食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

商品はネーミングが命19・お~いお茶|前身「缶入り煎茶」を改名したら爆発的売上増まさしくネーミング効果/食品のカラクリ

2019年10月04日 | ネーミングが命
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食品のカラクリシリーズ 商品はネーミングが命
お~いお茶|前身「缶入り煎茶」を改名したら爆発的売上増まさしくネーミング効果

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◆ジェンダー意識が高まった現在はまた改名して『自分でお茶』にしたら?
伊藤園の緑茶飲料は、当時、缶に入ったお茶としては世界初の製品でした。今では缶・ボトルが当たり前ですが、販売された1985(S60)年頃は日本的なお茶が缶に入っているので、馴染めなかったお年寄りが多かったようです。伊藤園は元々茶葉の仕入れ・販売業でしたが、1970年以降、缶コーヒーや炭酸飲料が若い方に浸透すると、急須でいれる緑茶市場が急減に縮小し、対策が求められていました。そこで開発されたのが、「お~いお茶」の前身「缶入り煎茶」でした。お茶は酸化しやすく、色が褐色化するなど難点がありました。窒素ガスによって缶内の酸素を除去する製法の開発など、1000通りの試作を重ね、10年を掛けてようやく製品化されました。

でも予想に反して苦戦、ターゲットにした若い方から「煎茶」(せんちゃ)が読めないとの声が上がり始めました。ネーミングを検討した結果、1989年、茶葉のCMに使っていた家庭的で親しみやすい「お~いお茶」に名前を変えました。すると20億円程度だった計画に対し初年度の売上が倍の40億円、3年目には120億円に急増しました。現在は、1400億円まで成長し、まさしく“ネーミング効果”の代表たる製品です。しかし男女同権・ジェンダー意識が高まった現在では、夫が妻や子供に、あるいは職場の女性に「お~いお茶」なんか恐ろしくて言えません(苦)。令和の時代は、またまた改名して『自分でお茶』にしたら?

Sankoua
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