ひまわり博士のウンチク

読書・映画・沖縄・脱原発・その他世の中のこと

みんなリサイクルします

2008年04月06日 | 日記・エッセイ・コラム
 4月1日から、杉並区ではゴミの分別が変わりました。
 今までは、可燃ゴミと不燃ゴミ、それに新聞紙やガラス瓶、段ボールなどの資源ゴミでした。

Pra2

 不燃ゴミだったプラスチック、ゴムなどが可燃ゴミになり、これは便利と思っていたら、上のようなマークのついたプラスチックのゴミは分別回収されることになったのです。
 マークがあることは知っていましたが、これまで杉並区では有名無実。回収システムがないので不燃ゴミとして捨てられていました。
 杉並区が遅れていたのかもしれません。

 かみさんが、「お菓子の袋にもついてるよ」というので、仕事をしながらつまんでいた歌舞伎揚げの袋を見ると、なるほど「プラ」のマークがついています。まさかと思って中の小袋を見ると、そこにも。

Pra1

 で、部屋の中にあるさまざまなものを点検すると、なんとあらゆるものにリサイクルマークがついていました。
 原稿用紙のビニール袋、MOディスクの包装、ビデオテープの包装、トイレに使うブルーレットのパッケージだけでなく本体にも「プラ」。
 ブックオフの黄色いレジ袋にも「プラ」、目薬の容器にも「プラ」、ウェットティッシュのパッケージにも「プラ」。
 大型商品を買って持って帰るときに、引っ掛けてくれる手提げや、セロハンテープのフォルダー、糊の容器にいたるまで、何にでもついています。捨てるものがほとんどありません。
 良いことです。

 ドイツではリサイクルのシステムが進んでいて細かく分別されていることが有名ですが、日本ではシステムが確立する前にマークをつけちゃったんですね。

 ゴミの捨て方が簡略化すると思っていたら、もっと複雑になりました。

 そうそう、紙類にもことごとく「紙」のリサイクルマークがついています。
 コピー用紙の包装紙、書店のカバーや袋、文房具の台紙にいたるまで、どんな小さなものでもリサイクルマークがちゃんとついています。
 これらも、回収されることになりました。
 いままでは捨てていたものを資源に還元することを、いまさら気づきました。

 これまでぜんぜんやってなかった! いけませんね。

 しかし、そうやって回収したものが、ちゃんと処理されるのかどうかが心配です。古紙の例にもあるように、コストがかかるからと使われなかったら何にもなりません。
 近年は新自由主義が浸透して利益の追求が環境や福祉より優先される時代です。
 今後どうなっていくのか見守りたいと思います。

◆~~~~◆~~~~◆~~~~◆~~~~◆~~~~◆
◆あなたの原稿を本にします◆
出版のご相談はメールでお気軽に galapyio@sepia.ocn.ne.jp まで




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。