新型コロナで亡くなると即刻袋詰めされ遺族は死に顔を見ることさえもできぬ残酷さ／少数派

　少数派シリーズ　特設｜新型コロナウイルス ＶＯＬ．２８
新型コロナで亡くなると即刻袋詰めされ遺族は死に顔を見ることさえもできぬ残酷さ



■志村けん兄、病院でも火葬場でも弟けんさんの顔を見られず最期の別れもできず
新型コロナウイルスの感染が全国に拡大、死者が増大しているこの時期、平気で３密のパチンコ店や離島など各地へ旅行、遊び歩いている人が多数います。そんな連中は、高尚？な私のブログは見ていないから言っても無駄か。ウイルスを家族に移し亡したら、最期を看取れずにそのまま火葬されてしまうんですよ。もちろん真面目な行動を取っていても運悪くご自分が・ご家族が亡くなった場合、残酷なことが待ち受けています。一般の病気・怪我などで集中治療室に入れられた場合、家族が立ち会う、あるいはガラス越しに見られます。しかし新型コロナ感染者の場合は「完全隔離」が徹底され、病院にもよりますがガラス越しでも見られません。亡くなっても感染の恐れがあるため、即刻、血液や体液を通さない非透過性（見えない）の納体袋に入れられてしまいます。そのため家族は、立ち合うどころか亡くなった方の最期の顔を見られないのです。

それだけに留まらず、遺体はご自宅に戻されたり斎場にも運ばれず、霊柩車による火葬場への移動さえできません。葬儀社・火葬場側も感染を恐れ、拒否するところが多数出てきています。先祖から受け継いできた葬儀社や、地元の火葬場とは異なる所で執り行われるのです。火葬も、一般者が終わった午後４時以降にされます。炉前の立ち合い、遺骨を拾うこと（骨揚げ）さえもできません。志村けんさんの兄・知之さんによると、病院に入院してから一切対面できず、葬式もできず・遺体に花を手向けること・火葬も立ち会えず、「最期の別れ」さえできなかったのです。唯一、まだ温かく熱が残っている骨壺だけが戻ってきて抱いたと言います。感染者は無症状の方も多く、遊び歩いている人間がもし感染していたら、自分の家族のみならず、全く縁もない方々に移し、こんな残酷な目に遭わせてしまうのです。後悔しても、取り返しがつかないのですよ。

■ホテル・自宅療養でも入院保険金が出る／米国は治安悪化から銃購入が急増
これだけではまだまだ終わらず、自分が感染あるいは人に移したら、地方自治体から嫌というほど感染ルートや会っていた人を探られます。職場はもちろんのこと立ち寄った場所は、大々的な殺菌・消毒作業が行なわれます。職場や相手関係先の方々も調査され、一連の作業が終わるまで職場閉鎖、職場全員が２週間程度自宅待機など迷惑を掛けます。さらには良くないことですが、感染するとネットで個人や会社が特定され、両方へ誹謗中傷などの悪質電話、ネット掲載、自宅へ投石・落書きも多くなっています。最悪、真面目な行動を取っていた方も感染すれば職を失うこともあり、ましてや移動制止を聞かずに感染したらとんでもないことになるのです。これらふざけた人間によって、ますます医療関係者を追い込み、自分も、一生、世間に頭が上がらなくなるのです。こうしたことを知らないとは言え、この時期に勝手に出歩く人間は、罪深いものです。

ここからは、その他の内容です。感染者ではなくても、この時期に亡くなった方の葬儀が大変です。３密防止から小人数や家族葬が増え、通夜後の会食を取りやめる流れのようです。２つめは、大手生命保険会社は感染しホテルや自宅療養する患者にも、医療保険の入院保険金を支払うことになりました。「感染」の病院診断書の提出が条件で、「回復」の診断書が出される間までが入院日数にカウントされます。最後はいかにも米国らしい内容で、「銃の購入」が急増していることです。感染拡大により治安悪化し、銃で自衛しようとするものです。銃販売者がＦＢＩ に購入希望者の犯罪歴を確認するシステムがあり、その確認数が２月２８０万件に対し３月３７４万件です。実際の３月銃販売数は２００万丁でしたが、過去２番目だそうです。日本人の感覚では、銃よりもそれ以前の医療体制の充実や個人の健康管理が、身を守れるものだと思うのですが。


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