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商品はネーミングが命20・ボンカレー|世界初の市販用レトルト食品として登場・カレーの世界を一変させた/食品のカラクリ

2019年11月13日 | ネーミングが命
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 商品はネーミングが命
ボンカレー|世界初の市販用レトルト食品として登場・カレーの世界を一変させた

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◆パウチの気密性は大塚グループ会社の点滴液の殺菌技術が功を奏す
大塚食品の「ボンカレー」は、世界初の市販用レトルト食品として1968(S43)年に誕生しました。以来50年を超えて販売、約30億食が売れ「国民食」と言えます。今や日常では数々のレトルト食品が売られていますが、当時は画期的な製品でした。また1960年代は、家庭のカレーは固形ルーが一般的で、具材を煮込んで調理するのに手間が掛かりました。ボンカレーの登場で、食品の加工保存とカレー調理の世界が一変したのです。調理なし、それもたった8分の湯煎(せん)~当時はそれでも早いと思われました(現在はレンジで1分半)。

大塚食品はパウチ詰めの調理済カレーの開発に乗り出しましたが、保存料なし・長期間・常温保存のコンセプトの技術は難しく、試行錯誤の繰り返しでした。ところが同じ大塚グループ会社が培ってきた、点滴液の殺菌技術が功を奏します。気密性の高いパウチに詰めたカレーを、専用の加圧釜で殺菌したことで製品化されました。それでも当初は賞味期限2~3か月だったものが、アルミ泊製袋の採用で2年に延びました。

◆当初の松山容子さん(お姫様役)の外箱デザインは今も沖縄で健在
ところで「ボンカレー」の「ボン」は、フランス語の“おいしい”からきています。当初は、お姫様役で有名な松山容子さんの外箱でした。しばらくCMで使った「牛肉100%」は、実にうまいキャッチコピーでしたね。当時は、牛肉は高価でしたので牛肉の文字はインパクトがありました。いかにも牛肉が、多く入っているように思えるからです。小さく数粒しか入ってなくても、牛肉は100%に間違いありません(笑)。肉を食えなかった世代は、魅力的なコピーだったのです。なお沖縄では、なぜか松山容子さんでないと売れないそうで今も“健在”です。沖縄限定販売で、「沖縄土産」として買っていく観光客もいるようです。

Sankoua 家庭のカレーは何でもないのにレトルトカレーを食べるとゲップが出るのか?

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