食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

19年猛暑調査・東京五輪の過酷さ3◇マラソンは長野か札幌で!今からでも遅くない/東京五輪の危うさ特別号C

2019年08月14日 | 東京オリンピック
Oiympictp2 少数派シリーズ/東京オリンピックの危うさ
ROUND5 猛暑マラソン編 /2019年最高気温・暑さ指数調査 特別号C
東京猛暑五輪の過酷さ3 マラソンは長野か札幌で!今からでも遅くない
「東京開催」の縛りがなくなったのでマラソンは涼しい地域で!暑さ勝負でなく実力勝負を

1394764 札幌の街並み

■東京より涼しい長野・札幌のマラソン日の気象を3年間プロット!
余りにも過酷な猛暑・炎天下で行う大会方針に抗議する意味もあって、招致が決まった2013年(気象データは2010年)から今日に至るまで、投稿者は、毎年、マラソンレースが行なわれる8/2の女子、8/9の男子の日の気象をプロットしていると申し上げました。3回目の投稿は、既稿の東京の他に長野・札幌でも女子・男子マラソン日の6~10時まで、1時間単位の気温・湿度・暑さ指数の変化・比較[表C]を行いました(2017~19年、スペースの関係で17年は割愛)。東京オリンピックの会場選定に方向転換があり、必ずしも「東京」で行う縛りがなくなりました。サッカー・ゴルフ・自転車・セーリングなどは、関東周辺や遠く離れた地で予定されます。そこでマラソン・競歩も、東京の猛暑危険を回避すべく、比較的涼しい長野あるいは札幌で行うべきだとの投稿者の主張に基づいたものです。

■気象調査の結果からマラソンはいずれの都市も好ましい!
表C・マラソン日8/2、8/9の東京・長野・札幌気象比較 =======
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Tempdorg ←クリックすると[表]が拡大します
▽女子・男子マラソン日2018・2019年の気象データ  
2019年・2018年気象調査の結果
8/2 女子マラソンの日 8/9 男子マラソンの日の気象状況
年々、長野も札幌も気温が高くなり、東京との差が少なくなる傾向にあるようです。2018年男子マラソンの場合は、関東に台風が襲来したため東京と長野では気温が逆転しました。しかし総じて東京と長野では2~4℃、札幌とは4~6℃違いがあり、湿度も低いようです。気温に湿度が加味された「暑さ指数」では、東京と札幌ではかなり違います。やはり長野や札幌で、マラソン・競歩を行うべきと考えます。

■アテネ大会女子マラソンは過酷だったが東京はそれどころではない
東京のマラソンレースでは、選手の実力ではなく暑さに強い選手順に、「金・銀・銅メダル」が与えられることになってしまいます。その結果、日本はメダル独占を予想する解説者がいて、罰(ばち)当たりです。過酷レースの例では、2004年・アテネ大会の女子マラソンは2割の選手が途中棄権し、金メダルの野口みずき選手を始め完走した選手でも、ゴール後にかなりの選手が嘔吐したそうです。高温の中で走ることは、内臓への負担が尋常ではないのです。誤解なきように、野口みずき選手の金メダルは実力です。東京の夏はアテネ大会どころではなく、極めて過酷です。2007年8月、大阪で行われた世界陸上の男子マラソン(午前7時スタート)でも、参加85人のうち1/3の28人が途中棄権しました。

■選手のため・観客のために涼しい長野か札幌でマラソン・競歩をやりましょう!
8月のこの時期は長野も札幌も暑いでしょうが、東京より遥かに環境が良いと考えます。なお投稿者が言う長野・札幌案は、飽くまでも「たたき台」です。軽井沢など信州全般、北海道も道北・道東の広域を対象に、候補地を検討すべきではないでしょうか。でも気候が良くても、マラソンコースに高低差があれば不向きです。しかし、こういうコンセプトを持って、陸上競技関係者・気象専門家が地域の特殊性も鑑み専門的に探せば、猛暑の東京より遥かに適した場所があるはずです。涼しいコースなら猛暑・熱中症で途中棄権することなく、実力を発揮した勝負が見られます。実力ではなく暑さに強い選手が金・銀・銅を獲得するのは、オリンピック精神に反します。熱中症死の危険も顧みず走る~そんなレースに意義はありません。

大会組織委員会・競技団体はスタート時間の繰り上げ、道路を冷やすなど小手先な案ばかりです。そんなことでは、選手や観客の熱中症死の危険は解決しません。今からでも、遅くはありません。マラソンを長野か札幌で行うよう、思い切った決断をして下さい。“暑さ勝負”のマラソンより、「実力勝負」のマラソンを見たいものです。選手のため・観客のために、涼しいコースでマラソン・競歩をやりましょうよ! 以上、3回に渡り、大会期間中の気象、マラソン日の気象、そして長野・札幌の気象についてご報告申し上げました。皆様は、いかが感じましたでしょうか! 東京オリンピックの感動を期待するだけではなく、深刻な問題が潜んでいることを知って下さい。大会終了後、猛暑の酷さを知ったIOCや参加各国はもうコリゴリし、今後半世紀を経ても日本の都市型五輪は開催できないでしょう。無責任な政府や東京都、杜撰な大会組織委員会は、今からでも迫る時間内で改善すべきです。

Sankoub [暑さ指数に関するサイト・マイブログ説明記事]
 詳しくは、環境省・熱中症予防情報サイトをご覧下さい。
 東京猛暑五輪の過酷さ・付記◇開催は暑さ指数(WBGT)・熱中症の危険も無視
 前号/19年猛暑調査・東京五輪の過酷さ2◇狂気の沙汰!マラソン選手が熱中症で倒れる恐れ
 前々号/19年猛暑調査・東京五輪の過酷さ1◇炎天下の激闘で選手や多数の観客に熱中症の危険

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