シナリオ同好会

シナリオのコンクールに応募する日々。
いつか、素敵なシナリオが書けますように☆

夢なんて…大嫌い。

2006年06月23日 | Weblog
あなたの夢はなんですか?
昔から、この夢と言う言葉を聞くと、
嫌悪感を感じる事が度々あった。
夢…という言葉を使うだけで皆きれい事に
なってしまうのが、なんだか許せないきがする。

夢って、結局は自分のエゴじゃないですか?
金持ちになりたい、名声を上げたい、
成功者になりたい……、
物質的な価値を欲しがるのが夢、じゃないですか?

そうじゃなくて、
夢を叶えるにあたって、自分がどうしてそうしたいのかを
もっとじっくり考えて方がいいと思う。
物質を求めるんじゃなくて、
自分がどうしてそこを欲するのだと言う事ともっと見つめ合うべきだと思う。




シナリオの感想は…。

2006年06月22日 | Weblog
映画の感想、小説の感想、マンガの感想。
これらはの感想を聞く時は、
専門家でなくてもいいし、
小説家を目指し勉強している人じゃなくてもいい。
一般の誰でも構わない。

でも、シナリオっていうのは、
小説の感想と違って、
それなりに、勉強した人や
シナリオを読みつけている人の感想じゃなくては
だめな気がする。
もちろん、初めからそう思っていたわけではないけれど、
やっぱりシナリオの感想は、
それなりに勉強した人の方がよいと思う。
                      
    

「博士の愛した数式」

2006年06月21日 | Weblog
博士の愛した数式を読んでいる。
まだ読み終わってないんだけれど、
いい言葉があったので、書き留めておこうと思う。
「目に見えない世界が、目に見える世界を支えている」
なんだか、すごく共感する。
ドラマとか、シナリオとか、
結局、この目に見えない何かを描きたくて
書いているんじゃないのかな?
『支えられている、目に見えない物』
重要だけど、目に見えないから不安になる。
それをシナリオは現せるような気がしてならない。

                       

閃き☆

2006年06月20日 | Weblog
シナリオの宿題。
テーマは「喜び」です。

「喜び」っていったい何なんだろう。
まず、そこからスタートして、
次にキャラクターとストーリー、
そして、場面とエピソードを考えるつもりでいたんだけど…。
そんな時、パッと閃いた!
ラッキーだ♪

内容は、銀行強盗に入ったおじいちゃん、
なんと!その銀行には、娘と孫がいるではないか。
さて、おじいちゃん、上手く逃げ切る事ができるのだろうか。
                        


あらすじ。

2006年06月19日 | Weblog
ヤングシナリオ大賞に応募する作品のあらすじを書いている。
これを書き終え、もう一度作品を推敲してから、
同志の方たちに送るのだ。
いつも、真摯な批評をくださるありがたい人達…。

しっかし、シナリオとあらすじってこうも違うのかといつも悩まされてしまう。
シナリオは、右の脳で書くとすれば、
あらすじは、まるで後ろの裏側の脳を使っているみたいだ。
いや、だぶん後ろ側だと思う!
…要するに、あらすじ苦手です。
読み直すたびに、
「なんじゃーこの文章はー!」
という怒りさえ込み上げてくる。
はあーうまく書きたいよ。

                   

作品のマンネリ化

2006年06月18日 | Weblog

シナリオを書き続けていると、
自分の作品のマンネリ化に気づく。
昨日の作品も、
「あれ? こんな感じの作品多いな」
と……恐ろしいかな気づいてしまった。

しょうがない、マンネリ化の作品に共通する所をみてみるか。
①女性が男性に苛められている。
②問題のある子供。
③男性に復讐、または復讐劇。
④台詞が、なんとなく似てる。
⑤暗い、テンポがない。

うーー、なんか愚痴じゃん!
愚痴なんて、感動も面白味があるわけ無いんだよ!

とりあえず、次回はこれを打破して行こうと思う。
コメディで、サラリーマン物。
そうそう、その前にシナリオの宿題もあるんだっけ、
ファイト、ファイト!

                

課題シナリオ①

2006年06月18日 | Weblog
先日書いた、宿題のシナリオです。
二百字詰め原稿用紙 20枚 テーマは「怒り」


 人物表


林 浩子(40)専業主婦。
林 孝司(45)会社役員。
林 裕太(12)小学六年生。浩子の息子。

  中谷由雄(30)塾の先生。
  小池里佳(28)孝司の秘書。
  佐藤 消防士





① 学習塾・前の道(夕方)
     林浩子(40)の運転する車が止まり、
     助手席から林裕太(12)が出てくる。
裕太「行ってきます」
   浩子が車の窓から顔を出す。
浩子「しっかりね。受験まであと少しなんだ
から」
裕太「わかってるよ」
   学習塾へと入って行く裕太。

② 同・ロビー(夕方)
      成績順位表が貼られている。生徒達が
     順位表を見ている。
     『百二十一位・林 裕太君』と書かれ
     ている。ビリから十番目。

③ 林家・外観(夜)
     閑静な住宅街の一角、大きく立派な家。
     林家の隣には田中家がある。
     高級車が家の前に止まる。
     車の中から林孝司(45)が出てくる。

④ 同・玄関・中(夜)
    孝司が玄関に入ってくる。
    浩子が慌てて出てくる。浩子は孝司の
    脱いだ背広を受け取る。
浩子「お帰りなさい」
孝司「裕太の学校は?」
浩子「塾の先生には、あなたの選んだ中学を」
孝司「ちゃんと合格させろよ」
浩子「私が?」
孝司「決まってるだろ」
浩子「でも受験するのは裕太で…」
孝司「落ちたら、お前の責任だろ」
浩子「そんな…」
    孝司は部屋へと入って行く。
    裕太は階段から見ている。

⑤ 田中家・裏庭(夜)
    林家の隣にある田中家。
    物置の後ろから炎が上がっている。

⑥ メインタイトル
   『炎の向こう側』

⑦ 田中家・前道路(夜)   
    消防自動車が止まり消火活動。

⑧ 林家・玄関外(夜)
   パジャマ姿の浩子と孝司が出てくる。
   孝司は消防士、佐藤を呼び止める。
孝司「おい、消えたのか?」
佐藤「はい、今鎮火しました」
孝司「原因は?」
佐藤「たぶん、放火かと」
   浩子は佐藤と目が合うと落ちつかなく
   なり玄関に入って行く。

⑨ 水野商事・役員室
    大きなデスクの前には、来客用のソフ
    ァがあり、孝司はデスクの前に座りパ
    ソコンのキーボードを打っている。
     ドアのノックする音。
孝司「どうぞ」
   秘書の小池里佳(28)が入って来る。
里佳「コーヒーをお持ちしました」
孝司「ああ、ありがとう」
   里佳はデスクにコーヒーをおきソファ
   にどかっと腰掛ける。
孝司「おい」
里佳「昨日はお隣が火事だったんですって」
孝司「なんだもう知ってるのか」
里佳「秘書課じゃ、持ちきりですよ」
孝司「放火らしいよ」
里佳「ふーん、私が犯人だったりしてー」
孝司「里佳、お前」
里佳「うっそー」
   里佳は孝司の前にあるコーヒーを飲む。
里佳「でも、私になら火つけられても仕方な
 いと思わない?」
   キーボードの手が止まる孝司。
孝司「そうだな」

⑩ 学習塾・教室(夜)
    塾の授業。小学六年生四十人ほどが、
    勉強している。皆、活発に手を上げて
    いる中、裕太は下を向いてジッとして
    いる。

⑪ 同・事務所(夜)
   中谷由雄(30)と浩子が話をしている。
中谷「私は責任持ちませんよ」
浩子「お願いします。受かったらお礼を」
中谷「はっきり言いますけど、裕太君が合格
 する確立は五パーセント以下です」
浩子「先生、そこをなんとか」
中谷「授業があるので失礼します」
   中谷は事務所を出て行く。
浩子「あの、先生…」

⑫ 林家・リビング(夜)
    背広姿の孝司が入って来る。浩子は孝
   司が脱いだ背広を衣文掛けに掛ける。
浩子「夕飯は?」
孝司「いい、食べてきた」
   食事の支度がテーブルに整えてある。
浩子「あなた、裕太のこと何だけど…」
   ×   ×   ×
浩子「だから、裕太の学力に合う学校に変え
 た方がいいかと思って」
孝司「俺の立場も考えてくれ」
浩子「え?」
孝司「専務の息子が、出来の悪い学校じゃみ
 っともないだろ」
浩子「そんな事ない。あの子にはあの子の…」
孝司「疲れたから、寝る」
   部屋を出て行く孝司。
   浩子は背広を鼻につけ匂いを嗅ぐ。
   浩子の表情が険しくなる。

⑬ 同・裕太の部屋(夜)
    机に向かい座っている裕太。
    裕太は、ライターに火をつけ炎をじっ
    と見つめている。

⑭ 田中家・裏庭
    物置付近、火事のため焼き焦げている。
    警察官と消防職員が現場検証をして
    いる。警察官の手には百円ライター。
    ライターは裕太と同じ物。

⑮ 林家・リビング
    洗濯物をたたんでいる浩子。

⑯ 同・裕太の部屋
    洗濯物を持ち浩子が入って来る。
    机の引出しが本が挟まっており、ちゃ
    んと閉まっていない。
浩子「しょうがないわね」
    引出しを開ける浩子。
    引出しの中にはライターがぎっしりと
    入っている。浩子の真剣な顔。
浩子「あの子、また…」

⑰ 同・ダイニング(夜)
    テーブルで食事をしている孝司。
孝司「またその話か!」
浩子「だから、ちゃんと裕太と話して、裕太
 の気持を」
孝司「それは、お前の役目だろ。お前が説得
 して裕太をやる気にさせればいいんだ」
浩子「そうじゃなくて、裕太の気持を…」
孝司「学校へ行かせてやるのは親なんだ。子
 供の気持なんて関係ない」
浩子「…そう」
孝司「そうだ」
浩子「なら仕方ないわね」
    浩子はポケットからライターを出す。


⑱ 同・階段(夜)
   パジャマ姿の裕太。
孝司の声「や、やめろ!」

○同・リビング(夜)
   ライターの火をカーテンにつけよう
   としている浩子。孝司は怯えている。
   裕太が入ってくる。
裕太「おかあさん!」
浩子「皆、燃えちゃえばいいのよ。裕太だっ
 てそう思ったんでしょ」
裕太「僕は…」
   浩子はカーテンに火を付ける。カーテ
   ンが燃え上がる。
   裕太はソファに置いてあるクッション
   で火を消そうとする。孝司は花瓶の花
   をぬき、花瓶に入っている水をカーテ
   ンに掛ける。
   二人の様子を見ている浩子。

○ 同・リビング(朝)
   新しいカーテン。浩子がカーテンを開
   けると朝日が射し込む。

○ 同・裕太の部屋(朝)
   浩子が入って来る。
浩子「裕太、起きなさい」
   すでに制服に着替えている裕太。
浩子「起きてたの、おはよう」
裕太「お母さん、僕…あの」
   浩子は裕太を見つめる。
裕太「この間…」
   浩子は裕太頬を打つ。浩子厳しい顔。
浩子「今度やったら、裕太を燃やすから」
   裕太、涙ぐみ何度も頷く。
浩子「さ、ご飯よ」
   浩子と裕太は部屋を出て行く。
   裕太の机の開いた引出し。中身は空。

             終わり


初めまして!

2006年06月17日 | Weblog
シナリオコンクールに日々応募し、落ち続けているくらみです。
ここでは、シナリオの事を話して行きたいと思ってます。

さっそくですが、
今日はシナリオの講習を受けてきました。
シナリオの話を聞くのは本当に嬉しい!
今度は、先生にフジテレビヤングシナリオ大賞用の
シナリオを見せようと思っています。
(果たして渡せるのか?)恥ずかしいぃ。