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フジ平井委員がバイキングで「学術会議OB年金250万円終身」とフェイクニュース/少数派

2020年10月13日 | メディア・SNS
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フジ平井委員がバイキングで「学術会議OB年金250万円終身」とフェイクニュース

M20201010 NPO「ファクトチェック・イニシアティブ」にリンク

■政府は次々と飲食でメディアを懐柔、TVは政府寄りのコメンテーターで溢れる
トランプ大統領のフェイクニュース連発から、米国メディアでは厳しい「ファクトチェック」が行われています。毎日新聞もそれに見習い、ファクトチェックの記事が掲載されるようになりました。ファクトチェックとは、Wikipediaによると情報の正確性・妥当性を検証する行為、事実検証または事実確認とも呼ばれるものです。さっそく、対象になったのがフジテレビ情報番組「バイキング」での平井氏の発言です。投稿者は、偶然、リアルタイムで番組を観ていました。毎日新聞(上図)によると、▽発信内容:日本学術会議の会員OBは日本学士院会員になり、死ぬまで250万円の年金をもらえる。 ▽発信者:平井文夫上席解説委員 ▽日時:2020年10月5日 ▽場所:フジテレビ情報番組 ~ファクトチェックでランク「誤り」の判定が出されました。誤りが明らかになりましたが、事実誤認か?あるいは政府を慮っての発言かは不明です。ただ問題は、フェイクニュースにも関わらず下記記事のように、安倍・菅首相の支持者らが日本学術会議を批判する趣旨で平井氏の発言を次々にツイートなどで拡散したことです。<詳細は下記新聞記事>

平井氏が、場違いの「バイキング」の番組に出るようになったかの経緯です。同時間帯に、TBS番組「ひるおび」の存在です。“政府御用人”田崎史郎氏を半年ほぼ連日出演させ、安倍・菅首相への援護射撃のコメントを繰り返させました。同番組はどんどんと右傾化した結果、視聴者はバイキングに流れたのです。MCの坂上忍氏は見掛けに寄らず、またゲストも政府批判するリベラル者が多数出演し番組の人気が上がっていきました。本来なら局側は喜ぶべきですが、政府批判に慌てたフジ幹部は、田崎氏と負けず劣らずの右翼思想の平井氏を投入、コロナ禍で苦しむ国民・庶民を逆なでするような発言をさせるようになったのです。幹部に気に入られ調子に乗った平井氏は、他の件でもフェイクニュースをコメントし続けました。事実無根な発言が重なるため、ファクトチェックの対象に上げられたのです。安倍首相は、田崎氏・平井氏などメディアの人間を飲食に誘い懐柔していったのです。さて私達は漫然と情報番組を見ることなく、コメンテーターがどうして過剰に政府寄りのコメントをするのか、その背景を知る眼が必要です。

毎日新聞 10月10日(土)付
*タイトル付け、文章の省略化、補足は投稿者によるものです。


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■記事/日本学術会議と日本学士院は別組織も連携付けるフェイクニュース
日本学術会議の任命拒否問題に絡み、フジテレビの10月5日昼の情報番組「バイキングMORE」で、平井文夫上席解説委員が「会員OBは日本学士院会員になり、死ぬまで250万円の年金をもらえる。そういうルールになっている」と発言し、インターネット上で拡散された。同様の発言をする与党議員もいたが、日本学士院などに確認すると、日本学術会議OBが学士院会員になるというルールはなく、発言は誤りだった。

平井氏は日本学術会議のように、公金で運営している学術団体は「欧米は全部民間。日本だけ」と発言し、こう続けた。「民営化して自分たちで会費を払って、提言すればいい。この人たち6年ここで働いたら、その後、学士院というところに行って、年間250万円年金もらえるんですよ。死ぬまで」。この発言に、スタジオから「えーっ」と驚きの声が上がった。早速、ツイッター上では、安倍晋三前首相や菅義偉首相の支持者らが、日本学術会議を批判する趣旨で平井氏の発言を次々にツイート。自民党の長尾敬衆院議員は「この既得権益の在り方、しっかりと是正していきます」と投稿するなど、広く拡散した。

驚いたのは日本学士院や日本学術会議の担当者たちだ。日本学士院事務室(東京・上野)の担当係員、望月健志さんは「誤りですね」ときっぱり。日本学術会議と日本学士院は別組織だ。前者は首相が所轄する内閣の機関(法令上は「特別の機関」)、後者は文部科学省所轄の機関(同)である。 日本学術会議は1949年設立。推薦で会員になった学者・研究者が集まり、科学的観点から政府に提言する組織と位置づけられ、定員は210人で任期は6年。再任はできない。

■記事/学術会議OBが学士院会員になれるというフェイクニュース
一方、1879年発足の日本学士院は、日本学士院法で「学術上功績顕著な科学者を優遇するための機関とし、学術の発達に寄与するため必要な事業を行う」とされる。会員は任期のない終身制で、定員150人。初代会長は福沢諭吉で、野口英世や北里柴三郎、新渡戸稲造、西田幾多郎など教科書の「偉人」が登場し、現在もノーベル賞受賞者が名前を連ねる。会員は存命中、250万円の年金を受け取れるが、学術上の功績を考えれば「既得権益」などと呼べないだろう。

望月さんは「日本学術会議の会員やOBは学士院会員になるといった規則はありません。会員の選出は日本学士院会員選定規則に定められており、年1回官報で会員候補者の推薦を募ることを公示し、総会での承認を経て選出します。推薦ができるのは ▽大学や研究機関の長 ▽日本学士院の会員 ▽日本学術会議の会員――の三つです」と説明。つまり、日本学術会議の会員であれば、日本学士院会員になれる、というのは誤りだ。「日本学士院会員の中で、現役の日本学術会議の会員は梶田隆章会長ひとりだけですし、日本学術会議の会員経験がなく、学士院会員になる人はたくさんいます」と望月さんは強調する。

■記事/フジは翌日放送で訂正・謝罪も平井氏本人は出演せず
「バイキングMORE」は6日放送分の番組末尾で、担当アナウンサーが「昨日の放送について補足と訂正がある」と前置きした上で、平井氏の発言について「学術会議の会員全員が学士院の会員になって、年間250万円の年金を受け取れるといった誤った印象を与えるものになりました」として謝罪した。

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