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過去70年・台風が上陸した県は22、最高はダントツの鹿児島県、沖縄はゼロ?/少数派

2019年09月27日 | 環境・気象・暦
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/環境・気象・暦
過去70年・台風が上陸した県は22、最高はダントツの鹿児島県、沖縄はゼロ?

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■台風15号は千葉市で最大瞬間風速57.5m・同市観測史上最大
2019年9月9日、台風15号が猛威を振るい、千葉県を中心に広域な停電や住宅破壊など大打撃を与えました。停電でエアコンが使えず熱中症死、屋根にビニールシートを覆う作業中に落下し亡くなった方が多くいました。未だに停電や雨漏りなど被災されている方は、大変、お気の毒です。被害の状況はメディアが流しているので、15号台風の風速と過去の台風のことをお伝えします。台風というと大雨・洪水を思い起こしますが、「猛烈な風の脅威」も身に沁みました。9日未明、神奈川県・三浦半島を通過、午前2時31分・千葉県館山市で最大瞬間風速48.8mを観測。午前2時48分・木更津市で同49.0m、午前4時28分・千葉市では何と57.5mでした。それぞれの観測所で、観測史上最大の風速を記録しました。千葉市に上陸した際の気圧は960hPa(ヘクトパスカル)で、関東に上陸した台風としては、1958年、2002年と並び最も気圧が低いものでした。約30km離れた東京・江東区の投稿者の自宅でも、家が揺れるほどの突風が吹きビックリしました。

元関西電力職員・速水二郎氏によると、風速57.5mは「想定外とは言えない」としています。2018年9月、関西を襲った台風21号~14人が亡くなり、関西空港が水浸し・連絡橋にタンカーが衝突、1000本以上の電柱が折れた台風が、58.1mでした。東電が教訓としていれば、停電は2日後に全面復旧などトンチンカンな発言はなく、即刻、千葉県内を総点検して大惨事だったことが把握できたはずと言います。電柱の設置基準は「風速40mに耐える」としていますが、既に風速が40mを越えることが多発、それと最近の電柱は電力だけでなく電話・有線放送・光ケーブルが張り巡らされ、風の抵抗が大きくなり倒れやすいと危惧しています。速水氏は最大の問題は、1991年の東電の送電・配電設備費用9000億円が、福島原発事故の補償等から2015年には2000億円に大削減されたことです。大停電を招いた大本は原発優先政策、それに伴い原発事故が起き配電設備にしわ寄せ、設備の強度にみならず組織も弱体化した「人災」と批判しています。

■台風上陸の定義は沖縄を含まないので“台風銀座”でも沖縄はゼロ
ここからは、過去、約70年間に「上陸」した台風の状況です。気象庁のデータによると、1951(S26)~2019年前半までの都道府県別の上陸数は22道県でした(必ずしも正確でない)。図のように九州、四国、東海から関東の太平洋側が大半も、日本海を通過し上陸した台風もあります。なお関東から関西の海のない内陸8県は“不可能”であり、佐賀・香川・岡山・鳥取・富山県は事実上難しいでしょう(東京都・大阪府は次項で説明)。気象庁の台風上陸の定義を申し上げると、「①台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸に達した場合」 「②目安として陸上を25km以上移動すること」です。クイズでは、「過去、沖縄に上陸した台風はいくつ?=答えゼロ」という流れが定番です。島嶼(とうしょ=島)という扱いなのでしょうか? “台風銀座”と言えるほど台風が多く、県という自治体が確立している以上、沖縄県は例外として上陸と扱ってもいいのではと考えます。そうなった場合は、下記の“ランキング”は大きく変わります。

15号は、「初の東京上陸台風」になるかと思っていたのです。しかし三浦半島通過辺りから、右にシュート(野球用語)してしまいました。この場合、三浦半島は上陸にはなりません。もし東京の大田区辺りに上陸したなら①②項が適合し、「東京上陸」でしょう。もし投稿者が在籍する江東区、隣の江戸川区へ上陸したなら埼玉・千葉県境まで25kmもないので、どうなるのでしょうか(苦)。でもその後も陸地を走破するので、東京上陸が認められるかもしれません。そうしたケースについて、気象庁やWebを検索しましたが答えを得られませんでした。東京や大阪に上陸するには、台風が“アクロバット的”な動きをしなければ難しいですね。なお台風に限らず災害が起こると、私達は簡単に「瓦礫(がれき)」と言います。しかし被災者にとっては大事な物・忘れられない想い出が残っており、瓦礫と呼ばれることに抵抗を持っています。言葉の言い換えで済む話ではありませんが、今後は「災害廃棄物」と言ったほうがよいでしょう。

1951(S26)~2019年前半までの都道府県別の台風上陸数 (数値は10位まで)
1.鹿児島41  2.高知26  3.和歌山24  4.静岡20  5.長崎17
6.宮崎13  7.愛知12  8.千葉8  8.熊本8  10.徳島7
(以下順不同) 北海道 神奈川 大分 青森 愛媛 広島 山口 三重 福岡 秋田 兵庫 岩手

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