食品のカラクリと食べ物語

食品の安全・安心が総崩れし、成分不明な食材・商品ばかりです。
その酷さやマヤカシ、危険性・不健全さに迫ります!

食品のカラクリシリーズ/分野別リンク表紙 [食品表示の隠れ蓑]

2016年01月13日 | 食品表示の隠れ蓑|記事
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 分野別リンク表紙  ■食品表示の隠れ蓑

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R41ayun_3399b ■食品表示の隠れ蓑

04 スーパーの刺身1点盛りと刺身盛り合わせとでは品質・健康面で全く別物
   ◇刺身盛り合わせは質が悪い物を組み合わせ油脂や食品添加物がベットリ
03 機能性表示食品の制度は悪質業者を増大させ健康被害の心配も
   ◇健康目的の表示制度ではなく成長戦略による企業の売上増大のため
02 そんなバカな!ニジマスを使っていても「サケ弁当」の表示がOK
   ◇これではいつまでも回転寿司店でニセモノ魚・深海魚を食べさせられる
01 消費者庁が食品偽装に対するメニュー適正表示ガイドラインを公表
   ◇成形肉や牛脂注入肉をステーキと表示するのは優良誤認に当たる

Nfoods_0104_2 誠に勝手ながらコメントのやりとりは致しておりません

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スーパーの刺身1点盛りと刺身盛り合わせとでは品質・健康面で全く別物/食品のカラクリ・食品表示4

2016年01月12日 | 食品表示の隠れ蓑|記事
Ntpkarakuri

Nfoods_0104_2 食品のカラクリシリーズ 刺身の盛り合わせ/食品表示の隠れ蓑
スーパーの刺身1点盛りと刺身盛り合わせとでは品質・健康面で全く別物
刺身盛り合わせは質が悪い物を組み合わせ油脂や食品添加物がベットリ

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■健康のために刺身盛り合わせをやめて1点盛りを2種・3種買いましょう
消費税の軽減税率の検討段階で、刺身の盛り合わせが加工食品であることを、国民の多くが知るきっかけとなりました。それ以前には、食品関係者でもごく一部の方しか知っていませんでした。刺身の1点盛りは生鮮食品、煮たり焼いたりしない刺身でも2点盛り以上は「加工食品」の分類になる、おかしな法律が存在します。単なる分類だけの相違じゃないか!と思っている方、その背景を認識しないと、一生、まがい物・不健康食品を食わされますよ。

2015年に「食品表示法」が施行、従来のJAS法・食品衛生法・健康増進法の「食品表示」の部分だけを集合・統一した法律です。しかし消費者視線による根本的な改善を図らぬまま、旧態依然・業者寄りの法体系をそのまま持込んだため、こんな“摩訶不思議”なことが起こるのです。例えば、あなたがスーパーで鮪(まぐろ)と烏賊(いか)の刺身2点盛りを買うなら、高くついても鮪と烏賊それぞれの刺身1点盛りを買うことをお勧めします。それは、2つの理由があります。

1つめは刺身のような生鮮食品には、何も添加してはいけないルールがあります(それでもルール違反を見掛けるが)。しかし刺身が加工食品扱いになってしまえばその規定が適用されないため、油脂や食品添加物が嫌というほど使われます。コストカットのため質の悪い鮪を仕入れ、美味しく見せるために赤い着色料、食感をトロっぽくするために事前に植物油に浸しておくケースが多発しています。烏賊も、食品添加物の甘味料を塗るのです。烏賊が甘いのは新鮮だからではなく、甘味料のせいです。刺身1点盛りと刺身2点盛りでは、こうした違いを知っておきましょう。スーパーであっても、信用できません。

■刺身盛り合わせは加工食品と理解し、まがい物を食わされないように
刺身盛り合わせが加工食品扱いになるのは、専門用語で「異種混合」という区分けがあるからです。例えば鮪と烏賊は「異種混合」、鮪と茹で蛸(ゆでだこ)の盛り合わせは「加工品混合」です。つまり異なる種類が混合されると、加工食品になるルールがあるのです。刺身1点盛りなど生鮮食品は、「原産地表示(漁獲海域)」と「解凍・養殖」の義務があります。しかし加工食品の扱いになれば、義務がなくなるのです。刺身1点盛りを勧める2つめの理由は、どんな品質なのかが分からないからです。刺身盛り合わせに表示義務を課すと、生産者や販売者が原産地(獲れた海域名)や解凍・養殖の表示が多岐になり、表示ラベルの変更など作業性が悪く、経費も掛かることを理由に表示が免除されることです。

しかし現在のスーパーや街の魚屋さんでも、食品管理は格段に向上しています。これほど食品表示が必要とされる今、こんなバカな前時代的な管理を許容するこの法律は、やはり消費者より生産者向けに制度化されたものだからです。むしろ生産者(実際は加工業者)やスーパーは、この法律の恩恵を受けるどころか「悪用」しています。意図的に“異種混合”させて、食品表示隠しをするのです。養殖鯛やハマチなど中国産と表示すれば売れない、知る人は知るダイオキシンやメタル水銀が非常に高い地中海産養殖鮪、安くて質の悪い着色鮪などは、刺身盛り合わせ専用に使われます。

つまり刺身1点盛りと刺身盛り合わせは、質の面・健康面を考えれば全く別物なのです。中国産や都合の悪い食材は、見えにくいルートに乗せるのです。大手スーパーでさえ、法律の抜け道を悪用して(残念ながら法律には違反していないため)意図的に使い分けています。魚介類は消費者にとって、見掛けからは分かりにくいため、こうした事前の知恵が必要と考えます。刺身の説明をしていたら食べたくなったので、今夜は刺身にしましょうか?

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機能性表示食品の制度は悪質業者を増大させ健康被害の心配も/食品のカラクリ・食品表示3

2015年05月08日 | 食品表示の隠れ蓑|記事
Ntpkarakuri

Nfoods_0104_2 食品のカラクリシリーズ 機能性表示食品/食品表示の隠れ蓑
機能性表示食品の制度は悪質業者を増大させ健康被害の心配も
健康目的の表示制度ではなく成長戦略による企業の売上増大のため

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■企業が研究文献を提出するだけで勝手に健康表示ができる
「機能性表示食品」の制度は、加工食品・農林水産物・サプリメントに、健康への効果を示す機能性表示を認めるものです。ラベルに、「骨の健康を保つ・肝臓の健康を保つ機能があります」といった表示がされます。トクホ(特定保健用食品)・栄養機能食品に続く、第3の公的な制度です。トクホなどと同じような表示ができ、紛らわしいことは否めません。消費者の声によって食品の安全性を求めた表示制度ではないのです。政府の成長戦略として、売上増大を目的に政府や健康食品・食品メーカーの強い要望で始まったものです。

トクホは安全性や効果について、国が審査し消費者庁が許可します。許可まで数年から10年、企業は億円単位の費用が掛かります。一方、機能性表示食品は、企業自ら臨床試験をすることもなく、機能性の成分に関する研究文献を提出するだけです。消費者庁が受理すれば、OKなのです。企業にとっては膨大に掛かる機能性の研究開発費用を掛けずに、簡単に表示できる実に安易な制度なのです。研究文献の提出と言えば、製薬会社と大学・研究機関がグルになった薬剤事件が発生しました。同様に、ゴロゴロいる金目的の“御用学者”に過去のデータを引っ張り出してきて書かせれば、研究文献などはすぐに完成できるものです。

ラベルの機能性を、鵜呑みにしてはいけません。トクホでさえ、わずかな効能しかなくても表示が認められている商品が多々あります。消費者として、極めて疑わしいといったスタンスで向き合うべきです。トクホや機能性表示食品の効果は、健康な人がさらに健康を維持できるためのものです。病気の人がこれらの食品を多く摂っても、病気が治る訳ではないことです。なお機能性表示食品は、トクホのような“バイザイマーク”はなく、「表示は事業者の責任、国(消費者庁)の審査を受けていない」と記載されます。また「~の効果が報告されている」という表現は、メーカーが臨床試験をしておらず研究文献だけの提出と理解して下さい。

■消費者の思い込みや勘違いを逆手に取ったフレーズに騙されるな
国や企業は、消費者の健康アップを目的にしておらず、専ら売上拡大のみを目指しているからです。過去に米国で同じシステムを導入したら、市場規模が5倍になった“二匹目のドジョウ”を狙っているのは明らかです。サプリメントなどの悪質業者が、虎視耽々と消費者を騙す手口を用意しています。刺激のあるコピーや、消費者の思い込みや勘違いを逆手に取った商品フレーズが出てくるでしょう。サプリメントのフレーズを真に受けて摂取すると、特定成分だけを過剰摂取して、肝硬変などの健康被害の危険性も考えられます。

消費者庁は、トクホの許可でも持て余しています。まして自前の検査機関がなく、機能性表示食品の扱いは民間に委託するそうです。店頭チェックは、保健所に頼むこととしています。政府から強引に依頼されたとはいえ、消費者庁は本来の食品衛生の監視業務でさえ手が回りません。そんな中で機能性表示食品のチェックなど、到底、できる訳がないのです。国はこんなことよりも、消費者庁に予算や人員を増やし、原料原産地・遺伝子組換え表示や食品添加物・食物アレルギーなど、本来の消費者のための業務を強化すべきです。

機能性表示食品の制度は、言わば国が悪質業者を支援するようなものです。消費者団体・日本弁護士連合会や、真面目な学者・識者から厳しい批判が出ています。さらに食品専門家は、トクホは国の審査を通った信頼性から、値段が高くても消費者の多くがトクホを選択するだろうと言っています。もっと言えば、消費者は表示の機能を追い求めるより、バランスの取れた食生活が大事です。いずれ一部の消費者が、健康被害に遭う恐れが極めて高いと言えます。溢れるCMに踊らされることなく、消費者の「眼力」が試されます。

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そんなバカな!ニジマスを使っていても「サケ弁当」の表示がOK/食品のカラクリ・食品表示2

2014年06月27日 | 食品表示の隠れ蓑|記事
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Nfoods_0104_2 食品のカラクリシリーズ 適正表示ガイドライン(2)/食品表示の隠れ蓑
そんなバカな!ニジマスを使っていても「サケ弁当」の表示がOK
これではいつまでも回転寿司店でニセモノ魚・深海魚を食べさせられる

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■消費者庁は業者の圧力に負けて表示問題でも“腰抜け状態”
メニュー適正表示ガイドライン説明の2回目です。中でも、最大に疑問、許せないと思うことは、消費者庁がニジマス(サーモントラウト)を使っていても、「サケ弁当」“しゃけ弁”の表示をOKとしている点です。理由は、ニジマスを「サケ弁」と表示しても、「消費者が勘違いしない」ことを挙げています。いや、消費者は「サーモン」を使っていると思っている方が大半と思われます。昨今の偽装表示問題から、サケ弁はニジマスを使っていることを知ったのではないでしょうか?

ごくごく簡単に説明すれば、「トラウト」は鱒(ます)類を指し、淡水で育てればニジマスと呼び、概ね25cmぐらいの体長です。一方、海水で養殖すれば70cmの大きさになり、主に南米チリなどで育てられ、「サーモントラウト」と呼ばれます。消費者庁は、生物学的には全く同じであり、ニジマス(トラウト)を使っても「サケ弁」表示OKといった、無理・強引な解釈です。

その背景には、「ニジマス弁当」では売れなくなるといった水産業者・飲食店・回転寿司業界などの厳しい抵抗があったとされます。一方、主婦連や消費生活関係者は、「使った食材の名前を、正しく表示させることを基本とすべき」「サーモントラウトを使用していることを積極的に表示して、美味しさを伝えるべきだ」「今までいわゆるニジマスであることを知らずに食べていたのだから、業者は消費者の認識を変える努力をすべき」などの声が挙っています。

■これでは今後も回転寿司は本物の魚ではない「偽装魚」ネタが続く
普通、日本では、鮭(さけ)は国産のシロザケやノルウェーから輸入されるアトランティックサーモン(タイセイヨウサケ)を指します。そもそも弁当チェーンや回転寿司店などの飲食店には、JAS法などの表示義務がありません。従って、今後もニジマスを使いながら、堂々?と「サーモン握り」などのお品書で売ることでしょう。全く消費者庁の“腰抜けぶり”(消費者よりも、業者の立場にたった姿勢)は、これからも延々と続くでしょう。

実はサケ弁表示の問題は、ほんの小さな部分です。投稿者が危惧していることは、消費者庁がこんな考え方なら、飲食店や回転寿司店の「偽装魚」は解決しません。回転寿司が安いのは、ほとんどが本物の魚を使っておらず、偽装魚と呼ぶ外国の別種魚や深海魚だからです。言わばニジマスをサケと呼んでもよいなどと言っているようでは、日本人は今後もニセモノ魚、インチキ魚を食べされ続けるでしょう。

▽消費者庁メニュー適正表示ガイドライン (前出)
Guide

Sankoua_2 前号/消費者庁が食品偽装に対するメニュー適正表示ガイドラインを公表

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消費者庁が食品偽装に対するメニュー適正表示ガイドラインを公表/食品のカラクリ・食品表示1

2014年06月20日 | 食品表示の隠れ蓑|記事
Ntpkarakuri

Nfoods_0104_2 食品のカラクリシリーズ 適正表示ガイドライン(1)/食品表示の隠れ蓑
消費者庁が食品偽装に対するメニュー適正表示ガイドラインを公表
成形肉や牛脂注入肉をステーキと表示するのは優良誤認に当たる

Guide

■消費者庁はやっと重い腰を上げたが意気込みは見られない
消費者庁は、高級ホテルの食材の虚偽表示問題を受けて、メニューなどの適正表示のガイドラインを公表しました。2回に渡り、お伝え致します。図表は、ブログ者が独自に編集しました。社会常識や法令を考慮し、表示全体から個別に判断するとして、具体的な30数項目を示しています。実際のものよりも著しく優良と認識される表示をした場合は、「優良誤認」として景品表示法に基づいた違反としました。

具体的な例は、成形肉・牛脂注入肉を「ステーキ」と表示するのはNGです。理由として、ステーキとは牛の生肉の切身(1枚肉)を焼いたものであり、いくつもの肉片を結着させた成形肉などはステーキやビーフステーキとは表示できません。但し、ハンバーグステーキやビーフカレーに成形肉を使っても、消費者が誤認しないとしてOKと示しています。しかしブログ者として後者の見解は甘く、消費者が現時点でそこまで理解していると思えないからです。

その他・表示NG例として、ブラックタイガー⇒「クルマエビ」、ロブスター⇒「イセエビ」、 バナメイエビ⇒「シバエビ」。また、市販品のパン⇒「自家製パン」、機械打ち麺⇒「手打ち麺」、ホイップクリーム⇒「生クリーム」、中国産の栗⇒「フランス産の栗」などと表示するのはNGです。またロブスターにも関わらず伊勢湾の写真を載せたり、他の名産地の“イメージ”を連想させることも禁止です。表示OK例は、ニジマスを使用⇒「サケ弁当」(次号で説明)、解凍魚⇒「鮮魚」など。

■場当たり的な表示では却って消費者を混乱させる
解凍魚⇒「鮮魚」表示OKは、今までの世間の常識を覆すものです。消費者庁は、鮮魚の認識は様々なこと、また現在では冷凍・解凍技術が進歩して、解凍魚を鮮魚と表示しても問題ないとしています。但し解凍魚にも関わらず、「港でとれたて」「今朝、市場で買い付けた」などの表現はNGとしています。

消費者庁は、表示の違反は「消費者の目線から判断する」としています。事例を補足すれと、成形肉を使った場合でも「ステーキ(成形肉)」と表示すればOKとしています。これでは却って、消費者が混乱してしまいます。消費者庁は毅然たる姿勢がなく、業界・業者の圧力にあっぷあっぷしている状態に見えます。

Sankoua_2 次号/そんなバカな!ニジマスを使っていても「サケ弁当」の表示がOK

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