非正規社員のバランスの取れない関係、戦後70年に亘り運用してきた制度疲労が団塊世代の高齢化で一気に顕在化してきた。

人口減少に伴う年金の破綻 

21世紀も四半世紀を過ぎ我々は一体どんな社会をつくろうとしているのか。

企業が社員を(どんな社員でも)抱え込むことなどもうできない。

それは役所も同じ。

もう日本人に生まれ、企業・社会のために働き、企業(親方日の丸も)から守られ自分なりにスキルを高めつつ満足感の味わえる鷹揚な生活など営むことが出来ない。

どっぷりぬるま湯に浸かるゆで蛙生活など無理。

自分で自分の居場所を見つけ出す努力。不安定でスリルある生活が待っている。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿