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イージス・アショア配備先が秋田と山口県なのはその先にハワイ・グアムがあるから/少数派

2019年07月02日 | 政治情勢2
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/政治情勢
イージス・アショア配備先が秋田と山口県なのはその先にハワイ・グアムがあるから

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■我が国のためではなく米国の防衛として日本海上空で北朝鮮のミサイルを打ち落とす
陸上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備をめぐり、地元説明会の最中に担当官が居眠り、あるいは周辺山頂の測量角度が誤っていたなど、杜撰な進め方をしています。さて防衛省は、イージス・アショアの設置場所について9か所を検討した結果、陸上自衛隊新屋(あらや)演習場(秋田市)、むつみ演習場(山口県萩市)の2か所を「適地」(適切地)と説明しました。それは、全くの欺瞞です。防衛省は口を堅く閉ざしていますが、そもそもミサイル防衛は我が国のためではなく、「米国防衛」のためです。そのための適地として、最初からその2か所が決定されていたことに間違いありません。北朝鮮から発射されたミサイルを、ハワイ・グアムに到達する前に、日本海上空で打ち落とすための迎撃システムなのです。

適地を証明する1つが、秋田大学工学資源学部の福留高明元准教授自身のフェイスブック投稿です。2018年8月、北朝鮮の長距離弾道ミサイル「テポドン」の発射基地があるとみられる舞水端里(ムスダンリ) → 米軍基地が置かれるグアム、ハワイの地理的位置関係を分析した記事です。舞水端里を中心とした地図(上記画像)を見れば、ハッキリ分かります。ミサイルの大円軌道(最短コース)が直線で表現され、秋田は舞水端里=ハワイを結ぶ直下、萩市は同=グアム直下に位置するとしています。発射地点が西海岸の東倉里(トンチャンリ)に移ってもほとんど条件は同じだそうです。福留氏は、このように防衛省が「秋田市と萩市という2地点にこだわるのは、「我が国を防御する観点から」ではなく、『米国を防御することの目的』、「米国防衛」のため~と言わざるをえないと指摘しています。

■もはや米国防衛のためにもならない?6000億円を投げ打ったイージス・アショア
2つめが、既に米政府や米軍などから、こうした発言が繰り返し示されていることです。米太平洋軍のハリス司令官(当時)は、米上院軍事委員会でこう証言しました。「日本がこれらを購入すれば、われわれが配備しなくて済む」 「米軍の負担軽減になる」。あまりに、露骨かつ正直な発言と言えます。その直後の2017年8月、日本政府は導入を正式に表明。秋田・山口両県への配備検討に着手したことを見れば、この一連の流れは明白なことです。6,000億円もの巨額な費用を投じて、導入する必要は何らありません。軍事評論家の指摘を耳にする身も蓋もない(苦)が、既に北朝鮮の技術のほうが上回っており、イージス・アショアをもってしても打ち落とせないとしています。6,000億円を投じても日本どころか米国の防衛にもならず、トランプ大統領へのご機嫌取りに終わりそうです。

最後に、イージス・アショアの言葉説明をしておきます。
「アショア・ashore → a+shore」は、岸・海岸・陸の意です。
「イージス・aegis」 ギリシャ神話・最高神ゼウスの娘アテナに与えた盾のこと
「イージス艦」 米国の艦隊ミサイル防衛システム
「イージス・アショア」 そのシステムを陸上に配置しようとするもので、
前提に北朝鮮のミサイルを打ち落とすシステム

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