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日本選手のメダルラッシュ本当の理由は「選手強化費」大幅増加の効果によるもの/東京五輪の危うさR8-3

2021年07月30日 | 東京五輪の危うさ/本文
Oiympictp2 少数派シリーズ/東京オリンピックの危うさVOL.111
ROUND8 コロナ禍・猛暑下の東京五輪開催の過ち検証編 3
日本選手のメダルラッシュ本当の理由は「選手強化費」大幅増加の効果によるもの

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五輪メダルではありません

■今や競技の質が高まり個人の実力だけでは限界がありどうしても国の支援が必要
連日、日本人選手の金メダルラッシュに沸いています。開会式を境に「五輪中止」のワードが急減少、選手を讃える言葉が増加し至って日本人らしい動向です(皮肉)。メダルが取れた理由は、よく言われることは実力に加えて「地の利」、猛暑に強い、コロナ禍における諸外国の準備不足・練習不足や有力選手の辞退・感染出場停止などです。しかし一番の理由は、「選手強化費」(税金)を急増させたからです。2013年の東京五輪招致以降に注ぎ込まれた額だけを見ても、730億円とも言われています。メダル獲得選手は、身体能力が高いことは言うまでもありません。しかし誤解して欲しくないことは、今や競技の質が高まり個人の実力、プラス、国の支援がないとなかなか勝てないのです。下記の通り、2008年・北京、2012年・ロンドンそして東京開催と、各国とも自国開催へ向けて「選手強化費」を急増させました。すると見事なほどにメダル数は伸びるのです。そして大会が終わり「強化費」が減らされるとメダル数が減る、その相関関係が顕著なのです。口の悪い評論家は、「金(かね)」で「金(きん)」を取ると言いますが、実はその通りなのです。アフリカなど経済が貧しい国の選手が実力で勝つことはありますが、概ね大国(国威発揚主義)・人口が多い・経済が豊かな国・競技予算が多い国がメダルをさらってしまうのです。オリンピックの裏側を見てしまうと、単純に喜べません。それを言っちゃ身も蓋もありませんが、五輪の現実も知って頂きたかったのです。

G735olm ※北京大会のメダル数は、上記の投稿者作成の表が正しい。

■今後は強化費が減らされ次回パリ大会で日本の選手強化の結果が試される
既号で、安田菜津紀さんが「オリンピックのメダルの数と重症者の数を報道するのはグロテスクな世界」と批評しました。投稿者も国別メダルランキングの一覧表が大嫌いで、スポーツ精神に背くと思っています。話は変わり選手は今までの努力に対して、謙遜してメダルが重いと言います。しかし実際の重量も、本当に重いのです。メダルは直径8.5cm・厚さの最大部は11mm、500gもあるのです。ペットボトル500mm入りに相当し、例えば3個獲得した選手が首に吊るせば1.5kgです。肩凝りや首筋を悪くしそうです。金メダルは、銀の地金に金メッキしたものなので値段は約6万円弱です。ここからは、前段の続きです。有力選手は大勢のスタッフが付き、延べ億単位の強化費が注ぎ込まれます。引退後は競技団体や五輪・JOCなどの組織に留まる場合が多く、恩義に感じることから、選手のためより逆に「組織のため」「政府のため」と本末転倒な言動が起きるのです。選手才能は優秀でも、管理指導能力は無能な人もいます。それらが相俟って競技団体のトラブル、五輪関係のトラブルが多発、結局、自分が元選手だったことを忘れてしまっているのです。今後は予算が減らされるので、将来に向けての選手作りや健全なスポーツが芽生えるかは疑問です。次回パリ大会で、結果が試されます。私達はメダルラッシュにただただ喜ぶだけではなく、スポーツの現実にも眼を向けましょう。

Sankoub
次号/松尾貴史氏コラム◇開閉会式費用は165億円・それであの程度ならばただ腹立たしい
前号/「五輪一色のTV中継でいいのか」NHK・民放の大騒ぎ報道は菅首相の意に沿ったもの

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